閲覧注意【血潮の畑】
アカマツは、イッシュの東部に存在する小さな漁村の、食堂の店主の手持ちポケモンであった。
綺麗な青い海と緑の山に囲まれた漁村の名産品は、真っ赤でアツアツに辛ーいマトマのみと新鮮な魚介ポケモン!
それを使った漁村の食堂の料理は激辛ながらも絶品で、アカマツはそんなトレーナーのことを尊敬していた。
平和な日が続いていたがある日突然、プラズマ団の兵器が漁村を襲い、アカマツは咄嗟にボールに入れられ、その上からトレーナーとほかの手持ち達がフライパンと自分の身体で覆い、命を守った。
アカマツがボールから出た時、見えたのは自分を庇って亡くなったトレーナーと弟のように接してくれた手持ちのポケモン達。
フラフラになりながらマトマ畑に行くと、そこではプラズマ団が漁村の物(特製のマトマのみや傷ついたポケモン)を根こそぎ採取していた。抵抗しようとした息絶え絶えの人間やポケモンたちは、殺された。
アカマツは目の前がまっくらになった。
それからすぐに、その漁村のあった場所は
「あかしおのはたけ」
と呼ばれるようになった。
文字通り赤く染った海と、何者かによって手入れされているマトマのみがたくさん生え、まるで畑のようであることしか衛星写真では分からなかった。後は、その地にはかつて漁村があった事、その漁村が突然の大爆発で村の住民共々消滅し、後に残ったものは村の残骸だけ。
この地を調査しようとした者は全て帰ってこないため、衛星写真と過去の資料でしかその場所の事は分からなかった。
20xx年、肝試しに行った若いトレーナーからの救助要請があり、ブルーベリー学園のシアノ校長率いるチームが救助に向かった。
チームは無事、トレーナーを保護することができたがトレーナー及びその手持ちポケモンは重傷を負っており、息絶え絶えの中で「赤いカラナクシ襲われた」という証言を残して意識を失った
シアノ校長は、当時のブルベリーグチャンピオンであったカキツバタを連れ村への探索へ。
1年後にアカマツと名乗る赤毛の少年がシアノ校長のスカウトという名目で、ブルーベリー学園に入学した。
・フライパンは凹んでいたのをザマツバタが修正してくれたんだと思う
・いつも首に巻いている黄色の布は、トレーナーであった料理人や他の手持ち達とお揃いだった。
こんな駄文ですが、閲覧本当にありがとうございます