魔法少女始♀ちゃん

魔法少女始♀ちゃん


 私の名前は相川始、今日から那宗野高校に入学する普通の高校生。裏の顔は

カリス「そこまでだ」

 スピニングダンス

怪人「グワー!」 ドカーン

数年前から人を襲う怪人を倒すために活動する魔法少女、マスコミに何度も謎の戦士カリスとして取り上げられたが見た目が違うので正体はバレていない。高校に上がり出現頻度が減ったと思っていた怪人がまた活性化し始め学校に通いハカランダで働き魔法少女として活動するのが日課になる。

そんな生活を送っていたある日ハカランダの店主の娘の天音ちゃんがこんな話をしてきた

天音「昨日下校中に友達と歩いていたら突然怪人が襲ってきてどうなるかと思ったけどキバと狼さんが助けてくれたんだ!お陰で無事に帰ってこれたよ」

始「それは良かったね(キバと狼…何度か協力して怪人を倒したあいつらか)」

天音「あとキバと狼さんともう一人カメラ持ってたお兄さんがいてその人が私達に逃げ道を教えてくれたんだ」

始「キバと狼さんは誰か分からないけどそのお兄さんは誰か分かるだろうし今度お礼を言わないとね…そのお兄さんってどんな人かな?」

天音「確か…」

 カランコロン

遥香「いらっしゃいませ」

剛「今日は何を頼もうか…お、この間の」

天音「始さん、あの人だよ。お兄さんこの間はありがとう!」

遥香「あの人が天音が言ってたお兄さん?天音達を守ってくれてありがとうございます」

剛「どういたしまして」

始「詩島か…感謝するぞ」

剛「うわ近っ!何だよコソコソと」

始「キバと狼のそばにいたとはどういう事だ」

剛「俺はあの2人の写真撮ってただけだ」

始「前もそんな事を言ってなかったか?」

剛「偶然だって」

始「私の正体を教えるからあの2人の事を知ってる範囲で教えろ」

剛「はい…」

 数日後 紅家

 ピンポーン

渡「剛くん、ドア開いてるよー」

剛「おじゃましまーす!」

始「おじゃまします」

渡「いらっしゃい…え、始ちゃん!?」

巧「何でこいつがいるんだよ…ん?どっかで嗅いだ事あるような匂いが」

キバット「クンクン…確か赤いハートの…カリスだ!あいつの匂いにそっくりだ!」

渡「そんな、始ちゃんがカリスだなんて」

始「当たりだ」

渡「えぇー!!」

巧「おいマジかよ…」

剛「マジだよ!この間小学生助けただろ、その中に始の知り合いが混ざってたらしくて」

巧「そんな偶然あるのか…」

始「怪人の勢いも増しているしお前らと協力しないと倒せない奴も出てきたから協力しようとしたんだが」

キバット「それは全然歓迎するぜ!」

渡「僕も大丈夫だよ」

剛「巧は良いか?」

巧「まあ良いぞ、ただし足は引っ張るな」

始「それはこっちのセリフだ」

剛「いきなりケンカするなって!」

渡「また仲間が増えて賑やかになったね」

キバット「そうだな!」

Report Page