饕餮×渾沌
真 名:饕餮(渾沌)
クラス:バーサーカー
性 別:???
身 長:計測不能
体 重:計測不能
好きなもの:不明
苦手なもの:不明
出 典:中国神話など
地 域:中国
属 性:混沌・悪・地
一人称:不明
二人称:不明
三人称:不明
概要
その容姿は虎のような牛のような羊のような犬のような、そしてそのどれでもないと確信できる醜悪な怪物。言葉を介さず、何も映さず、聞く耳を持たず、ともかく邪悪。善人を嫌い、徳が高い人物を見つければ背後から忍び寄り襲い掛かる。理性もなく、その行動原理はひたすらに「良いもの、弱いものを殺す」ことに尽きる。半面、自分より強いと判断したものには萎縮して見せ、背後を見せ油断するまではおとなしく言う事を聞く。
真名
古代中国の聖人である舜帝によって中原の四方に追放されたとされる四柱の悪神「四凶」のうち二柱『饕餮』と『渾沌』。群れるものを恐れ、単独の者のみを襲う卑怯者、なんでも喰らう饕餮と、善人に襲い掛かり、悪人に味方するという渾沌が混ざり、最悪のマリアージュを起こしている。召喚したマスターが悪人ならばまだ御しやすいが、善性を持ち合わせていいる場合はすぐさま大口を開けて喰らってしまう。元来性質の近いに二体であるため相性はとてもよく、元から一つであったかのよう。
ステータス
筋力:A++
耐久:C+
敏捷:C
魔力:A
幸運:E
宝具:B
保有スキル
狂化(A)
バーサーカーのクラス特性。理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。幸運と魔力を除くステータスが上昇するが、言語能力を失い複雑な思考が不可能となる。狂化していない状態がどのようなものかは不明だが、仮に喋れたとしても碌な事を言わないだろう。
竜種(C)
詳細不明。竜の子である「竜生九子」に数えられる饕餮由来と思われる。
怪力(A+)
魔物、魔獣のみが持つとされる攻撃特性。使用することで一時的に筋力を増幅させる。一定時間筋力のランクが一つ上がり、持続時間はランクによる。
無貌七穴(B)
目、鼻、口、耳の全てを持たぬ、あるいは機能していないことを示す。五感のうち触覚以外への干渉を無効化し、他者には理解できぬ未知の感覚を頼りに周囲の状況を把握する。悪食で知られる饕餮の影響によりランクが低下している。
饕餮之徒(A)
「饕」は財産を、「餮」は食物を貪ることを指し、文字通り「なんでも喰らう」ためのスキル。目についたものは見境なく、すべて食い殺す。
宝具
貪凶悪徒 渾沌饕餮(どんきょうあくと こんとんとうてつ)
ランク:B
種別:対人宝具
レンジ:1~5
最大補足:1人
二柱の悪神の邪悪、暴虐の解放。ただ一つ、饕餮渾沌が唯一持つ「口」によって「なんでも」喰らう。なんでも、とは文字どおりそこに存在する空間、時間、存在全て丸ごとという意味であり、この宝具の対象となった場所は割れた鏡のように抜け落ちた状態となる。悪神としての饕餮が持つ権能の限定的な解放を宝具として行使するものだが、渾沌が持つ「善なるものに仇なす」特性によって、善人に対してはその威力を強める。