頑丈of頑丈

頑丈of頑丈


一護が目覚めた後ひと悶着あった後グリムジョーとの戦いが始まった

一護は目覚めた際は井上の尽力で回復したと思い井上に感謝を述べたがネルの説明によりダルヴァが怪我の回復と念の為の護衛をしてくれていたと知った

「あん時にお前を見なかったのは...」

「お主がとっとと倒れてくれた方が全員生きている可能性が高かったのでな 見殺しにさせてもらったぞ もちろん治す算段があったからじゃがな」

「フクザツだが...一応礼は言っとく」

グリムジョーとの戦いは純粋な力のぶつかり合いであり ダルヴァは一護の虚化の力をしっかりと観察していた

ネルと井上が応援していたが(儂が応援しても気がそれるだけじゃろ)と応援には参加しなかった


「…往生際が悪りィんだよ」

一護が怪我を負いつつもグリムジョーに勝ち命を失うまで戦う必要はないとそれ以上の戦闘を拒んでいたところに新手の破面が現れた

その鎖に繋がった長物の刃で一護と戦い始める

「テスラ!」

一護を心配した井上をテスラと呼ばれた破面が抑えようとしている

「すまんのう あまり面倒は増やしたくないんじゃ」

ダルヴァはテスラの腕を掴みそのまま動かない テスラが手を離させようと斬魄刀を振るっても虚閃を放っても一切ダルヴァは動かない

「なにやってんだテスラァ!」

未だに井上を抑えていないテスラごとダルヴァを斬ってしまいそうなほどに大きく振りかぶってノイトラが刃を振り下ろす

だがそれは先ほど一護の天鎖斬月がノイトラが斬れなかったようにダルヴァの体を傷つけることは無かった

「儂より害する力はあるが 儂より防御はおざなりなようじゃな」

テスラの腕は持ったまま静血装を解除し動血装へと切り替えてその顔面を蹴り上げる 血は出ないものの唖然としていたノイトラはまともに受けてしまう

「いや済まぬ 害する力も儂が上かな?」

ノイトラの蹴られた部分にはなにやら液体が付いておりノイトラは激しく咽る 呼吸器に異常をきたす毒ガスを発生させる薬品を付着させたのだ

「気に食わねえんだよ...アァ!?」

ノイトラは怒りを爆発させ何度も狂ったようにダルヴァに刃を叩きつける だがやはり斬れない

「一護...井上はどうにかする 儂には一泡は吹かせられても倒せそうもない...どうにかしておくれ」

「どうにかってどうすりゃいいんだ...!!」

未だノイトラを倒す糸口は見えないまま戦いは続いていく

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