【閲覧注意】太陽神に捧げられた供物
NeraDANGER!!
この小説には以下の要素が含まれます
・欠損、過激な描写、食人行為、転生、生殖行為、触手、同化
1つで抵抗がある場合は閲覧しないでください
とある島で紅白に分かれた髪をした1人の女が死にかけていた。
19歳にして海軍本部の准将になり歌姫として活躍していた女海兵であった。
しかし、彼女は天竜人と呼ばれる存在に目を付けられたのが運の尽きだった。
「ご、ごめんねルフィ……」
「嫌だ!!やだ!やだ!!ウタ!死ぬな!!」
彼女の腹の傷から飛び出した新鮮な腸を必死に抑える黒髪の男。
モンキー・D・ルフィは泣きながら彼女の死を拒んでいた。
「もう無理なの……」
ウタと呼ばれた女はルフィと幼馴染の関係だ。
海賊団に育てられた9歳の女の子は後に海軍に入隊した。
その時にルフィは彼女を守るためにくっつくように入隊した。
なのに守ろうとした女に逆に守られてしまい死にかけていた。
「ハァハァ、ルフィ…お願いが…いっ!!あ、るの」
「聞きたくない!!おれを置いていくなァ!!」
2人共寂しがり屋で孤独になるのが嫌いだった。
それでもなんとか今まで頑張ってきたがもう無理である。
ウタの生命は尽きかけており、黄泉の国へと旅立とうとしている。
「ゴホゴホォ!!子守唄を…歌って…欲し、い」
目の前が真っ赤に染まって少しずつ暗くなっていると感じている。
死が迫っており痛みすら感じなくなっていた。
恐怖に怯える彼女は最後にルフィに子守唄を歌ってもらう事を望んだ
“海軍の歌姫”として活躍してきた少女は、歌を聴いて逝きたかった。
「おれがなんとかする!!だから死ぬな!!」
ルフィはなんとか傷から飛び出した内臓を収めようとする。
だが、あれほど熱かった内臓が冷たくなりつつあり嫌でも死を認識した。
取り乱す度に血が飛び散りシャンクスとの誓いの麦わら帽子は返り血で汚れていく。
「おね…が、い」
涙と鼻水で前が見えなくなってきたルフィ。
嗚咽して彼女の死を拒み続けてきたがもうすぐ死を看取る事になる。
17歳の青年は孤独で怯えていた7歳の少年の頃に戻ったように泣き叫んだ。
「あ、ああ、泣かな……あ!あ!!あ!」
「お、おえっ!!ごほごほ!!」
声も出せなくなってきたウタは痙攣し始めた。
看取るのを拒絶したルフィは嘔吐して彼女の腹に吐瀉物を溢した。
「助けてぇ…」
聴き間違いだろうか。
確かにウタはルフィに助けを求めた。
するとルフィの心臓に異変が起こって何かが目覚めた様に鼓動を高速で刻んでいく。
「ウタは死なせねぇ!!」
ルフィとウタの傍で死んでいる顔馴染みの刺客。
ウタの返り血が付いた暗器。
血塗れになったサイファーポールに所属する証明書。
それらが意志を持ったように吹っ飛んでいった。
「ウタ、今助けるぞ!!」
ルフィが食べた悪魔の実の能力が覚醒した。
超人系<パラミシア>の能力であるゴムが覚醒したわけではない。
封印されていた動物系<ゾオン>の能力がルフィの覚悟に呼応するように覚醒した。
ドラムの音で目覚めた男は最後に死にかけたウタを見て笑った。
「ルフィ?」
ウタが人間として最後に見たのは真っ白になったルフィの姿であった。
疑問に持つ前に彼の身体が液体となって彼女に降り注いだ。
『熱い!!!ああああああああ!?』
ルフィの肉体から零れ落ちた高熱の液体がウタの肉体を蝕んだ。
瀕死のせいで声が出せない彼女は内心で悲鳴をあげるしかなかった。
「おで欲しい。ウタが欲しい。全てが欲しい」
ニカを覚醒したルフィは本能だけで動いていた。
彼はウタの全てを欲した。
だから自分の体内に残った彼女の全てを取り込もうとしたのだ。
『ルフィだ……ルフィが私の中に入って来る』
ウタはルフィの気配を見聞色の覇気で感じながら力尽きた。
意識が吹っ飛んでもなお、ルフィの肉体がウタの肉体を覆っていく。
水の音が響き渡りルフィの笑い声だけが周囲に反響した。
「……うっ!?ここは!?」
ウタは目覚めた。
死んだはずなのに何故か生きていた。
なんで生きているのか分からないがルフィとまた逢えると分かって安堵した。
「めざめた!!」
「ルフィ!!」
ルフィの声がして視界を下げると確かにルフィが居た。
真っ白でちょっとディフォルメされたような顔であった。
「ルフィ?」
「ウタ、げんき!おでうれしい!」
何かが可笑しいとウタが動こうとするが動けなかった。
すぐさま自分の状況を確認すると驚愕的な事実が発覚した。
「えっ……なにこれ!?」
ウタは上半身が裸となっており、ルフィにその魅力的な身体を見せ付けている。
しかし彼女の上半身、正確に言うとヘソより下が無かった。
代わりに頼もしいルフィの胸部へと繋がっている。
「嘘!?どういう事!?」
「おで!がったい!!」
「…まさか肉体が融合したというの!?」
ウタの肉体は真っ白なルフィと融合していた。
本来なら異なる皮膚が拒絶反応を起こすはずだが…。
ルフィとウタの皮膚は相性が良くて混ざっても特に問題は無かった。
「なにこれ……なにこれ!?」
ウタは怯えるしかなかった。
もはや自分ではない何かにされていた。
実際、ウタの肉体はルフィの一部となっており彼に生かされる状態だった。
そもそも目の前に居るのは“ルフィ”なのだろうか。
「ウタほしい!!」
「むぐううう!?」
状況を把握しきれてないウタは正気を失ったルフィに唇を奪われた。
不意打ちをされてしまった彼女は、抵抗する暇すらなかった。
「むうううう!?んぐうううう!?」
口内に舌を入れるディープキスどころではない。
温かくて硬い何かがウタの喉に入り込んで膨らんでジャストフィットした。
異物感に襲われてウタは抵抗するが為す術がなかった。
「んん!?」
喉に気を取られていたウタは自分の股間に何かが刺さったの感じ取った。
何が挿れられたのか目撃できていないが本能がその正体を悟った。
『捧げちゃった…ルフィに初めてを捧げちゃった』
海兵時代では公式カップルとして部下から持て囃されていた。
しかし現実は、せいぜい抱擁や頬にキスをしたくらいでカップルではなかった。
それでも初めてを捧げるならルフィにするとウタは決めていた。
『ああ、分かった。ルフィが望むなら私は全てを受け止める』
ようやくウタは理解できた。
自分をルフィが全力で愛してくれるという事に。
そうと分かれば、ウタはあっさりと抵抗をやめて全てを受け入れた。
『ルフィ、私はあなたが手に入れた戦利品だよ。存分に味わってね』
喉と胎内を蹂躙されているウタは両手を伸ばして真っ白なルフィの頭を撫でた。
既に幼馴染は世界一の歌姫の肉体に夢中なのだろう。
ウタの事を考えずにパンパンと皮膚が当たる音を断続的に響かせている。
「んぐ!?」
ウタの喉と胎内に粘り気のある熱い液体が放出された。
そして少し縮んで得体のしれない物はルフィの口へと戻っていった。
繋がっていないはずの股間はまだ何かに繋がったままでいる。
「ごほっ!?けほけほ……ううん、大丈夫だよ。びっくりしただけ」
ルフィが唇を放すとウタはすぐに喉にある異物感を吐き出した。
透明な粘液に混ざり合った白色の粘着物。
異形化したルフィの体液である事は間違いないだろう。
「おで!もっとやりたい」
「うん、大丈夫だよ!私はルフィ専用の歌姫だもん!」
脳が蕩けたウタは新たにルフィの両肩から生えた2本の触手に喜んだ。
ウタの記憶が正しければそれは、ルフィの親指より二回り大きいくらいのサイズ。
それは男の股間に生えていた物と認識していたがもはやどうでもいい。
目の前に飛び出して来た触手の先端は、自分の腕くらいの太さがある。
「おはよう!ウタだよ!今日はよろしくね」
本来だったら恐怖で怯えるがルフィの一部と分かれば怖くなかった。
それどころか、それらに挨拶をする余裕すらあった。
どこかに存在する股間から来る快感に我慢しながら彼女は奉仕を開始する。
「んぐ、む!べろ!ふう!んん!んふう!」
ルフィとウタは向き合う形となっている。
ルフィの左肩から生えた触手は右手で握ってウタは口に含んだ。
もう1つの方は左手で愛撫して待機してもらっている。
舌で皮の内側を舐めるが下腹部からの感覚で何度も中断してしまう。
『あはははは!支配されちゃううう!!』
ウタは自分が愛されているのに悦びを感じていた。
いつも孤独だった彼女は自身の能力で作ったウタワールドが好きだった。
しかしルフィと出会ってからは、現実世界が大好きになった。
『もう我慢しなくていいの!!私はルフィに愛されるだけでよかったの!!』
既に人間と呼べる存在ではなくなったウタは吹っ切れた。
ルフィのおかげで第2の人生を歩めるのを感謝してひたすら彼に奉仕する。
傍から見ると強姦されているようで相思相愛、ただの純愛に過ぎない。
男の硬い部位に突かれて女が受け入れて夫婦の共同作業をしているだけだ。
「ぷはっ!あん!だめなの!次はぁ!この子の番!あん!」
「でも!あん!大丈夫!あなたもぉ!愛するからぁ!!」
ルフィの限界を悟ったウタは触手から口を放すと白色の粘液が糸を引いていた。
既に彼女の股間は受け入れているようで突かれる度にウタは嬌声を漏らす。
触手は満足してないようでウタの口に戻ろうとするが喘ぎながら彼女は制止した。
「はい到着ぅ!はむ!むう!べろぉ!ずうぅ!うん!!」
ウタはさきほど口に含んでいた触手を谷間に挟んで優しく擦り出す。
もう1つの触手を口に含んで皮の内側に舌を回して舐め始めた。
慣れたのか吸い出したり舌の先端で刺激させるようにして愛している。
『らめぇ!負けちゃうう!!何かが来るぅう!』
既に意識が飛びかけているウタは快楽に悶えた。
たっぷりとルフィに自分が生殖器官として調教されて満足している自分が居た。
でも、幼馴染としてのプライドが彼女を許さない。
『やだ!ルフィと!一緒に!気持ちよくなるの!!』
自分だけイクのは失礼だと僅かに抵抗して彼女はルフィを満足させようとする。
当のルフィは、ウタへの独占欲に溢れているのか。
快楽の坩堝に嵌って顔が蕩けているウタだけを見つめて笑っていた。
『あっ!!あああああああああ~~~!!』
最後に残ったウタの理性が快感に身を任せた瞬間!
ルフィの欲望が具現化した物がウタに向かって放出させた。
口内、谷間、股間にたっぷりと温かい白濁した粘液を注ぎ込まれる。
「くふう!ん!んーー!ふふう!」
意識が完全に吹っ飛んだウタはルフィに完全に支配されてしまった。
全身をマーキングされてもなお、ウタはルフィを求めて全てを受け入れる。
“太陽神ニカ”に供された肉はしっかりとお役目を果たしていた。
「だいじょうぶか?」
「ハァハァ…は、はい!負け惜しみぃ!私がぁこれでぇ満足すると思ったぁ!?」
まだルフィに理性が残っていたのだろう。
白濁に塗れて息が絶え絶えのウタを心配すると彼女は逆に煽った。
可愛らしい女の子の姿を見て彼は、更に欲望をぶつけようとする。
「あ、あははは……まだやろうよ?」
「ししし!いいぞ!」
「うわー元気一杯。ふふふふ」
今思えば、ルフィは昼寝とお肉が大好きな肉食系男子だった。
ただ、逃亡生活ではその欲求を満足させる事はできなかった。
だったら今、その分の欲望を満足させるべきだとウタは考えた。
「来て!私はルフィのお嫁さんなんだから!!」
ウタはそれ以降の記憶が曖昧だ。
ただ10回以上意識が吹っ飛んでルフィに愛されたのは分かる。
彼女が再び落ち着いて思考できるようになった時は…。
触手の先端の汚れを舌で無意識に舐め取っていた。
「べろぉ……ふぅ……はむ……ずっ…綺麗になったよ」
ただでさえウタの皮膚は大理石の様に真っ白な色をしている。
そこに透明な粘液と白濁色の粘液が混ざり合っていた。
徐々に液体から熱が失われてウタの意識を現実世界に戻す役目を果たした。
「おで、ウタだいすき」
「私もルフィが大好き」
ウタの内臓は既にルフィと融合しており、彼の肉体の一部だ。
ニカの心臓は、肉塊になった女の肉体に流れる血管にも血を送り込んでいた。
彼が興奮すれば必然的にウタも過呼吸となって見悶える事となる。
ルフィの肉体の一部となった彼女は、食事も排泄行為もする必要はないだろう。
「おで!1つになる!!」
「あははははは…優しくしてね…」
真っ白なルフィの肉体が割れてウタを体内に仕舞いこもうとする。
それを見たウタは、二度と戻って来れないかもしれないと実感しつつある。
恐れている感情を感じ取った彼は最後に質問をした。
「こわいか?」
「ううん、私はルフィに助けられた命だもん。一緒に居るなら怖くない」
「今なら人間に戻れるぞ?」
「あははは……もうルフィの肉体から離れられないの。お願い!吸収して頂戴」
覚悟を決めた彼女はルフィの体内に送り込まれて中でたっぷりと愛された。
妊婦以上に腹と胸部が膨らんだ箇所がどうなってるかルフィも知らない。
太陽神ニカに捧げられた生きた肉を再構築する儀式など知る由はなかった。
胎内のような空間で愛撫されて欲求を満たす女はそのままニカの一部となっていく。
「「きもちいい」」
徐々にウタの五感や感情などをルフィは感じられるようになった。
『離れ離れになりたくない』から『1つになる』悦びを感じ取って見悶える。
ウタの肉体は溶けていき頼もしいルフィの肉体の一部となって消滅した。
ルフィとウタの魂と肉体が混ざり合い感覚を共有してニカは満足した。
「「おなかすいた」」
ウタの魂と肉体が完全にニカと同化した時、ルフィも同じような存在となった。
さきほどの運動でお腹を空かせたニカは、血溜まりの肉片に手を出した。
そして要らない部位と捨てたウタの腸や内臓の一部を口に入れ咀嚼する。
「まじい!でもすき」
最初で最後のウタの肉体の味は、とってもまずかった。
しかし、体内に取り込んだおかげでウタだった存在を理解することができた。
若い男女2人の生贄で具現化したニカは笑いながら地面にある血を舐め取っていた。
刺客の死体に一切、手をつけないのは不純物を混ぜない様に意識していたのだろう。
「いかなきゃ」
麦わら帽子とウタの正義のコートを手に取ったニカは、その場から去った。
これ以降の逃亡海兵2名の場所を掴めた者はいない。
世界政府は彼らの痕跡を血眼で捜索したが見つかることは無かった。
「新時代は~♪この未来だ♪」
事件から暫くした後、とある洞窟の中で女の歌声が響き渡っている。
赤子を宥める子守唄を歌うのはもちろんウタだ。
ルフィもそれを聴きながら楽しそうに娯楽に勤しんだ。
「世界中変えてしまえば~♪変えてしまえば~~♪」
太陽神の身体にはお腹が膨らんだ女の上半身が5体、そして2人の女性が生えていた。
歌っているのは、双子の赤子に母乳を与えてあやしているウタ。
もう1人は、穴という穴に触手を突っ込まれて主人の欲求処理をするウタである。
『幸せぇだよぉ…』
なぜこうなったというとウタが妊娠してもなお、ルフィの欲望が収まらなかった。
そこでウタは自分の身体を複製して身籠った肉体を孕み袋として分離した。
元から意識を2つの世界に分けている感覚がある彼女には造作もなかった。
それは両腕両脚、頭など不要な物をオミットされて勲章のようにぶら下がっている。
『あの身体も孕み袋行きだよぉ!また私の身体を作らないとねぇ!』
本日妊娠が発覚した7人目のウタは妊娠記念として最後の愛撫をされている。
太陽神が満足されて祝福された後、あの身体は孕み袋として存在するだけになる。
だが、ウタは悲しむことない。
それを望んだのは子供がたくさん欲しがった彼女自身だからだ。
「あへへへあはははははは!!」
いや、ウタとルフィは、ニカに肉体と魂を融合されて1つになってしまった。
五感と感情を融合させられたおかげで2人はただの人形に過ぎない。
大好きな女の肉体を貪るルフィの感覚と全力で愛されるウタの快楽を同時に味わう。
ウタが発する笑い声は、彼女の残留した意志から発せられた鳴き声。
この情事は太陽神によるお戯れでしかない。
「ずーっと一緒!幸せ!!」
長年孤独だった太陽神ニカは、ルフィとウタという供物を取り込んだ。
雌雄同体にして三大欲求を身に着けたニカは、しばらく身を隠す事にした。
久々に覚醒したせいか、それとも珍しく2人も取り込んだせいか飽きる事無かった。
人間で例えると生殖器官と化したルフィとウタの肉体が愛しくて人形遊びを続ける。
自分の意志なのかもわからない2人は、ときおり声を出すだけの存在に過ぎない。
だが、彼らは疑問に思わない。
「ウタいっしょ!」
「ルフィ!ずっと!ずっと一緒だよ!」
自分たちが何者であったか忘れない様に2人は正義のコートを羽織っている。
ただそれだけであり、時折人間だった記憶を思い出しても2人はすぐに忘れる。
太陽神の一部となった2人は感情も触感も思考も共有してる化け物だ。
産み落とされた膨大な子供たちが世界を変える事すら興味は無かった。
「「えいえんにいっしょ!!」」
今、世界では太陽の力が弱まって氷河期を迎えつつある。
阿鼻叫喚の民衆の声は太陽神の化身になった2人に聴こえることは無い。
太陽神ニカが消滅するその日まで彼らは供物としての使命を全うした。
END