香子さん手コキ→精飲オナニー

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切っ掛けは、偶然部屋から漏れていた呻き声。大学進学の為にウチに下宿している青年、六花くんの部屋から聞こえた声に興味を抱いて、彼の部屋をのぞいてしまった時、見てしまったモノ。

あまりにも大きくなった、彼のペニス。 私の短い人生の中で見た最も大きなものを一心不乱に扱く、彼の姿。

覗いていた私の視線に気づいた時の、彼の罪悪感に満ちた目と、なお萎えることのないペニスに・・・

私の口は唾液を飲み込み、主である私の意思を無視して、彼に告げていた。


『よければ、手伝いましょうか?』


本当にはしたないと、今更ながらに思う。

困惑する彼を背中から抱きしめて、胸を押し当て、彼の、私の両手では半分も隠せない巨大なペニスを、ゆったりと扱いた。

太く血管の浮き上がった幹、パンパンに膨れ上がった亀頭の付け根、お汁を零す黒々とした先端を、私の指が扱き上げるたびに、彼の口から殺しきれなかった呻き声が漏れる。

胸越しに私の跳ね上がった鼓動が聞こえてやいないかと思いながらも、体を離すことは無く、むしろ強く強く胸を押し当て、背後から彼の耳に囁きかける。


『痛くはないですか?』『気持ちよくなってくれていますか?』


ぐちゅぐちゅと、先走りのお汁で濡れた彼のペニスを扱く水音に紛れるような囁く声。

少しずつ分かっていく彼の弱点を重点的に責めるようにしながら、空いた手で睾丸を優しく揉みこむ。

痛みを与えないように、丁寧に、丁寧に。

親友であり、官能小説家としての先輩である『なぎこさん』がかつて酔った拍子に語っていたことを思い出しながら、彼のペニスに奉仕する私の頭は、言ってしまえば茹っていたのだ。

甘い声を噛み殺す彼に、自分の手が彼を悦ばせているのだという事実に。


限界は、思いのほか早かった。

恐らく私が手伝い始めた時点で、限界は近かったのだろう。気が逸って、射精に至れなかっただけで。

びくびくと痙攣するペニス、歯を食い縛って快感に耐える立香くんの吐息、徐々にペースアップしていく指の動き。

ぐちゅぐちゅと淫靡な音が響く中、気が付くと私も息を荒くし、下着をしとどに濡らしていた。

全身を欲望が支配する。鼻腔を擽る若い男の汗のにおい、ペニスの先端から迸るカウパー腺液の匂い。 ・・・発情しきった、メスのにおい。


『汚れるといけませんから、手で受け止めてあげます・・・いつでもどうぞ?』


彼の耳元で囁くと同時、右手で彼の亀頭を包むこむようにして、指先でカリ首を刺激する。

与えられる快楽を惜しむように我慢を続けていた彼だったが、その抵抗は殆ど意味をなさず・・・


どぶっ♡ぶびゅぅっ♡ びゅるるるるっ♡


溢れ出した精液が、私の手から零れて迸った。


『ああ・・・熱い♡』


自分の者とは思えない程情欲に満ちた声が、喉から漏れ出る。

鼻腔を擽る、青臭い匂い。 あの人との情事の時以外嗅いだ覚えのない、熱い熱い匂いが、私の情欲を掻き立てていく。

手に収まらない程射精したのに、立香くんのペニスは変わらず、ガチガチのまま。

振り向いた立香くんの瞳はどろりと濁っていて、私のことをただのメスとしか見ていないような、燃え上がる獣欲を湛えていて・・・。

ごくり、と唾を飲み込む。 おそらく私の目も、同じ色をしているのが想像できる。

このままどちらかが動けば最後、止まれない。 押し倒されて、組み敷かれて、一滴残らず、注ぎ込まれる。 一日で自分が誰のメスなのか、徹底的に教え込まれる。

・・・そして私も、それを望んでしまっている。

切っ掛けのない見つめあいが続き、立香くんが口を開こうとした、その時。


無機質な着信音が響き、部屋を満たしていた淫靡な空気は解れて消えた。


『で、電話ですので、失礼します! あ、後片付けは、お願いしますね・・・・』



一方的に告げるようにして部屋を飛び出した私は、逃げ込むように自分の部屋に戻り、荒い息をどうにか落ち着けようとする。

やってしまった、と大きくため息をつく私の手には、熱い感触。

右手を見れば、そこには立香くんの、射精したばかりの精液。

生牡蠣を連想させる、白く濁った、液体というよりは個体の、ぷりぷりのそれ。

自分が搾りとったモノ・・・彼が私に注ぎ込もうとしたモノ・・・


手を顔に近づけていたからか、精液の匂いがことさら鼻につく。

荒くなった呼吸のまま、何度も何度も彼の精の匂いを胸に吸い込む。

震える手が少しずつ少しずつ顔に近づいていき、そして・・・


『んぢゅっ♡ ぢゅるっ♡ れるっ♡』


伸びた舌が、彼の精液を舐めあげる。

塩味、苦味、かすかな甘味・・・数年前に味わったきりのそれを、舌でかき回し、口の中一杯に広げる。

唾液と混ざりだんだんと薄まっていくそれを惜しむように、残された精液を一心不乱に啜る。

最早下着として機能しないパンティ、ずっしりと重くなってずり落ちそうになっているそれをもどかしく感じながら脱ぎ捨て、空いた左手で己の蜜壺を掻きまわす。


妄想の中の自分が、あの人と交わっている。 もう出会うことのない伴侶が、私を抱いている・・・のに

姿が変わっていく、あの人から、立香くんに・・・

内容も変わっていく、愛情を確かめ合うような交わりから、若い獣に組み敷かれての、強引な種付けに

そして、それを悦んでしまう自分がいることを、否応なしに理解する。


片手で足りず、両手で狂ったように蜜壺を掻きまわし、クリトリスを扱く。

『立香くんの精液が指に残っていたら、私、孕んでしまうのかしら♡』

そんな妄想が脳を焼き、快感が跳ね上がる。

びくびくと腰が震え、熱い潮が溢れ出すのを感じても、指が止まらない。

口の端から、立香くんを求める声が漏れる。

ああ、ごめんなさい、あなた・・・今日だけ、今日だけ、だから♡


あの人への罪悪感も、立香くんへの罪悪感も、自分の情欲を燃え上がらせるための薪にして。

私は一人、狂ったような自慰を、何時までも続けるのだった。

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