【閲覧注意、クロス】春の花、舞い堕ちる
「ん゛ぁあぁぁああっ!♥♥も、だめぇ♥ゆる、ひぃ♥ゆるひてぇえ!♥♥」
とあるホテルの一室、男女が秘め事に使うその場で、一人の少女が快楽に溺れながら許しを乞うていた。
18歳という年齢ながら100の大台に極めて近い爆乳を揺らし、身体を跳ねさせて踊る様は彼女を抱く男をより興奮させていた。
「そんな事言っても、ここは俺のを離したくないって言ってるよ?」
「ん゛ひぃいぃ♥♥お゛っ♥だめ、こわれ、こわれちゃうのぉ♥♥」
「初めてだったのに、春花さんのここはもうすっかり俺の形にぴったりになっちゃったね。凄く気持ちいいよ」
「ご、ごりゅごりゅしちゃだめよぉっ♥♥お゛ひ、ぃいぃぃ♥」
(こ、こんなはずじゃぁっ♥お金とカードだけ貰うつもりだったのにぃっ♥♥)
自身を組み敷く男の青い瞳を蕩けた目で見つめながら、少女───春花はこうなる経緯を思い返す。
***
春花は現代に密かに残る忍び、くノ一の一人である。
彼女はとある事情で4人の仲間と共に所属していた忍者の養成校を出奔、抜け忍となり隠れ住む身であった。
生計を立てるため彼女達は各々バイトをしているが、春花はその日バイトをまたクビにされてしまっていた。
「ああ、またやってしまったわ……どうしようかしら」
新たなバイトを始めてはすぐにクビになるという状況を繰り返してしまい、なかなか安定した生活費が得られない。
追手を撒くには良いかもしれないが、食うに困ってはどうしようもない。ただでさえもやし生活がしばらく続いているのだ。
こうなればまた、『秘策』に頼るほかないだろう。
(誰か良さそうな人は……あら)
ふと視線をやった先に、一人の青年が買い物をしているのが見えた。
そこそこ厚そうな財布に、クレジットカード。服装は普通の大学生に見えるが、彼の所作から妙な風格を春花は感じ取った。
顔を見れば、綺麗な黒髪に日本人には珍しい青い瞳、そしてどこか人の良さそうな雰囲気だ。
(ん……っ、結構格好いい、じゃない、良い人そうね)
どこか惹き付けられるような感覚を覚えながら、彼を標的にせんと春花は狙いを定めた。
彼女は自身の技術と色香には自信があった。
男を誘い、ホテルへと導き、一服盛って幸せそうな標的からお金をいただく。そういった秘策がこれまでに失敗したことは無かった。
それ故に、油断があったのかもしれない。
***
「あ゛ぁあぁああっ♥だめ、あなたのおちんぽすごすぎるのぉっ♥♥」
彼───藤丸立香はあまりにも相性の悪い、そして格上すぎる雄であった。
薬を盛り、興奮させてその回りを促進するべく彼の肉棒───彼女の爆乳でも包み切れない雄々しいもの───を愛撫するまでは、何時もの通りだった。
しかし彼に盛った、恍惚とさせつつ身動きを封じる薬は彼の持つ毒への耐性によって一切の効果を発揮しなかった。
そのことに気付いた頃には、雄々しい肉棒から放たれる淫臭によって春花の身体は発情させられ、動きが鈍ってしまっていた。
篭絡の技術や拷問に耐える訓練はこなしていても、純潔を保ったままであった乙女では百戦錬磨の女殺しに抗うことは出来ず……。
その花を散らし、痛みも既に快楽に押し流され、翻弄されていた。
「それじゃあ、なんで俺を誘ったのか教えて欲しいんだけど、いいかな?」
「あ、ひゃひぃ♥♥い゛いっ♥いいのぉ……っ♥♥」
聞かれるがままに従順に、立香へと自身の目的を答えてしまう。
許しを乞うても逸物で責められ絶頂させられ続けたことで、普段の女王様然とした様の内に秘められていた被虐の悦びを求める心が顔を出してしまっていた。
「うん、ありがとう。それじゃあ、教えてくれたご褒美をあげるね」
「お゛おぉおっ♥」
彼の肉棒が最奥を突き上げ、豊満な尻を鷲掴みにされて固定される。
(またぁっ♥♥また出されちゃう♥もういっぱいよぉっ♥♥)
既に尋常ではない量の精を注がれているのに、春花の子宮は立香の肉棒に更なる精を求め吸い付いている。
手足は言う事を聞かず、自身を屈服させる雄へ愛おしげに縋り付く。
「い゛っ♥ぐ、ぅうぅうぅぅぅぅぅっ♥♥」
そして、大量の精液が放たれ春花の胎内は子宮の奥まで満たされる。
激しい絶頂を迎えた彼女は恍惚の中で意識を手放そうとしていた。
(でき、ちゃう♥このひとの赤ちゃん、できちゃうわぁっ♥♥このひとのものにされちゃうの……っ♥)
***
「お館様。彼女の素性、裏が取れましてございます。彼女の仲間の居場所も」
「ありがとう千代女さん。それじゃあ、すぐ招待してあげないとね」
…………数日の後、春花とその仲間達『焔紅蓮隊』の5人は、“表向きには”都内某所にあるタワーマンションに住み込みの警備員として雇われる事になる。
生活と給金を保証し、その代わりに見目麗しい5人の少女達は彼のハーレムの一員となり、快楽に塗れた日々を過ごす事となる。
抜け忍である彼女達を追いやって来た、忍者の養成校の少女達や女教師も同じ運命を辿る事になるのだが……それはまた、別の機会に。