【閲覧注意】ぱかプチ生活TSちゃん

【閲覧注意】ぱかプチ生活TSちゃん


突如手元に現れた「ウマ娘になれる代わりにあにまん民と強制的にエッチさせられる」ボタン。

俺…今は私…が押した結果は、まさかの、ぱかプチのような姿だった。


相手に「使われる」ことになるのかと恐怖したが、幸いなことに、生きたぬいぐるみか小人というか…動けて喋れる身体だった。

女神様から聞かされた説明なんかの情報を整理すると、マッチングした彼からこの世界の因子を摂取する必要があるということだが…


とりあえず、このままでは普通の生活も困るわけで、しばらくたったある日。決心して、どうやって摂取すればよいか考えるために彼に一肌脱いでもらった(物理)が…

「どう見ても無理よね…」

「うーん、出してからスポイトで入れるとか…?」

どう考えても入らないとしか思えない。対処があるのか二人で考えていると、何故か彼のスマホ宛てに追加の情報が送られて来た。至れり尽くせりだ。


それによると、

ぱかプチ体で口から摂取すると短期的な人間サイズへの変身を維持できるゲージ的なものが多く回復。

人間サイズで下から摂取すると摂取あたりの効果時間や最終的な解呪に繋がる経験値的なものが多く入る。

と、嫌にゲームバランスが配慮されているのだった。

あと、トレセン学園編入の書類とかの準備もされているらしい。


─── 数日後。せっかく色々御膳立てもされてウマ娘の世界、普通に寮生活ができる程度まで解呪を進めてレースにも出たい。ボタン条件を進めていく決意を固めて頼み、彼も決意を固めたある日。

彼はシャワーを浴びて、私を抱えて座り、私を脚の間に降ろす。

「うーん…」

「なかなか絵面があれね…」

完全に異常ぬいぐるみ愛者のソロプレイ前にしか見えない。


「……い、いつでもどうぞ」

彼は羞恥心で顔を真っ赤にして私に委ねる。

「えーっと…いただきます」


しかし、受け止める準備をしながら刺激するのはなかなかうまくいかず…

「あっ…うわぁ、ごめん…」

1回目は結局私がベタベタに汚れて終わりになってしまうのだった。


─── さらに数日後、やり直し。

この身体には中々に重労働なことや、安定させる方法とか考えた結果、

ぬいぐるみ性癖のない彼には悪いが、本当に異常ぬいぐるみ愛者みたいに、彼自身の手で支えて自分でも刺激してもらったりもして…


…………


………「ん…」

男の時に嗅ぎ慣れた嫌なにおいの液体を飲み込む。

スケール的に結構な量に感じてなかなかきつい。

それから少し安静にしていると、身体が熱くなり…柔らかい光に包まれて…私の身体は人間サイズのちゃんとした、さっきまでの姿のデフォルメ元のようなウマ娘の姿に変化した。


変身した私に、彼は息を呑んで釘付けになっている。

「どうしたの?」

「いや、その…凄く可愛いなって…」

転生時点からぬいぐるみ状態だったので、私も自分がウマ娘になった姿を見るのは初めてで、確かに結構な美少女だけど…話を聞くと、彼には顔もスタイルもどストライクなので余計に刺さっているらしい。


「ああ、そうだ、時間制限もあるから本番済ませなきゃ」

それから、お互い緊張しながら、初めての因子摂取の本番を………


………………


………身体の中の異物が抜け去ると…すでに時間切れだったようで、余韻を感じる間も無く栓を抜いたように変身が起こり、ぱかプチ体に戻ってしまった。忙しないなぁ…


「はぁ…大丈夫?」

「う、うん。たぶんうまく行ってる気がする」

痛かった上に呆気なく暴発って感じだったが、なんとか因子を受け取ることができたようで、じんわりと温かい気がする。


と、落ち着いて気付くと、始める前より更にひっどい絵面…

裸のぬいぐるみな私を抱きかかえて「使った証拠」の汚れがお互いの身体に…


「あ、服どうしよう…」

そう言われて彼の視線の先を見ると、私の服は全部人間サイズのまま枕元に残っている。

耳飾りは縮んでいるので、縮む時に身に付けておく必要があるのか…

次回は何か考えるとしても…まず今着る物がない…タオルとかで古代ローマ的な何か?それとも彼にもう1回…?

方法が分かったは良いが、なかなか苦労しそうな生活が始まるのだった。


(2)──────────

寮生活に問題ない位に解呪が進んでからしばらく。

人間サイズでいられる残り時間が少なくなり、今日は週1ぐらいの因子補給の日。

私は持病の関係という名目で外泊の許可を取って、学園寮から居候相手の家に帰宅する。


「ただいま」

「おかえりなさい」


効果が切れて戻る前に変身を強制解除、仮の姿である、ぱかプチの姿に戻ると、まずは休憩。

さっき机の上にあるのがチラッと目に入った袋には、並ぶ必要がある、あの菓子店のロゴ。

そわそわして、自然と尻尾や耳が動いてしまう。

冷蔵庫をチェックしたり中身を聞いたりはしないでおく。

因子の摂取は未だに慣れないけど、今日はその後が楽しみだ。


………「そろそろ始めましょ」

休憩を終えたら、因子の摂取を始める。

彼はシャワーを浴びてくると、私を抱えてベッドに座り、私を正面へ降ろす。


例によって、どう見ても異常ぬいぐるみ愛者のソロプレイ前。

既に何度もしているけど、彼もなかなか慣れず、羞恥心で顔が赤い。

「……どうぞ」

「いただきます」

精神的区切りをつけるために、一応、食前の挨拶をして始める。

普通にするだけで済むタイプのTS者がちょっと羨ましいなあ…


………×回目を受け止めて、口の中を満たす液体をまた飲み込む。

「ふぅ…」

「……つ、次…どうぞ…」

「まだ出る?」

「……正直つらい」

回復度合いを確認すると、1週間分としては十分そう。

「じゃあ、終わりにして休みましょ」

そう伝えると、疲労困憊の彼は私を抱き上げてベッドに寝転び、横に降ろして二人並んで休む。


暫く経つと変身が起きて、私は人間サイズの姿になる。口の中の余韻は残るが、スケール差での嫌な満腹感は消えてお腹は軽くなる。

そのまま彼に寄り添って、少しの間、せめて事後気分を味わってもらう。


─── 少し休んで、ようやく楽しみな口直しの時間。

「そろそろ食べる?」

「うん。お願い」

私は洗面所で口をゆすぎ、彼は冷蔵庫から例のスイーツを取ってくる。

ベッドの上に座って食べるのは、きちんとしたデザートやおやつの時に気分が引っ張られないように。


「先に好きなの選んで、夜の分も」

さて、今日の口直しは、瓶に入った、いかにもな高級プリン。

バニラ、抹茶、コーヒー、人参…夕食後のデザートにする分も残すので、今から食べるのは彼と1つずつ。


「はい、どうぞ、あーん」

彼がスプーンを差し出してきて、一口目は食べさせてもらう。


舌の上でとろけて広がる甘味。甘い香り、カラメルの心地よい苦み。

さっきまでの、ドロドロした絡みつく食感と、臭みと苦みを上書きしてくれる。


「美味しい?」

「うん、凄く美味しい」

「良かった。はいどうぞ」


ああいう行為の後なので、彼にとっても「私にスプーンを咥えさせて、ちゃんと美味しいものを食べさせる」という対比は気晴らしになるみたいで、どんどん食べさせられて、結局半分以上は彼に食べさせて貰うことになった。

………「「ごちそうさまでした」」


それから二人でシャワーを浴びて、服を着て、今週分の因子補給は終わり。

後は普通の休日の気分でのんびり過ごす。


彼の家の無線LANなので、好奇心であにまんの書き込み履歴を見ると


『府中周辺で買える美味いプリンを教えてくれよ』

(…まあ、私のために探してくれるのは有難いけど)


───夕食とデザートの後、またベッドに腰掛けてゆっくりしていると彼が話しかけてきた。

「あの、1回なら出せそうだけど、もし良かったら…」

彼のほうから因子の提供の申し出、もとい夜のお誘い。

そういえば先週も飲むだけだったから私としても久しぶりに…

時計を見る。1時間目の前に学園に帰りたいので寝るのは早めに…丁度良さそう。

「良いの?じゃあ、終わったらお風呂にしましょ」

結構嬉しそうな感じですぐに承諾してしまい、なんだか恥ずかしくなってくる。

「あの、念のためだけど、解呪が進められるのが嬉しいんであって、貴方とするのが嬉しいってわけじゃ……あ、嫌ってわけじゃないけど…」

つい言い訳をしてしまうと、彼も自分から誘ったことが恥ずかしくなってきたようで

「わ、わかってるよ。僕も少しでも役立ちたいのが一番の理由で、その、したいのは理由の半分くらいで…」

言い訳をしあって何だかぐだぐだになっていく。

「…明日も早いし始めちゃいましょ」

がっついてるように思われるのが恥ずかしかったのに、結局彼をベッドに押し倒してしまうのだった。

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