閃刀姫レイvsスワンプマン

閃刀姫レイvsスワンプマン

ベリーメロン




「んっ……はぁはぁ……んんっ♡」


 どうしてこうなった?

 森の中で裸体を晒し合い、自らと瓜二つの少女と互いを犯し合う。そんな状況でレイは快楽に惚けそうになる脳で、思い出していく。




 レイは目の前に立ちはだかる少女に苦戦を強いられ続けていた。

 驚くことにその少女はレイと瓜二つの容姿をしており、能力や思考にいたるまで全てがレイを表現している。

 鏡像のスワンプマン。それがレイの出会った少女の正体だ。

 謎の現象が起きていると聞き、それの調査に訪れたレイを写し取ったスワンプマンは、驚くレイとの戦闘に興じていく。

 全てにおいてレイと同じのスワンプマンとの戦闘は千日手に及び、武器が折れた頃にはどうするか。

 そう悩んでいる時にスワンプマン……コピーレイは全裸になるとレイを押し倒してきたのだ。


「しまったっ!」


 焦るレイに対し、コピーレイは追撃を行うことはなかった。

 すでに武器はない。戦う力もない。出来ることといえばと、コピーレイが導きだしたのは……


「んんぅっ!?」


 レイの唇をコピーレイが奪う。困惑と驚きに固まるレイに、コピーレイは舌を絡ませ始めた。


「んんっ、ちゅぷ……んんぅっ……」


 されどレイとてされるがままではなかった。向こうがその気ならそうするしかない。ファーストキスがどうとか考える暇もない。

 自分同士と舌を絡ませ合うという異常事態に、レイは頭が痛くなるが引いても向こうが止めないのなら続けるしかなかった。


(っていってもこの子?も同じ動きばかりで……)


 舌を絡ませ合いつつも、それさえ千日手になりそうだった。そういう経験がないレイなので互いの舌の動きはひどくぎこちない。

 次はこちらから責めるしかない。そう考えたレイはコピーレイの乳房に手を這わせ、自分が弱い乳首を指で苛めながら揉みしだく。


『――――ッッッ♡』


 嬌声を溢し身悶えるコピーレイに対して、してやったりと笑うレイ。

 しかしコピーレイの指が自然な動きで服を脱がしてきて、その胸に手を這わせてくるのを予想していなかった。


「んぅっ♡こ、こらっ……ひうっ」


 先ほど自分がやったように薄い乳房を揉みしだきながら指で先っぽを苛めていく。全く同じことを同じ動きでやり返されて、レイも嬌声を抑えられなかった。

 コピーレイはさらに追撃するように、レイの下半身に手を伸ばしスカートを捲りあげていく。


「ちょっ、だ、だめ……ひあっ♡」


 抵抗しようにも弱い乳首が指に弾かれてしまえば、力が抜けてしまう。

 その間にもパンツが脱がされ、その下の秘部へとコピーレイの指が辿り着いていた。


「んんぅっっ♡だ、だめっ♡私のよわいとこっ……ああっ♡」


 乳首を苛められただけで濡れた秘部が、コピーレイの指を拒むことはなかった。

 いつも自分でしているように、弱いところを擦りあげられればレイは悲鳴を上げて感じさせられていく。


「んんっ♡こ、こうなったらっっ……」


 だが負けるわけにはいかない。こんなふざけた理由で負けられない。

 レイはなんとか腕を伸ばすとコピーレイの一切隠されていない秘部に指を挿し込んだ。


『――――ッッッ!?♡♡♡』

「よ、よし!んんぅっ♡ま、まけないんだからぁっ……♡」


 声を上げたコピーレイに、なんとか精神を保つことに成功したレイ。

 とにかく勝たなければ。自分が一人でする時に、どこをどう触って気持ちよかったか。それだけを考えながらコピーレイの身体を苛めていく。

 そして、それはコピーレイとて同じだ。レイを完全にコピーしているのだから、レイの弱い場所は自分の弱い場所。自分の弱い場所はレイの弱い場所。それを頼りにレイの身体への愛撫を緩めない。


「ひゃうっ♡ああっ♡んんぅっ♡」

『ッッッ!――ッッ♡♡♡』


 互いに互いの弱いトコロを徹底的にイジメ合う。

 どう弄れば気持ちいいのか、どうイジメられれば気持ちいいのか。それを理解しきった二人の行為は止まることがない。

 同じ顔。同じ思考。同じ能力。瓜二つの自分とこんな行為をしていることに、レイはふわふわとした感覚に浮わつきながらも手を止めることはなかった。





 その後、どちらともなく完全に脱力して、一時撤退を余儀なくされたレイ。

 なんとか基地に帰り付き、報告書をまとめながらふと思ってしまう。


「すごく、気持ちよかった……」


 呟いてから慌てて自分は何を言ってるの!?と赤面して頭を振る。

 次は絶対に勝たなくちゃ。そう決心する彼女だったが、その下着は再び相見える時を期待するように湿っていたという。


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