高杉ログインボーナスクソ怪文書

高杉ログインボーナスクソ怪文書


♡カスユーザー俺君による晋虐,全体的に無様寄りエロ

含まれるもの:イラマ,喀血,騎乗位,結腸姦,エロ衣装,疑似排泄,機械姦,AIタカスギ,種付プレスとか


 ──ホワイトデー

 サーヴァントとして本実装が決定した高杉晋作による"高杉ログインボーナス"が彼直々に、メッセージ付きで全国のマスター達に配布されることとなった。

 ──しかし。


【何が高杉ログインボーナスだ!!】

【報酬しょっぱいんだよ!!】

【どうせこの後のガチャで回収するんだろうが!!】

【30億聖晶石配って】

【何そのドスケベインナーふざけてるの?】


「いや貰う立場で図々しいな君たち!!」


 呼符1枚にQPをチマチマ渡されても渋いガチャ確率に煮え湯を飲まされてきたマスター達にとっては雀の涙である。そのくせ毎日毎日ねっとりとしたフルボイスを聞かせてガチャ回転を煽るとはなんと卑劣。こんな横暴を許してはならない。

 そんなわけで乞食根性を発揮し"更なる報酬"を要求するマスター達。普通であれば何言ってんだお前と一蹴されてもおかしくはないが、そこはそれ長州が生んだ麒麟児高杉晋作である。マスター共のふざけた要求を「面白い」と受け入れ、追加報酬を約束したのであった──



──ログインボーナス2日目


「──そんなわけで追加報酬のついた高杉ログインボーナスだ♡」


 かつての高杉重工よりもかなり狭くなった事務所に迎え入れると、高杉は早速マスターのズボンを脱がしにかかる。露わになった下着を薄い唇で挟んで下ろすと、ブルン! と大きく揺れて陰茎が飛び出した。


「うあっ!?」


 既に臨戦態勢を取った陰茎は勢いのまま高杉の端正な顔を打ち据える。


「は……ハハッ、摩羅に頬を打たれるのは初めてだよ」


 驚いて下着から口を離してしまった高杉は笑顔を浮かべつつも、その口端は引き攣っている。

 実のところ、"面白いから"と安請け合いしてしまったことを若干後悔し始めていた。


「で、今日はこれをしゃぶればいいんだったか。念の為言っとくが口淫の経験はないぞ。長州だと衆道は禁止されてたし、いやだから逆らわなかったってわけでもないが。僕だって普通に女性の方が好きだしな」

【御託はいいんでさっさとしゃぶってください】

【この後仕事なんで】

「おい……。まぁ、いいけど」


 小さく溜息をつくと、高杉はいきり立つ陰茎を口に含んだ。

 口淫の経験はないと言ってはいたものの、彼なりに知識をつけてはきたのだろう。口腔内で舌を這わせ、吸い上げる。内頬に亀頭が押し付けられて白い頬が膨らむのは視覚的に中々クるものがある。

 が、いかんせん下手である。

 クッソ下手である。

 まず陰茎を半分も口に含めていない。狭い口腔に先っぽを収めてちゅっちゅ吸ってるだけ。ナメてんのか。舐めてるけど。

 全くヨくないわけではないが射精には程遠いもどかしい刺激に早漏マスターが耐えられる筈もなかった。鮮やかな紅梅の髪ごと頭を掴むと、思いっきり引き寄せると同時に腰を突き上げた。


「ごぶッ!?」


 見開かれた切れ長の目を白黒させる高杉に構わず、マスターは高杉の口腔を、喉を好き勝手に蹂躙する。


【すみません高杉さん】

【クッソつまんねぇフェラだったんで】

「…………!!」


 みるみる赤く染まる頬はつまらないと誹られた怒りからか、或いは喉を陰茎で塞がれて窒息しかけているせいか。

 狭い咽頭に締め付けられればたまらない。ガツガツと腰を打ち付け、やがて口腔に射精した。


「〜〜〜〜ッ!!」


 食道を通り、粘度のある重たい精液が流し込まれていく。胃を埋め尽くされてしまいそうな程に長い長い口内射精。最後の一滴まで絞り出して満足すると、漸く陰茎が高杉の口腔から引き抜かれた。粘度のある糸が引いて唇と亀頭を繋ぎ、ぷつりと切れる。


「う……っ……」


 高杉は呻き口元を押さえた。そして、次の瞬間。


「ごぽっ……! かふっ……!」


 口から溢れたものが木製の床にぶちまけられた。

 先程射精(だ)したばかりの白濁に血が混ざってほんのりピンク色に染まっている。その後も何度か咳をして血と一緒に精液を吐いていたので、マスターは本来のログボを持って事務所を後にした。



──ログインボーナス3日目


「というわけで本日の高杉ログインボーナスだ」

【あんなことあったのによく続ける気になりますね】

【自分が言うのもなんですけど】

「いや、本当にそうだぞ。あの後大変だったんだからな。掃除とか」


 見れば事務所の床は綺麗に掃除され、先日の惨状などまるでなかったかのようだった。


「君、昨日言ったよな。"つまらない"って」

【言いましたね】

「この僕が折角わざわざ必要のない追加報酬で楽しませてやろうとしているんだから、そんなことを言われてはいそうですかと終われるわけがないだろう。分かったらさっさと脱げ。あとそこに布団敷いといたから横になってくれ」


 見れば机は雑に端に追いやられ、本来机があった場所には凡そ事務所には場違いなお布団が敷かれている。

 言われた通り脱いで仰向けになると、その上に霊衣を消して成人男性にしては華奢な身体を曝け出した高杉が跨った。展開が早くて助かる。


「ちゃんと準備してきたんだ。なるほど、こういう趣向も中々悪くない。サーヴァントは排泄をしないから、ある程度手間を省けるしな」


 腰が降ろされ、先端が後孔に触れる。本来排泄の為の器官であり異物を受け入れるようにはできていないそこだが、高杉の言うように"準備"をしてきたのだろう。勿論多少の抵抗はあるが比較的スムーズに陰茎が呑み込まれていく。


「んっ……ふ、ぅ……」


 マスターの腹に手をつき、高杉は熱っぽい息を吐き出して笑った。


「じゃ、精々楽しんでくれたまえよ♡」


 切れ長の目を細めて見下ろしながら、高杉は腰を振る。

 とはいえただゆっくりと腰を上下させるだけの動きはお世辞にも上手いとは言えず、寧ろどう足掻いても拙いとしか言いようがない。なのに当の本人はそれとなく"イイトコロ"に当ててじっくり快楽を拾いつつこなれてきたみたいな顔をしているのがなんとも腹が立つ。

 早漏マスターが耐えられる筈もなく以下略。

 生まれたての仔馬の如くぷるぷる震える細腰を掴むと、下から突き上げた。


「あ゛ッ!?♡」


 不意打ちの一撃に白い背がしなり喉が反る。あの飄々とした猫みたいな顔から濁った喘ぎ声が洩れ聞こえるのは中々気分が良い。


「き、君……勝手なことをするなよ。僕がシてやるから……」

【いや、このままだと全然イけないんで】

【しかも全部挿入(はい)ってないじゃないですか】


 ふうふうと息を整え勝手な行動を諌めようとしてくる高杉をバッサリと切り捨てる。

 先程から高杉の尻とマスターの下生えが密着することはなく、収まりきらなかった陰茎が幾分か余った状態であった。


「挿入(はい)らないんだよ、分かるだろ。大体昨日も思ったけど君のはデカすぎるんだ。しゃぶってて顎が外れるかと思った。デカければ気持ちよくできると思ったら大間違いだぞ」

【社長は小さいですよね】

「小さくない、小さくないぞ。なんてこと言うんだ。形が良いと言ってくれたまえ」


 長州一の色男は陰茎もイケメンだとでも言いたいのか。まあそこはどうでもいい。

 挿入(はい)らないわけがないのだ。直腸に完全な行き止まりなどないのだから。

 改めて華奢な腰をガッシリと掴むと、思いっきり力を込めて下へ引き寄せた。

 ごりゅッ、ぐぼッ♡♡

 くぐもったような音が聞こえた……ような気がした。


「…………え、」


 今度こそ、あまり肉のついていない生白い尻と下生えが完全に密着する。一瞬何が起こったのか理解できずにいた高杉だったが、目を白黒させて──


「〜〜〜〜〜ッ!!?♡♡」


 ビクン! と大きく仰け反り自称形の良い陰茎からぴゅるぴゅると白濁が飛んだ。

 そのまま腰を押さえてブチ抜いた結腸をボコボコに突き上げる。


「お゛、あ゛ッ♡♡ まって♡♡ ひぎゅっ♡♡ ん゛お゛ぉッ♡♡」


 薄い腹が歪に膨れ、生前は味わったことのない最奥を抜かれる快楽に困惑し流されるしかないさまはいやはや絶景かな。長く伸ばした赤毛が乱れ舞うこと花のごとく。まるでお花見気分である。

 そうして付け焼き刃程度の知識と技量で早漏(こちら)を翻弄できると勘違いした色男の肛門を徹底的に理解(わか)らせ春の花のごとく色づかせると、ヒクつくそこから白濁を垂れ流してビクンビクンと痙攣する高杉を布団に放置しマスターはログボを手にしてクールに去るのであった。



──ログインボーナス4日目


「お待ちかねの高杉ログインボーナスの時間だぞ♡」

【…………!?】


 事務所を訪れたマスターを待っていたのは勿論高杉晋作である。しかしその格好はいつもと大きく違っていた。

 まず目を引いたのは真っ赤なウサ耳。肩から腕にかけて同色の赤い袖に覆われ、逆に胸から股間は殆ど丸出しにされていた。乳首には申し訳程度にハート型のニップレスが貼られ、陰茎はフリルのついたやたら可愛らしい玉ブラに包まれている。

 あと何故か先日までとは違い第一臨の赤みがかった黒髪おかっぱスタイルである。


「ドスケベインナーがどうとか言ってたから、衣装の趣向を凝らしてみたぞ。どうだい、現代だとこういうの流行ってるんだろ?」


 そう言って眼の前で一回転。ご丁寧に丸出しの尻に尻尾までついている。

 恥ずかしいにも程がある衣装だ。実際高杉本人も平気そうに振る舞ってはいるが、色白い頬を真っ赤に染めている。どうしてもログインしてきたマスターを翻弄したいと見える。最早破れかぶれか。

 クソデカ溜息を吐き出したマスターは飄々とした風を装う高杉に近づいていくと、むんずと尻尾を掴んだ。


「えっ」


 そのまま思い切り引っ張るとずりゅりゅっ♡♡ と肛門から大小様々に連なったアナルビーズが飛び出す。


「お゛ッ!?♡♡」


 玉ブラに包まれた陰茎から射精するのも構わずぬっちゅぬっちゅとアナルビーズを出し入れしてやれば、高杉は何度も絶頂へと追いやられる。


【あのさぁ……】

「ひっ……♡ ひぃっ……♡♡」


 ガクガク痙攣する腰を乱暴に掻き抱く。アナルビーズを引き抜いて投げ捨てると、ごとりと重い音が聞こえた。

 昨日と変わらず色づきヒクつく肛門に陰茎をあてがい、一気に貫く。


「お゛ぉ゛ッ♡♡」

【高杉さんにはがっかりですよ】


 華奢なシルエットの両腕を掴み、立ちバックでごりごりと直腸を穿つ。


「お゛ッ♡♡ ん゛お゛ッ♡♡ お゛ほッ♡♡」

【逆バニーとかいう散々擦られて手垢まみれのネタに走るとか……】

【ナメてんですか?】

「ひぎっ♡♡ て、てを、離し……お゛ッ♡」

【市場調査が圧倒的に足りてないんだよ!!】

「お゛、ぁ……ッ♡♡ ん゛お゛ぉ゛ぉ゛〜〜〜〜ッ♡♡♡」


 一際力強く腰を打ち付けて結腸を貫くと、高杉は舌を突き出し背を仰け反らせて絶頂へと達した。



──ログインボーナス5日目


「……高杉ログインボーナスの時間だが」


 今日はいつも通り、紅梅の髪を長く伸ばした二臨スタイルだ。なんだか難しい顔をした高杉は、小さく溜息をついた。

 飄々とした笑みもなくいつもの格好で出てきたということは、とうとう追加報酬のネタも尽きてしまったのだろう。先日の時点で既にネタ切れヤケクソ感はあったが。


「ところで、ログインボーナスを貰うだけなのに随分と大荷物だな」

【大変だったので途中まで運んでもらいました】

「僕の事務所に勝手な……と言いたいところだが、一体何を持ってきたっていうんだ? ん?」


 案の定高杉は荷物に興味を持ち始めた。マスターは大荷物の中からあるものを取り出し、高杉に見せてやる。


「なんだそれは……? でっかい注射器……?」

【まあ、注射筒ですね】


 続いて取り出したのは大きな瓶だ。中は鮮やかな赤い液体で満たされている。


「なんだい、それ」

【媚薬入りアナルゼリーです】

「──────なんて?」

【媚薬入りアナルゼリーです】

【高杉さんの為に用意したので色も高杉さんの髪色に合わせました】


 マスターの迷いのない返答を聞き、高杉の笑みが引き攣る。

 

「じゃあ、何かい。それを……その、いれる気だっていうのか。僕の……肛門に……」

【はい】

【追加報酬、楽しませてください】

「……ハハ…………」


 引き攣った表情から乾いた笑みが零れ出た。



「ぐ、ぎっ……♡ い゛ッ……♡♡」


 事務所の机に手をついて突き出された尻が震える。膨れた肛門に筒先が埋まり、シリンジに満たされた赤いゼリーがゆっくりと押し出されていく。

 腹の中に半固形状のそれが入ってきた瞬間、バチバチッと脳を灼かれるような錯覚。ぶわっと体温が一気に上がり、額に玉のような汗が浮き出る。

 ──あ、これやばいかも。

 なんて考えるよりも早く押子がシリンジのゼリーを全て押し出して胎(はら)を満たした。


「ふっ……♡ ふぅ゛……っ♡」

【おかわりありますからねー】

「は? ま、待ってくれ、いらな……ひぃっ♡」


 熟れた肛門に筒先を埋められるだけで身体はかってに快楽を拾い上げ、ちゅっちゅと浅ましく無機質なそれに吸い付く。二度目の注入を終え引き抜こうとすると物欲しそうにヒクついた。


「あっ、あぁっ……! も、漏れる、漏れッ……んぎっ!?♡♡」


 アナルプラグで詮をしてやればできあがりだ。

 高杉は華奢なシルエットの脚を震わせ、はふはふと息をしながら机に縋りついていた。

 ゼリーで満たされた薄い腹はぽっこりと膨れ、まるで孕んでしまったかのようだ。


【高杉さん、今日のログインボーナスください】

「はっ……♡ はぁ……♡ ちょ、ちょっと待って……♡」


 膨れた腹を重たそうに抱え、プラグが抜けないようひょこひょこ歩く姿のなんと滑稽なことか。色男の無様な姿からしか得られぬ栄養素がそこにあった。

 何やら引き出しをガサゴソと探ると、いつもの呼符とQPが入った布袋を取り出して戻ってくる。それをマスターに手渡すと、高杉は早々に踵を返してどこかへ向かおうとした。


【どこへ行くんですか?】

「み、見れば分かるだろ。厠に……」

【そんなのトイレに流したら詰まっちゃうでしょ!】

【社員みんなが使うんですよ!】


 いけしゃあしゃあと抜かしつつ、マスターは予め用意していた大きめの盥を取り出し、差し出した。


【ここにしてください】

「はぁ!? ……わ、分かった、分かったからもう出て行ってくれ……!」

【駄目です】

【ちゃんと出せるか確認してから行きます】

「そ、そんなことしなくていいから……お゛ッ!?♡」


 徐ろにアナルプラグを引き抜かれ、切れ長の瞳が見開かれる。

 内容物を押し出さんと蠕動する腸。詮が無くなってしまえば即座に決壊寸前だ。漏らさないよう必死に肛門を締めれば、媚薬が浸透しきった身体はその刺激だけで軽くイってしまう。


「ぅ……あ……ッ! 嫌だ、嫌だ……っ!」


 確かにこれまで陰茎をしゃぶったり、騎乗位で陰茎を肛門に銜え込んだり、思い出すだけで赤面物の馬鹿みたいな格好で誘惑したりもしたが、それらとこれとは羞恥の種類が違ってくる。

 他者の目があるのに粗相をするなど信じられない。歯を食いしばり、滝のように汗を垂らしながら生前以来の排泄欲に立ち向かう。


【我慢は身体に悪いですよ】


 マスターの手が膨れた腹に触れ、ゆっくりと撫でた。


「ひっ……!」


 手付きは非常に優しいものだが、今の高杉にとっては拷問にも等しい。排泄を促すようにくるくると円を描き、時折ぐっぐっと腹を押されてしまえば耐えきれず…………。


「…………あっ」


 熟れた肛門が盛り上がり、鮮やかな赤いゼリーが顔を出す。

 急転直下。こうなればもう高杉の意思では止められない。耳を塞ぎたくなるような汚らしい音を立て、ゼリーが肛門をくぐり抜けていく。


「あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ッ!!?♡♡」


 絶叫、絶頂。盥の中で山を作っていく真っ赤なゼリー。目の前にいた全ての元凶に縋りつきながら行われる疑似排泄行為。あまりにも凄まじい快楽は思考回路を灼き切り、射精を伴わない絶頂をもたらした。

 やがて疑似排泄を終えゼリーを全て出し切る頃には、高杉は目を剥き気を失っていた。

 これは明日の準備が楽になって丁度いい。

 マスターは気絶した高杉を一旦横たえると、残りの大荷物の封を開け始めた。



──ログインボーナス6日目


【こんにちはー】

「ん゛お゛ぉ゛お゛お゛ッ♡♡ お゛ッ、お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛〜〜〜〜ッ♡♡♡」

【うわ、喘ぎ声うるさっ】


 事務所の真ん中。わざわざ持ってきた大荷物の本命。

 特製のピストンマシンに拘束され機械に犯され獣のような喘ぎ声を上げる高杉の姿がそこにはあった。

 周辺の床には赤黒いシミが幾つもできていて、犯されながら喀血したであろうことが見て取れる。昨日から拘束しっぱなしなので是非もない。


【今日のログインボーナス貰っていきますよ】


 先日高杉が探っていた辺りに検討をつけ、ログボ入りの布袋を見つけ出す。


「ま゛ッ……! まっで……かふっ、ゲホッ!!」


 そのまま立ち去ろうとすると必死の形相の高杉が呼び止め、血を吐く。

 ビシャッ、と床に新しく赤黒いシミが増えた。

 普通の人間なら死んでいてもおかしくないだろうが、そこはサーヴァント。生前の病弱さを引き摺っているからといってそうそうくたばることはない。


「お゛ッ、ひっ♡♡ とめ゛でッ、こ、こぇとめてッお゛ぉ゛ッ♡♡ はずし、てぇ゛え゛ッ♡♡」

【時間がくれば外れようにしてあるんで】

【それじゃあ】

「うそだろ……ちょっと待っ……あ゛♡♡ お゛ッ♡ イぐイぐイぐッ……♡♡ またイかされ……ッ♡♡ ん゛ほお゛ぉ゛お゛おお゛ぉぉッ♡♡♡♡」



──ログインボーナス7日目


《残念ながら晋作は体調不良につき本日欠勤だ。なので急遽僕が出てくることになった》


 そう言って応対をしてくれた電子音声の主は高杉晋作本人ではない。ホログラム映像として浮かび上がった第一臨高杉……AIの高杉晋作ことタカスギであった。


《昨日は僕の本体に随分な無体を働いてくれたようだな。壮絶だったぞ。喉が潰れるまで喘ぎ散らかして寧ろR-18Gって感じ?》

【昨日の朝来た時点で相当ヤバそうでしたもんね】

《そこ分かってるなら助けてやってくれてもよかったんだが? なんでこんなヤバい奴の要求飲んじゃったんだ? 馬鹿なの晋作?》


 淡色のホログラム映像は高杉と同じ顔でドン引いた表情を浮かべている。

 どうやら本体の高杉は昨日のアレの影響でログイン画面(こっち)に出てこられない程弱っているらしい。可哀想に。誰だよそんな酷いことした奴。


《ちなみに、この通り僕はホログラムなので物を持てない。ログインボーナスは勝手に持っていってくれたまえ》

【はーい】

【ところで】

《まだ何か?》

【AI相手に何もできないとは言ってませんよ】


 一瞬の沈黙(レスポンスのちえん)。けれどすぐにタカスギはくすくすと笑みを浮かべた。


《何を言い出すのかと思えば。僕はただのプログラムで、立体映像だぞ。君が晋作にしたような"エロい事"ができるわけないだろ。残念だったな。帰ってシコって寝ろ》

【ここにくるまでにウイルスを仕込んでおいたので】

《…………へ?》

【そろそろかと】

《何言って…………ぁ゛!?》


 タカスギの表情がみるみる変わっていく。セピア色なので顔色の変化は分かりづらいが、なんとなく頬が染まっているだろうことは見て取れた。目も潤んでいるように見えなくもない。


《おい、一体どんなウイルスを……!? 身体がおかし……いや、"僕"に身体はないだろ!? なんでこんな……へ、ぁっ?》


 ホログラム映像の中に手袋を着用した沢山の"手"が増える。

 小さくてすばしっこいそれらは物の数でタカスギの動きをあっという間に封じ、バンドマン崩れみたいな衣服を脱がしてしまう。本体の高杉となんら変わらぬ華奢な肢体を無数の手が這い回り、薄い胸を、細い腰を、余分な脂肪のない腿を愛撫する。


《ひっ♡ 待て♡ これ絶対おかし……あ゛ッ♡♡ ああっ……♡♡》


 AIが感度を上げられる感覚とはどんなものだろうか。いかんせん人の身では分からない。

 未知の感覚に身悶えるホログラム映像をそのままにし、マスターは事務所を立ち去るのであった。


《ひあ、ぁ゛ッ♡♡ 誰だよ、んっ♡ ただのプログラムにエロい事なんかできないって言った奴……! ん゛ぅ゛ッ♡♡ そ、そうだよ、僕だよぉ♡♡ お゛ッ♡♡ お゛ぉ゛〜〜〜〜〜……ッ♡♡♡》



──ログインボーナス最終日


「サーヴァント史上最悪の退去の仕方をすると思ったんだが?」

【ファッキングマシンで死んだサーヴァントとして名を残すんです?】

「うるさいよ」


 無事復活を遂げたらしい本物高杉はピシャリと言い放った。冷たい視線がマスターを突き刺す。


「まぁ、いいさ。どうせ高杉ログインボーナスも今日で終わりだからな。最初にあんなふざけた要求を呑んだのも僕だし。最後まで付き合ってやるよ。……で、今日は何をさせるんだ? あんなことされた後だし、何が来ても驚かないぞ」


 そう。ここまで続いた高杉ログインボーナスも本日で最終日だ。泣いても笑っても、ここにいる高杉晋作と共に過ごせるのはこれで最後になる。

 であれば……。


【じゃあ……】


………………

…………


「最後に普通に性交がしたいって……あんだけ色々してきて一体どういう情緒してるんだ君。いや、ある意味面白いが」


 これまで散々嬲ってきた華奢な肢体を布団の上に横たえる。傷もシミもない、日に焼けていない生白い肌。切れ長の瞳、スッと通った鼻梁。白い布団の上に広がる紅梅の長髪。改めて見つめると、本当に今更ではあるが、何もかも芸術的な造形に生唾を飲む。

 髪を踏みつけないように手をつき顔を近づけると、ちょっと待てと腕を突っ張られた。


「接吻はしないぞ。っていうかなんでしても良い流れだと思ったんだ?」

【最後まで付き合ってくれるって言ったのに……】

「性交はしてやるさ。気にするのは今更だし、突拍子なくて少し面白かったのも本当だからな。でも僕が唇を許すほど君に好感を抱いてると思わないでくれ。自慢のAIまであんなにしておいて……」


 ぶつくさ言いながら高杉は色気もクソもなく脚を開いて見せる。


「ほら、さっさと挿入(い)れて出すもの出してくれ。それでログインボーナスは終了だ」


 なんということだろう。社長は情緒を大切にする男だと思っていたのに。

 がっかりしつつ、マスターの目線は高杉の肛門に注がれていた。

 慎ましやかだった筈の肛門はすっかり赤く色づいて、第二の唇のようにぷっくりと膨らんでいる。ヒクつき戦慄くさまは呼吸でもしているかのよう。

 思わず感嘆の息が洩れるほどに、どこに出しても恥ずかしいドスケベアナルに仕上がっていた。これならいずれ縦割れも夢ではないだろう。贅肉のついていないシュッとした品のいい尻にこんな下品なアナルが隠れているギャップがたまらない。

 マスターは差し出されたドスケベアナルに迷いなく指をねじ込んだ。


「お゛ッほぉ゛♡♡」


 澄ました顔は一瞬にしてアヘ顔へ。舌を突き出し射精を伴わないメスアクメへと至る。指だけでこれでは長州一の色男も型なしである。


【社長、ひょっとして昨日ずっと自分でケツ弄ってました?】

「…………ッ!!」


 カッと頬が赤く染まる。冗談半分の問いかけであったが、否定の言葉が出ず言い淀んだ辺りどうやら図星のようだった。

 高杉があのほっそりとした指で自ら肛門を耕していたであろう光景を思うとひどく興奮を覚えると同時、どうしてそれを見せてくれなかったのだと思うと実に腹立たしい。

 衝動のままにきゅうきゅうと締めけてくるふわとろアナルをぐちゅぐちゅと掻き回した。ビクン! と白い喉が仰け反る。


「お゛ひッ!?♡♡ や゛めッ♡♡ ゆびやめッ♡♡ それじゃ、な゛ぁ゛ぁ゛ぁッ♡♡」

【こんなエッチなアナル晒しといて何が挿入(い)れて射精(だ)して終わりだよ!】

【ちゃんとドスケベアナルに相応しいチン媚びをしろ!!】

【生意気マゾメスでごめんなさいと言え!!】

「お゛ッ♡♡ お゛ッお゛ぉッッ♡♡ ん゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉぉ〜〜〜〜〜ッッ♡♡♡」


 高杉は爪先までピンと伸ばした脚ピンアクメに打ち震えた。だが、絶頂の余韻に浸らせるつもりは毛頭ない。そもそも早漏のマスターがチン媚びを待てるわけがないのである。

 いかないで♡ とばかりに吸い付く我儘アナルから指を引き抜き、寂しがるそこにイキり立つ陰茎をあてがう。

 勢いをつけて腰を突き出せば、ごりごりと腸壁をこそぎながら亀頭が最奥を叩いた。


「んぎっ……!?♡♡」


 大きく見張る目はともすれば飛び出してしまいそう。

 アツアツの胎内にねっとりと包み込まれる肉棒。生意気な射精の催促に耐えるように大きく息を吐く。

 そして細い腿を掴み、華奢な身体を無理矢理折り曲げて──そのまま思い切り腰を振り下ろした。所謂種付プレスである。


「お゛ッ…………!?♡♡ おお゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ッ!!?♡♡♡」


 雄子宮(けっちょう)をブチ抜かれアクメ地獄に陥ったところへ追い打ちをかけるように何度も腰を打ち付ける。バチンバチンと肉がぶつかり合い、ぐっぽぐっぽと結腸口を穿つ。細脚がぱたぱたと藻掻き無駄な抵抗を試みていたが数秒も続かず脚ピンアクメへ切り替わった。


「や゛べっ♡ たしゅけッ♡♡ たしゅげでッ♡♡ イ゛ぐッ♡ ん゛お゛ッ♡♡ ん゛おぉ゛ぉ゛ぉぉッ♡♡」

【オラッちゅーしろ!!】

【ラブラブ純愛エッチにはキスハメが必須だろうが!!】

「んぶっ!? ん゛ぅ゛うう〜〜〜〜ッ♡♡」


 殆ど抵抗できない状態になったところで強引に唇を奪い舌をねじ入れる。互いの口の周りを涎でべとべとにしながら高杉の舌を捕らえ、酷い水音を立てて貪った。


「ん゛ぅ゛ッ、むぐ、ぢゅっ……♡♡ ぷはっ♡♡ あ゛♡♡」

【うちのカルデアに来いよ社長!!】

【即ハメOKアナル嫁として永久就職しろッ!!】

【式にはちゃんと松陰先生も呼ぶからな!!】

【スケベな弟子でごめんなさいって謝れよ!!】


 どっっっ……ちゅんッ♡♡


「お゛……ッ、ほぉ…………♡♡」


 白い尻を潰さんばかりの勢いのひと突き。胎(はら)の奥で勃起陰茎が一際力強く脈動する。

 一拍置いて、濁流の如き凄まじさの射精が始まった。


「お゛ッ……♡ ん゛お゛ぉ゛……♡♡ ぉ゛……♡♡」


 グツグツと熱く滾る精液がびゅーびゅーと注ぎ込まれていく。粘度が高く重たいそれが胎(はら)を満たす感覚に高杉は甘イキを繰り返した。

 長い射精を終え、マスターは大きく息を吐く。

 未だにビクビクと身体を痙攣させる高杉に、マスターは問いかけた。


【このままうちのカルデアに来てくれますね?】

「あ……それは無理……♡ ん゛ッ……♡ ふつうにガチャ回してくれ……」

【…………】

「へ……? なにして……お゛ッ!?♡♡ も、やめッ、むり! むりだって……ん゛お゛ッ♡♡ かふっ、ゲホッ!! やめ、お゛ほッ♡♡ やべっ♡♡ お゛ぉ゛ぉ〜〜〜〜〜〜ッ♡♡♡」



END♡

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