隠れ里のごく一般的な夜
閲覧注意
クオンツの隠れ里。その中で一際大きな建物の寝室でコハクは自慰にふけっていた。
「くぉっ♥ふぅ♥ふぅ…♥」
仰向けで布団に横たわり、性器へと挿し込んだ指を動かす―――弱点であるお腹側の膣壁、何度も何度も行ってきた自慰行為でよく知っているそれを刺激するように、長く、ゆっくり、指の腹でこすり上げる。
「ふぉぉぉぉ♥はぁ♥たまらん♥」
それだけで軽い絶頂に至る。繰り返した自慰行為は弱点を探し当てるだけでなく、その弱点をより弱いものに開発していく。
超越者として、族長として、里を守る使命を全うするため強さを突き詰めた肉体とは逆に、コハクの性器はそこらの年端も行かない少女を下回る雑魚マンコになっている。
「はひっ♥ふっ♥ダメじゃ♥そこ♥おっ♥ほぉ♥」
クオンツ族は数が少ない。
かつてコハクも参加していた争いにより、いまや種としては絶滅を目前とするほどになってしまっている。
そうなったとき、種族としての本能は滅亡を受け入れるのだろうか?
答えは否。むしろ正反対といえる。
生存本能は個体数を増やせ、交われ、孕めとその欲求を高める。持て余してしまうほどに。
里の者は日々強力になっていく性欲に脳を焦がされ、毎晩オナニーをしてなんとか床につく。
「ひぃっ♥ほひゅっ♥まんこ気持ちよすぎる♥最高じゃぁ♥」
毎晩毎晩、飽きたりしないのかとも思うかもしれないが、その心配はない。
クオンツ族は人間よりも大きな耳を持ち、聴覚に優れている。そのため聞こえるのだ、他の者がオナニーにふける声が。
誰かが一人、オナニーを始めれば連鎖するように他の誰かがオナニーを始める…そうして最終的に里中がお互いの嬌声をオカズにした大自慰会場と化すのだ。
「お”っ♥お”ぉぉ♥ナカ♥まんこのナカを擦るのがやめられん♥爪でカリカリと子宮を掻くと腰が震えるんじゃ♥あぁ♥どんどん弱いところが増えていってしまう♥」
できるだけ正確に、いやらしく、オナニーを実況する。
近くに住む男のクオンツの興奮材料になるために、性器をかき回す音すら届いてしまえばいいと思いながら。
「イく♥族長まんこイくぅ♥なっさけないアクメ声響かせながら絶頂♥はひ♥み、皆の者♥すまん♥性欲に抗えない雑魚族長ですまん♥
し、仕方ないじゃ♥皆のオナニー声が子宮に効きすぎて♥昼間でも♥皆の顔を見るたびに夜のエロ声思い出して♥まんこを濡らしとる♥ダメダメなメスなんじゃぁ♥
子どもたちにゴシン術を教えながら♥この子たちももうすぐオナニーを覚える年などと考えて♥卵巣疼かせとるんじゃ♥成長した子どもたちに、手合わせでボコボコにされて♥そのまま犯される想像がずうっと頭の中から離れなくて♥
お、犯して♥犯してくれぇ♥もうオナニーだけじゃ満足しきれないんじゃ♥昼間でも、道端でも構わんから♥押し倒して♥犯して♥頼む♥頼むからぁ♥孕ませてくれぇ♥♥♥」
弓なりに腰を浮かせて、潮を吹く。一度や二度では済まず、繰り返し、隠していたマゾヒズム趣味を暴露しながら深い絶頂を味わう。
その後、クオンツは急激に人口を増やし、爆速で復興した。