【閲注】ハイダイさん どうなっちゃうの【エロ】
86 CP気味だけど許してハイダイ俱楽部のキッチンの明かりがぼんやりと照らす中、湯気がほのかに舞い上がり、鍋と食器の音がかすかに響く。巨大な冷凍庫には海の幸がまだ並んでいる。バイトの子たちのまかないが終わったあとの、このひとときがミズキにとっては貴重なものだった。
ハイダイ「今日も繁盛だったな! 今日のオイラの海鮮競り 見事だったろ?」
ミズキは黙って魚の捌き残しを片付けていたが、ハイダイの言葉に微笑んで答えた。
ミズキ「ハイダイさんの腕前と、その競りのセンスがあってのことですよ…!」
ハイダイ「ハッハッハ! まったく 世辞が上手いんだい!」
ハイダイは笑いながら、フライヤーの油を処理した。
「でも オイラがここまで来れたのはミズキのおかげでもあるんだい いつも背中を支えてくれる いい弟子だ」
ミズキの動きが一瞬止まる。その表情はいつものぶっきらぼうなものから、少し柔らかく変わった。
ミズキ「…ハイダイさん。」
ハイダイ「ん?」
ミズキは少し照れくさい様子で、ハイダイの方を見つめた。
ミズキ「実は もう長いこと…ハイダイさんのこと 気になってたんです」
ハイダイは驚いたようにミズキを見つめた。しかし、その瞳には温かさが宿っていた。
ハイダイ「オイラもそう思った! ミズキは真面目! 誰よりもオイラのことを理解してくれる! ほんものの一番弟子だい!」
ミズキ「ハイダイさん…」
彼は…ハイダイさんは、俺の本心を理解してくれないのか?感情が脳裏をアクアジェットのように突き抜ける。
ハイダイ「だから これからも一緒に ハイダイ倶楽部 盛り上げないと!」
2人はしばらく互いを見つめ合った。キッチンの中は静かだった。だが、ミズキはぎゅっと拳を握りしめ、声をかけた。
ミズキ「あの……ハイダイさん。」
ハイダイは口を挟まず、ミズキをじっと見つめた。
ミズキ「俺……好きなんです……!あなたのことが……!!」
その瞬間、ハイダイの瞳には動揺の色が広がった。そして、しばらく沈黙した後、静かに答えた。
ハイダイ「実は オイラもなんだい……」
ミズキ「えっ?」
ハイダイ「オイラも ミズキのこと……だいすきなんだい……!」
ミズキは混乱した。しかし、それ以上に嬉しい気持ちでいっぱいだった。彼はハイダイに近づき、その逞しい腕に包まれ、肩に手を回した。そして、ぎゅっと抱きしめる。ハイダイもまた、ゆっくりと彼の背中へ手を回した。互いの温もりを感じながら、二人はしばらく抱き合ったままだった。
ミズキ「ハイダイ …さん…」
ハイダイ「ミズキ……立派になったんだい……」
2人はゆっくりと離れ、見つめ合う。そして、ハイダイはいつものように、優しく微笑んだ。
その笑顔を見た途端、ミズキの胸は高鳴り始めた。そして彼は自然と顔を近づけていき、互いに唇を合わせた。
ミズキ「……んっ」
一瞬の口づけの後、ハイダイは舌を差し込み、ミズキもそれに応えた。互いの舌が絡み合い、唾液を交換しあう。舌の柔らかい感触、唾液の味…… かすかに料理の味が感じられる。そのすべてがミズキには心地よく感じられた。
しばらくして口を離すと、二人の間には銀色の橋がかかった。そしてハイダイは、ミズキの瞳をじっと見つめた。
ハイダイ「ミズキ……いい顔になったな!」
その言葉にミズキは頬を緩ませた。
ミズキ「ありがとうございます……でも……」
彼は照れたような表情を浮かべながら続ける。
ミズキ「ハイダイさんの器に こんな俺がふさわしいのか? って思っちゃいますね……」
その言葉に、ハイダイは笑顔を浮かべた。
ハイダイ「何を言うんだい! ミズキはオイラにとって 最高の弟子だい!」
その言葉に、ミズキの目には涙が浮かんでいた。そして再び彼の胸に顔をうずめた。今度は優しく抱き合う形だ。心地よい温もりと鼓動を感じる。二人はしばらくそのまま動かなかった。
やがてミズキが身体を起こすと、二人は見つめ合い、そしてまたキスをした。先ほどよりも長いキスだった。何度もお互いの口を吸いあい、舌を絡ませあう。お互いの愛情が混じり合い、ひとつにとけるような感覚を覚える。
ミズキ「ハイダイさん……俺、嬉しくて……!」
ハイダイ「オイラもだい! ミズキ!」
2人は見つめ合ったまま微笑むと、互いに顔を近づけ、再び口づけをした。今度はもっと激しく舌を絡ませ合う。二人の吐息は熱くなり、興奮が高まっていく。
やがてハイダイの手がゆっくりと動き始め、ミズキの胸に触れた。彼はビクッと反応する。そして彼の胸板を優しく揉み始めた。最初は遠慮がちだったが、徐々にその力が強くなっていく。やがてその手は乳首に触れ始めた。するとミズキの口から甘い声が漏れ始める。
ハイダイ「調理場が汚れちまう …場所を 移すんだい」
ハイダイはミズキの手を引き、キッチンを後にした。
ハイダイ「こっちだい!」
2人は廊下に出ると、秘密の寝室へと向かった。ここはハイダイのひみつきち。2人は中に入り、扉を閉めると、ミズキをベッドへ座らせた。
ハイダイ「オイラも準備しないと……」
そういうと彼は服を脱ぎ始めた。脂肪に包まれながらもわかる、屈強な筋骨隆々の肉体、そして黒猫褌に地下足袋のその姿があらわになった。
ミズキ「はっ…はぁぁ!」
彼の下半身はすでに大きく膨らんでいた。それを見た途端、ミズキの心臓の鼓動が激しくなる。これから起こることへの期待で身体が熱くなり始めたのだ。そんなミズキの様子を見て、ハイダイは優しく微笑んだ。
ハイダイ「ミズキ? 元気さはどこ行ったんだい!?」
そして、ハイダイは褌をほどいた。そこには巨大なウミディグダが現れた。血管が浮き出るほどに膨張したそれは、先端から透明な液体を流していた。
ミズキはその大きさに圧倒されながらも、自分のモノも取り出して扱いた。すでに硬くなったそれは大きく反り返っており、ハイダイの男根と同じように液を垂らしている。その様子を見たハイダイはニヤリと笑った。
ハイダイ「オイラも久しぶりだからな! もう こんなになっちまったんだ! さあ はじめようかい!」
2人は向かい合い、互いのウミディグダを握り合った。熱くて固い感触が手から伝わる。
ハイダイ「こうすると 気持ちいいか!?」
ミズキ「はい! すごく……!」
2人は互いのものを刺激しあう。その快感によって、2人の呼吸は荒くなっていく。そして、先走りの液があふれ出し、ぬちゃぬちゃという音が部屋に響き始めた。その音に興奮して、さらに激しく攻め立てる。次第に絶頂感が高まっていった。
ハイダイ「まだまだ早いが……! 一緒にイクんだい!」
その言葉と共に、二人の動きはさらに激しさを増した。もう限界が近いようだ。逞しく、暖かくも、柔らかいその手にしごかれたミズキ。
ミズキ「うっ!」
2人の亀頭から精液が溢れ出した。びゅるっと音を立てて飛び出したそれは、2人の身体に飛び散った。それはとても熱く、そして猛烈な雄々しさを放っていた。しかし、それすらも愛おしいと感じられた。
ミズキ「はぁ……はぁ……」
ミズキはしばらく余韻に浸っていたが、やがてハイダイはミズキに顔を近づけると口づけをした。舌を絡ませ合い、互いの唾液を交換する。長い時間そうしていたが、ようやく口を離すと銀の糸を引いた。
ハイダイ「…勝負は 始まったばかりなんだい」
ハイダイはそういうと、ミズキを押し倒し、彼を押し倒す形になった。そして、再び彼のものを握った。この部屋に連れ込まれたものは、やがてハイダイの虜になる。そういう宿命なのだ。
2人の夜はまた始まる。