長くなった
【シリーズ最新作】【2D】【実写】【ボイス】僕と先生の365日 vol.3 エグザベ・オリベ
《あらすじ》
U.C.0095年。全人類を震撼させた一年戦争の終結から15年が経ち、情勢は安定傾向、経済も徐々に回復の兆しを見せ、人々は平穏を取り戻した……はずだった。
――ここは月面都市グラナダにあるNT養成校「フラナガンスクール」。エグザベ・オリベ先生はフラナガンスクールの卒業生で、元ジオン軍士官。同校に何人もの教え子を持つ教員でもある。
『あなた』は彼が受け持つ生徒の一人として、オリベ先生と過ごす長く短い1年間を追体験する。
《情勢変化》
学舎と寮を行き来する生活を送る間も、世界情勢は日々目まぐるしく変化する。
食堂の大型モニターに流れる不穏なニュース――燻る火種。広がる戦火。コロニー再建の難航。難民の増加。増え続ける人口。経済不況。食糧難。
そういったものが少しづつ、『あなた』の日常に躙り寄り、蝕んでいく。
《育成》
日々の授業を通して『あなた』は成長していく。バッドエンドを回避するため、育成を怠らないようにしよう。
どれほど優れた力を持っていても、淘汰されてしまうのならそれは強さではない。
《親交》
確かな倫理観を持つオリベ先生。彼は決して、生徒を邪な目で見ない。男女問わず、どんな相手にも真摯に対応する人格者。
通常のプレイでは彼と深い仲になることはできないが、選択肢次第では…?
《ゲームシステム》
・複雑なフラグ管理に基づいたマルチエンディングを実装。『あなた』の選択ひとつで未来は大きく変化する。
(収録数)
『TRUE』dice1d50=17 (17)
『HAPPY』dice1d50=13 (13)
『NORMAL』dice1d50=27 (27)
『BITTER』dice1d50=33 (33)
『BAD』dice1d50=36 (36)
『SECRET』dice1d50=10 (10)

・キャラメイクは10万通り以上!?パーツ組み換え方式で高い自由度を実現!!
・全編ボイス付き!!最新の音声合成AIを駆使することで、なんとオリベ先生があなたの名前を呼んでくれちゃいます♡(オプションから調声機能を使用することでイントネーションを調整することができます。)
・教育型コンピュータがあなた好みのシチュエーションを記憶、2周目以降の行動選択をサポート!!(選択肢ハイライト機能はデフォルトでオフになっております。)

…はい。というわけで、大人気SLG『僕と先生』シリーズの最新作ですね。このシリーズは多機能かつフルプライスなので、初心者には薦め難い部分もあります。今作は特に暗めのシナリオが多いようで、「曇らせ」フェチの方々が大絶賛していましたよ。
主人公育成パートについてはいわゆるパ〇プロ式です。エンド回収率に応じて育成パートの難易度が下がるので、周回プレイ向けのゲームですかね。
キャラメイクの選択肢が豊富なので、感情移入や自己投影をするタイプの方にも高評価です。…え?ええ、ありますよ?キャラメイク。こちらは若い頃の私に似せた主人公です。どうです?良くできてると思うのですが。

まあでも前作は笑い通しでした。ええ、2作目のお相手は私です。…その前ですか?記念すべき第1作目は勿論大佐ですよ、当然でしょう。
とにかく2作目は、合成音声で再現された私の声が私の名前を呼んでくるのでもう、笑いすぎてお腹が痛くて。セックスシーンなんてもう凄かったですよ、なにせ私が私に愛を囁くので…あ、興味があるなら今度持って来て……

いらない?そうですか…。
まあ、とにかく!

なんといっても!

このゲームの良い所はですね、見てくださいこのエグザベ君役の男優!ほら、ホクロの位置がドンピシャで。顔立ちもよく似ているでしょう?演技も素晴らしい出来栄えでしたよ。よく作り込まれていましたね。
えっと……確かに似てるといえば似てる……んですかね、これ?

…?

…ああ、なるほど。
ええ、これね、ほら一応、今作の世界観としては今から10年後の未来になりますので、作中のエグザベ君は33歳になるんですよ。ですから、今より少し成長したエグザベ君を想像して選ばれたようです。
いいですよね、30代のエグザベ君。ハンサムで素敵です。すごくモテるんじゃないですか?…え、今はそうでもない?まあ、後10年…いえ、5年もすればきっと変わりますよ。
それでは、レビューサイトに投稿された感想文(?)を1つご紹介しましょう。この方はとても熱心なファンのようです。
『新作発売おめでとうございます!過去2作をプレイしてこのシリーズのファンになったので、もうこの日が待ちきれませんでした!早速いくつか回収してきたので私のお気に入りのルートについて語らせてください!
(▼続きを見る)
BITTERエンド⑰「ミノフスキー粒子のにおい」すごく良かったです。このルートはグラナダ全域が敵の空襲を受けるというかなり情勢値ヤバめのシナリオなのですが(普通に遊んでるだけでも情勢赤ゲージまで上がるので意外とサクッと入れます)、休み時間に主人公が実習棟のシミュレーターで自主トレしている間に、爆撃機投下された爆弾が本棟の一部に直撃してしまい、たまたま教室に残っていた級友たちが亡くなってしまいます。この日の午後の行動を『MS操縦訓練』にするとこのイベントが発生します。具体的にいつ頃発生するかは是非ご自身の目で確かめてみてください^^
この時オリベ先生はちょうど別のクラスの野外授業をした後で、教室に向かって移動している最中で、空襲警報を受けてもしや…!と思い急いで走り出したのですが、間に合いませんでした…。

爆風の中飛んできた破片で彼も利き腕を使えなくなってしまうのですが、自分のことは後回しで燃え盛る校舎に必死に走って行き、生徒一人一人の名前を呼ぶ場面がとても良かったです。特に、瓦礫の隙間に挟まった生徒の命の灯が消えゆくのを静かに看取るオリベ先生の表情にご着目ください。目の光が消えないんですよ。すごくいい。まさに「エグザベ・オリベ」って感じの演技で最高でした!
このルートでの主人公は現役復帰したオリベ先生のMAVになるのですが、最低でも《操縦》と《思考》をBランク以上まで育てておかないと戦死してBADエンドに分岐します。《NT》もいくらか育てておくと楽にはなるかな?
また、《親交》がSランクまで上がっていれば(条件かなりキツいですが…)何度目かの出撃のあと昂った体を…というシチュエーションのHシーンが入ります。大筋は他の戦闘後Hシーンと同じですがオリベ先生の利き腕に触れたり主人公の反応など細部が異なるので、わざわざ回収しに行く価値はあります!!
なおこちらのBITTERエンドでは、先生と肩を並べて第二次一年戦争を戦い抜いたものの戦中の出来事がトラウマになってしまい自宅療養を始めた主人公を、戦後復職してフラナガンスクールの教員を続けるオリベ先生がお見舞いに訪ねてくるシーンで終わります。「無理して笑わなくていい」と言って教え子を抱き締めるオリベ先生、ここの一枚絵スチルが美しいです。
では、まだSECRET全回収できてないのでもっかい走ってきます!!ノシ』
(👍125 👎9)

……あの、今更、教師と生徒が?とか倫理観がどうとかは言いませんけど、
では、何が?
いや、だって、おかしくないですか…?

今の連邦にこれだけの数の宇宙爆撃機と爆弾を用意する余裕があるんでしょうか?
そこはエグザベくん、ほら、作中の世界では今よりもっと経済が回復していますし、何より元々連邦は我が国の30倍の国力を保持してていたでしょう。
先のサイド6での一件を思えば、我々の知らぬ間に新たなMS・MAを作っていてもおかしくないですし。なんやかんやその辺の考証は行なわれたものかと思います。
え、でも…

そんなものを今更作ってどうするんですか?今度こそ戦争は終わったんですよね?
。o(うーん、すごくエグザベ君…)
まあ、ほら、あくまでもフィクションですから。現実は大丈夫でしょう。たぶん。
ええ、たぶん…。(アルテイシア様とかミネバ様とか色々な火種に思いを馳せながら)
