霊晶石関連
霊力(オド)
法則や運命などの概念的存在を含め、世界を構成する要素として世界中に満ちた非実体のものであると同時にあらゆる生物が内包しているエネルギー。
霊脈
霊力が流れる経路。但し「道」として存在している訳ではなく、自然の霊力が生んだ流れを「霊脈」として呼び表しているだけ。その為、厳密には霊脈はあらゆる場所に存在しているのだが、特に地中に存在しているものを指すことが多い。
霊脈が走っている地中からは特殊な物質を採取できる。採取できる物質は霊晶石、霊燃石、感応石、別身晶石、飛翔石、霊金属、霊銀の7種類。
霊脈はある程度の広さによって性質が異なり、同じ性質の霊脈の纏まりを「霊相」と呼ぶ(プレートのイメージ)。霊相によって採取できる霊金属や取得できる戦型には違いがある。大体に国は1つの霊相内に収まるように位置しているが、中には複数の霊相がぶつかり合っている所に位置している国もある。
HWにも霊脈は存在しているが、霊晶石だけは採取することができない。
霊晶石
オド・クリスタルとも呼ばれる。霊力が自然に結晶化した物質。人為的な再現は不可能。
霊脈が宿る地中から掘り出すことができる。
大きさ形状はばらばらだが、非常に軽量。薄く紫がかった透けるような白色をしているが透明さはない。単位体積当たりの内包霊力量によって質の差が存在する。
物理的な力を受けると砕けてしまうが、砕きすぎると勝手に霊力へと還り、霧散して消滅しまう。
特殊な手段で以て液状化することができ、その液体は霊晶液、霊液と呼ばれる。一旦液状化させてしまうと固体に戻すことはできなくなる。
また、微精霊を宿らせる「精霊石」の素でもある。
霊燃石
宝具の内、特殊天然宝具、概念宝具と呼ばれる物の一種。
霊力炉・霊脈炉に必須の素材。消耗品。
・霊力炉
通常の物質・手段で以て製造された動力機構に霊力を籠めた霊燃石を接触させることで製造される、霊晶石(液)を動力源として稼働する原動機。接触するとその動力機構に“溶け込み”、それが霊力炉になる。霊力を籠めるのは人間が行うのが原則だが、
広く普及しており、日常的に使用されている。
元となる動力機構によって性能に差が出るため、様々な企業が日夜改良に取り組んでいる。
一度壊されると、もう一度霊燃石を使わなければ再稼働しない。
・霊脈炉
殆ど霊力炉と同じものだが、霊脈から直接霊力を動力源として取り込めるという点が異なる。脈燃石とも呼ばれる特に希少な霊燃石を使用する。
全ての乗り物には霊力炉(稀に霊脈炉)が積んである。
現実において家電に相当するものは精霊種(微精霊)が担っている。具体的には、その役割に相応しい属性の微精霊を宿した精霊石を道具に設置し、使用者の霊力や霊晶石(液)を消費することで稼働する。
燃料となる霊晶石(液)は各家庭が購入する(電気料金の扱い)が、供給方法は上水道のように配るか、タンクのようなものが用意してその中に予め一定量を貯めておくか、その複合か。