魔法使いの"キープ"

魔法使いの"キープ"



「この間の隈乃温泉での一件のときはありがとー!そしてこれからは君のサーヴァントってことで…よろしくね、マスター」



笑って答えたその人は蒼崎青子。つい先日の地味に世界が滅ぶ危機だった特異点で藤丸と知り合った、何を隠そう本物の『魔法使い』。

時間旅行すら可能としてしまう規格外で、そしてその割に藤丸にとってはとても気さくで話しかけやすい綺麗なお姉さんといったところな印象を抱かせてくれる美女だった。あと身体がえっち。


そうしてカルデアで共に過ごしてみると元生徒会長というのは伊達ではないらしく、特異点から引き続き距離感が頼りになる学校の先輩とか年上の女友達みたいなノリのいいヒトなものだから、彼もついつい頼りにする日々が続き。




そうして順当に絆が深まっていったある日のこと…




「ところで青子さんは恋人つくらなかったの?」

「あはは、なに?いきなり自殺したくなっちゃった?」


日々の雑談で「藤丸君は好きな子いないのかなー?」「好きというか女性経験はかなりあります」「うそぉ!?」的なからかい半分の導入から彼の女殺しな性活から発展した後のなかなかにエぐい返しであったが、これが許されるくらいにはまあ二人の仲は深まっていた。


「…いやいなかっただけでキープしてるのはいるし!いざとなればアイツだって…」


とかなんとか彼女が目をそらしてゴニョゴニョ言い始めたところで、ふと。

青子は藤丸の顔をじーっと見つめた。


「青子さん?」

「……割と君も顔いいわね…経験はあれど恋人はいない、かぁ…」


段々と顔が赤くなっていく魔法使いに、察した藤丸もギリギリ冗談に聞こえるレベルのトーン、聞きようによっては本気とわかる話し方で言った。

かつての青子だったら即座にグーパンもあり得たろうし、今までなら笑って肩パンされて諫められるくらいはされた質問を。

それは藤丸の経験上、ここなら確実にヒットするのがわかるからこその、歴戦の女殺しとしての踏み込みだった。



「青子さんの"キープ"、俺も立候補します。…気になるなら、身体の相性も確かめてみませんか?」




その夜、マイルーム。ベッドの上で。



「あっ…♡ふじまるっ…やっ、やめなさっやめてっ…っんんん…っ!やめ、あ゛ぁっ♡おかし゛く゛な゛る゛ッッ…!あ゛ーッ♡とまれっ…とまっでえ゛えぇ…ッ!ひっ…!?♡うあ、ぁああっ♡んッ、あっ、あんっ♡も、らめ…っ!」

「藤丸、じゃないでしょ?"マスター"って言ってよ。青子…っ!」

「ごめっ…♡ん…っ!ま、ますたー…っも、おく、ん゛っ、ぐりぐりずるの、やめぇっ……ッ♡ふか、あ゛ぁ♡ッふかいィッ♡んん゛んんっ!!!♡ひ、あ゛ッ♡あ、あ゛ーッッ♡し、ぬ゛…ッ♡しんじゃ、あああ゛ァッ!!」

「青子さんって、お姉さんぶってたけど処女だったんだね。(令呪とか薬とかイロイロ使ったけど)こんな子宮小突きまわされただけでダメになっちゃうの、すごく相性がいいみたいだ」


お互いに裸になった二人。藤丸は、四つん這いにさせた青子の腰を後ろからがっしりと掴み、既に愛液が溢れて一突きごとにじゅぶじゅぶと水音を立てる秘所に挿入を繰り返し、パンパンと肉がぶつかる音を響かせながら彼女の尻肉を波打たせるほど激しく責め立てていた。


(…私は今は彼のサーヴァントだし、まあ初めてを捧げちゃってもいいか…よく見たら筋肉もあってすごく顔のいいオトコノコだし♡もしあんまり相性良かったら私本体のキープ君にしてあげよう)

というちょっと甘く見すぎていたとしか言えない青子は、藤丸の百戦錬磨のセックス技術+令呪での感度上昇・脱処女の痛覚変換・モルガンやメディアやレディ・アヴァロンたち天才魔術師をチンポで言うことを聞かせたあげくに使わせた精力増強魔術etcによって、簡単に陥落。

今の青子は、藤丸というマスターのサーヴァント(性奴隷)、ただのオモチャ。極上の身体をした人型オナホにされていたのだった。


「ごっ、こんなのっ…おかしっ…♡なんで、こんなっ、きもちいいのよぉっ…!!」

「だから相性だってば。青子さん、おマンコイキっぱなしにされると頭も回らなくなっちゃうんだね、可愛いなぁ」


藤丸は諸々の細工は棚に上げてしれっと宣う。そうしてなんでもないように青子の丸い大きな尻に、バシィ!と平手を落とすと、「きゃんっ♡♡」と青子を知る者からは考えられないような悲鳴が上がる。

彼の常人より長く太く固いチンポで1ストロークごとに彼女の膣内を耕しきって子宮を乱打しながら、そのまま男好きのする魔法使いボディを弄ぶ藤丸だった。


「それにしてもえっちな身体してるよね青子…さんっ?」

「ひぎっ♡♡んん゛ッ♡お゛っ!?」


後ろから覆いかぶさるようにして、むんずっ!と豊満な胸を鷲掴みにして揉み解す。

この短時間で身体がバカになってしまった青子は、そんな荒々しい手つきにも、むしろ男としての逞しさを感じて何十回目かの絶頂。ぷしゃっと潮をまき散らした。

そのまま藤丸はのしかかるように青子の身体を潰し、寝バックに移行する。クソ雑魚魔法使いがもはや絶対に逃げられない体勢になってしまった。


「ん…っ!ああぁっ♡ひっ…!!あぅ…ッもぉっ、ぁッ♡きもち、いのい゛ら゛な゛い゛ぃッッ♡な、なん゛でぇっ!ひっ…!?♡うあ、ぁああっ♡んッ、あっ、あんっ♡ひっ♡らめぇええ゛っ♡きっ♡あァ♡き、ち゛ゃうぅ゛う゛ッ!!!!!」

「魔女って面白いよね、モルガンやメディア…それにバーヴァン・シーもかな?『私達はヒトとは違いますから』みたいな感じなのに、いざチンポで虐められると歳とか矜持とかかなぐり捨てて見境なく普通よりアヘアヘするの。しかもドはまりした挙句、自分たちからおマンコ虐められたくていっぱい俺のチンポ強くする魔術とか使ってくるし」

「あーっ♡あ゛ーーッ♡う、だがら゛っ♡ほかのおんなでおぼえてくぇええ゛ッ!?ごんなっ…もっはじめてっ……じゃ、にゃいっ!ふじまるのばかぁっ…♡あ゛ーッッ♡おまんこぱんぱんするのっもっ、やめでっ!ひぬ゛っ、しんじゃうからぁっ!!」


完全に組み伏せられて初物魔法使いマンコをひたすら掘削され続ける青子は、普段の強さはどこへやら。意味をなさない単語の羅列を呂律のまわらない口から、涎と一緒についでに目からは涙と一緒に垂れ流しながら零し続ける。澄ました顔をして軽口を叩きながらピストンを続ける藤丸と、もはや序列は誰が見ても明白だった。

オスに支配されて身体を差し出すだけのよわよわメスな最新の魔法使いと、メスを支配して身体を貪り種付けする人類最後のマスター。


「それじゃ、そろそろ出すからっ…!俺のザーメン全部、子宮で飲み込んでっ…!!」

「ひっ……!?ひいぃっ♡ダメッ…もっ、やめぇ゛えッ!!…んんッ♡あ゛っ、あ゛んっ♡ひうっ♡ぞんなっ、やめぇええ゛っ♡」

「イくぞっ…青子っ…!」

「きっ♡あァ♡き、ち゛ゃうぅ゛う゛ッ!!!!!~~~~っっ♡」


どぴゅるるるるっ!と青子の子宮を白濁が満たしていく。

藤丸は全体重を使って彼女の身体にのしかかり、腰を押し付けて精液を流し込む。深すぎる絶頂を迎えた青子の足の先がピンとなり、喉が反って舌がだらしなく出た。



容赦ない全力膣内射精で青子をマスター用オナホにしてから、数分経って。


「はーっ……はぁっ……よっ…と」

「ふぎっ…!お゛っ……♡お゛お゛オ゛ぉっ……♡」

「ふぅ……青子さん、大丈夫?」

「…………………っ♡」


青子の洪水のような愛液まみれの中に白濁をぶち込んだ卑猥なクリームパイと化した秘所に巨根を突っ込んだままの藤丸は、忘我のままな魔法使いの顔をぺしぺしと手で軽く叩いた。こんなことをしたらつい数時間前の彼女なら何を言われたか分からないが、もうすっかりベッドでの"序列"はできている。上の立場の男として、下の立場の女相手に何も問題ない振る舞いだった。

気絶寸前だった彼女もやっと目の焦点が合ってきたらしく、思考も取り戻しつつあったが…蕩け切った顔で考えることはただ一つ。



(やば……これ、もう…戻れなくなっちゃった、かも……♡)



そんな彼女の耳元で、藤丸は囁いた。

数分間の休憩で、もう乱れた息が整っている本当にいつもの口調で、青子にとっては悪魔のような囁きを。


「まだ終わりじゃないよ。俺、まだ一回しか出してないし」

「え゛っ……!?」


青子は慌てたが、たしかに藤丸の剛直は彼女の膣内で硬さを失っていない。


(うっ嘘っ…!?わ、私、マスターが一回イく前にどれだけイっちゃったと思って……これ、まさか、一晩中ヤられるやつ……!?)


「あ、あのぉ……マスター?私もう限界っていうか……」

「大丈夫、俺が満足するまでだから。それに最後、やっぱりマスターじゃなくて藤丸って言ってたでしょ?ちゃんと間違わないように、躾けてあげたりしたいし」

「ひぇっ……ッ!し、しつけって私をなんだと…はっ、ひぁあっ♡あぅう……ッ♡やらぁ……!も、むりらってぇえ……♡んッ♡あ゛ーッッ♡」



……その後、青子は朝まで。逞しい腕で持ち上げられての駅弁で、尻だけ無理矢理掲げさせられてのバックで、仰向けにされての種付けプレスで。徹底的に犯され続けた。

太すぎるカリ高チンポで彼女の膣内を開発し尽くされ、弱いところをこそぎ取るように削りとるように。普通ならある痛みも全てが脳を焼き尽くすほどの快楽に変換されて。


全てが終わったとき、ベッドの上には満足気にペットボトルの水を飲む人類最後のマスターと。

長い脚をガニ股におっぴろげてマンコから愛液と精液を垂れ流し、完全に失神してときおり細かく痙攣するだけの無様な姿になった最新の魔法使いという絵面が待っていた。


この後藤丸はいつものようにカルデアの業務に向かい、青子はそのまま一日お休みとなったのは…つよい雄とよわい雌という間柄において、当然とも言える成り行きだっただろう。




そんなことがあって以降。




「あ、いたいた。……マスター!ちょっと今晩なんだけど」

「カルデアの廊下を走って来てくれるくらい積極的なのは嬉しいけど…うーん…でもマシュからも誘い受けてるし」

「いいじゃない、ここで会ったのも何かの縁よ」

「縁ってもう。…青子さん、あくまで俺達の関係は"キープ"、なんだからね」

「もちろん♡わかってるって」


それまでの男性、および男性との性行為に対するイメージや知識を全て破壊された青子は、当然ながら藤丸との(激しい)プレイにドはまりして、文字通り彼に抱かれるためなら何でもするようになっていた。

その姿はさしずめ、



(そう、キープ。……まあ、"私が彼のキープ"になっちゃったみたいだけど♡)



男を知らなかった魔法使いは、半人前以下の魔術使いに、自分の身体を自分以上に熟知されて。どうしようもなく堕ちていく。

それまでの想いを塗り潰され、傍目にはいつもの快活で気さくで、主人公属性の頼れるお姉さんのまま。キープという名のマスターのサーヴァント(性奴隷)となる。

他の魔女達のように、これからもどんどんと自分から身体を差し出して、ベッドにおいてさらなる最下層へと堕ちていくのだが……


それはまた別の話であった。

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