風邪ひき宝太郎の看病に❤️

風邪ひき宝太郎の看病に❤️

颯爽と現れた文豪ちゃん

蓮華「しっかし、珍しいな〜。お宝ちゃんが風邪引くなんて」

錆丸「宝太郎、体調はどう?」[無理はしてねえよな?]

宝太郎「すいません、心配かけちゃって、ゴホッゴホッ」

りんね「無理しちゃダメッ!」

りんねたちは日々の疲労により風邪を引いてしまい、

かれこれ5日間は学校を休んでいる宝太郎の元に

見舞いに来ていた。

蓮華「お馬鹿さんは風邪をひかないって言うんやけどー

   「センパイ?ナニカ?」いっいや!?なんでもないで!」

錆丸「そっそれなら僕たちはそろそろケミー探しに行こうか」

アイザック[こんなときでもケミーは行動するしな]

蓮華「せやな、っじゃ、優等生ちゃんはお宝ちゃんのお世話、頼んだで〜」ガチャリ

りんね「ふぅ、やっと行ってくれた。さて、宝太郎?なにか言うことあるよね?」

宝太郎「エッ、ナンデショウカ?」

りんね「あのね、私はとっても怒っているんだよ。宝太郎は

    ケミーと人間の共存に向けて頑張ってるけどね頑張りすぎて

    宝太郎が傷ついたら、私だって辛いんだよ。

    だからもっと自分を大事にして!」

宝太郎「ごっごめんね、九堂」

「・・・・・・りんね「えっ」ずっと九堂、九堂って

呼ぶけど私はりんね、って言ってほしい!」

「っ///・・・心配かけて、・・ごめん。りんね」「じゃあ、指切りげんまんする!」

「「ゆ〜びき〜りげんまん、うそついたら、

 は〜りせんぼんの〜ますっ、ゆびきった!」」

宝太郎「これでいい?」

りんね「よろしい!。じゃあ、お腹減ったでしょ?そろそろ

    お昼時だし、風邪のときはおかゆ、私、作ってくるね」

それからしばらくしてーーーりんね「宝太郎!できたよー私特性「おかずもりもり カラフルおかゆ」!」

「おおーすごい!梅干しに鮭フレークに、あ!ちょっとキムチも入ってる!、

よし!いただきまー「待って!」え?」

りんね「ほら、宝太郎、あ〜ん」「///っあ〜ん」

「どう?美味しい?」「うん!とっても美味しいよりんね!」

「よかったー」「いやーおいしいな〜」「ふふふっ、なんなら口移しでもぉ、

良かったんだよぉ〜❤️」「え!?いっいや、それは流石にーー「宝太郎は

口移しはイヤ?」キュルン「うぅ・・・でっでも今は風邪引いてるからねっね!?」

「ぶーー」「ぶーーじゃなくて、うつったら大変だからっ、あ!

美味しかったよ!ごちそうさまでした!」

「むぅ・・・はい、お粗末さまでした・・・って宝太郎、

ほっぺにちょっとご飯、付いてるよ?」「え、どこどこ?」

「こーこぉ」チュッ「それじゃっ片付けてくるね〜。」

ガチャリ「・・・りん・・・ね・・?//////」

ガチャリりんね「ふぅ〜皿洗い、終了っと」 宝太郎「・・・・・・」

りんね「あれ?宝太郎?お〜い、ほーたろ〜?」手フリフリ 

宝太郎(あれ〜?、りんねの顔がこんなに近くにある〜女の子特有の

    いいニオイもするし、俺なんかにはもったいないぐらいだし、

    なにより、「りんねは可愛いなぁ」)

なお今宝太郎自身から口説き文句が出たことに彼はもちろん気付いていない。

そうとは知らずーーー

りんね「っ///〜〜〜っ宝太郎!!(いきなりはズルいよぉ!)」

宝太郎「うわぁ!?ど、どうしたの!?顔が真っ赤だよ!?、

もしかして風邪がうつっちゃった!?えーと、とりあえず、よっと」オデココッツン

りんね「!?!?!?」

宝太郎「うわっ、風邪の俺より熱いよ!?」

りんね「大丈夫!私は大丈夫だからぁ!」

宝太郎「え〜本当に?」りんね「ほんと!」宝太郎「ほんとに本当?」

りんね「ほんっとに、大丈夫だから!あっとええっと・・・そうだ!宝太郎、

汗かいてるでしょ、私が拭いてあげるね!」タタタタガチャ、バタン

宝太郎「行っちゃった・・・」ーーーー数分後ーーーー

りんね「宝太郎〜。おまたせ〜。はい!汗を拭くから、さっさと上を脱ぐ!」

そう言ってりんねは宝太郎起き上がった後ろに移動する。しかし、

宝太郎も思春期の男の子、やはり上半身とはいえ女子の前で裸体を

見せることに抵抗はあるようだ。まぁりんねの前では無意味となり、

りんね「はぁ、ちょ〜っとくすぐったいかもよ?」そういってりんねは

宝太郎の体に手を伸ばし、彼の両手をロックしたまま、

ひとつひとつパジャマのボタンを外していく。

だが、宝太郎も見られたくないので、必死に体をよじって

精一杯の抵抗をする。いや、してしまう。そのため

彼のパジャマと肌がこすれあい、とてもこしょばくなっているのだ。

宝太郎「くぅ!?・・・あひっ、ひゃあっ・・・・・りんっ・・ねぇっ

    ・・・や、やめひぅっ!?」プルプル

りんね「はいはい、じっとしてるの!じっとしてたら、すぐおわるから、ね?」

宝太郎「でっでも・・・おれっ・・見られたくなーーっ!!・・・」プルプル

りんね(笑うのをこらえてプルプルしてる宝太郎カワイイ、カワイイ、カワイイ)

    「よし!おりゃー!」バサァッ

宝太郎「うぅ・・・あんまりジロジロ見ないでぇ・・・」

りんね「ふふふっじゃあ拭いていくね〜(すごい、こんなにゴツゴツしてて、

    でも温かみがあって、信頼できる。こんな背中にわたしは

    守られていたんだなぁ・・・)

宝太郎「あのー・・・速く終わらせてほしいんだけど・・・)

りんね「あっ・・うん!」

その後りんねは自身をおさえこみ、なんとか終わらせることができた

りんね(ふぅ、なんとか終わらせれた。ついつい抱きしめたく

    なっちゃうところがあったけど、よく耐えたぞ私!・・・ん?)

「宝太郎、この袋は?」「あぁ、それは風邪薬だよ。あっ今日の分まだ

飲んでなかったや」「そっか私、お水取ってくるね」宝太郎「あっ、りんね、

何から何までありがとう。りんねは本当によくできた俺の彼女だよ」

言い終えた途端、りんねの動きが止まる。不思議に思った宝太郎が声をかけよう

としたその時「違う」とボソリとりんねがつぶやいた。

宝太郎「え?今なんて?」この問いにりんねは答えず、急に回転して

宝太郎のところに歩いて来て、ベッドに座っている宝太郎を見下ろす。

りんね「違うよ!わたしは宝太郎の彼女じゃない!宝太郎が私の彼氏なの!」

「え?一緒じゃない?それ」「ううん、私が言いたいのは宝太郎は私のモノって

こと!」「!、りんね〜〜えへへっ」そういって宝太郎は口元を緩ませ、

笑顔になりながら、頬を掻く。その仕草にりんねの中で何かがぷっつりと

切れる音がした。「っっっ!!あーもう無理、我慢できない!」

宝太郎は頭に強い衝撃を覚えた、そしてだんだんと今の状況を理解する。

そう今、りんねは風邪が移ることもお構いなしに宝太郎にキスをしているのだ。

宝太郎「!!??ちょっ・・・」宝太郎の風邪が移るからやめろという

抵抗も今のりんねには効かない。そしてりんねは宝太郎を貪るために舌を

入れようとする。当然、宝太郎も抵抗し口を閉ざす。するとりんねは

宝太郎の歯や歯茎を丁寧に舐め始める。唐突なキスで思考が溶かされている上に、

いつの間にか抱きしめられ、極上の快楽とも言えるものに初心な宝太郎が

耐えられるわけもなく、「ふぇ」と声を出してしまう。その隙をりんねは逃さず、

舌をねじ入れる。思わず宝太郎は恐怖を感じ、りんねを突き放してしまった。

りんね「!・・・宝太郎?キス、したくないの?」

宝太郎「したいのはやまやまなんだけどあいにく風邪が移るかもだしー

「風邪抜きで答えて」......りんねは俺にとって錬金術っていう新たな道を

教えてくれた先生で、仮面ライダーの仲間で、何より頼れる相棒なんだ!

・・・だから俺みたいなやつが釣り合うのかなって時々思っちゃって、

世界には俺よりいい人がいっぱいいると思うしーー」だが宝太郎の言葉は続かない。

なぜなら眼の前でりんねが鬼の形相でこっちを睨んでいたからだ。

「で?何、私がいい人が見つかったからって宝太郎を手放すとでも

思ってるの!私はねぇ!夫は宝太郎一人って決めているんだよ!

私は宝太郎がいい!宝太郎の他人の困難に真摯に向き合うところや、

一度決めたら貫き通す、どんな絶望にもくじけない!、ま、まぁちょっと

おっちょこちょいなところもあるけど......だけど!そこも含めて私は宝太郎の

ことが大大大好きなんだよ!」とりんねは大きな声で叫ぶ。その目にはほんのりと

涙が浮かんでいた。「そっか、ごめん。あんなこといって」「ひどいよ!」

「本当にごめん!」「...そこまでいうならぁ、私と仲直りのキスしよ?

あぁ、言っておくけど拒否権ないから」そうして二人はまた互いのことを

満たすためにキスを始めたのだった。

ーー数時間後ーー

宝太郎「もう無理ぃ、口の中が甘いよぉ」と肩で息をする宝太郎に

りんねは「じゃあ、本番いこっか」

「ゔぇっ!?」そう言ったりんねが風邪薬を取り出した瞬間、

宝太郎は(まだあるのぉ......?)と不安と期待が胸を満たす。

また二人は濃厚に絡み合いを始めたのだった。

〜風邪をひいた宝太郎〜完結〜

Report Page