鎧武 妄想5話③

鎧武 妄想5話③

2スレ目の4

ガレージ外駐車場___


戒斗、初瀬と城之内を従えて、光実と対峙


戒斗「...お前が、『鎧武』の新しいアーマードライダーか?」


光実「........」


戒斗「...葛葉己詩はどうした?」


光実「己詩さんがいなくても、もうこのチームには僕がいる」


戒斗「...逃げたのか?...そうか...結局アイツもその程度の腰抜けだったか...」


光実「あんた如きが、己詩さんを解ったように語るんじゃない...!変身!」


ブドウ!/

ロックオン!/ハイーッ/


ブドウアームズ!/

龍!砲!ハッ!ハッ!ハッ!/


光実、龍玄に変身



戒斗「...変身」


バナナ!/

ロックオン!/カモンッ/


バナナアームズ!/

ナイト・オブ・スピアー!/


戒斗、バロンに変身



城之内「手伝おうかー?」


バロン「...お前達より、ずっと当てになるヤツらがいる」



バロン、ドングリLSを2つ解錠し、初級インベス2体召喚



龍玄「?!...インベスが実体化してる!?」


バロン「知らなかったのか?これも戦極ドライバーの能力だ」



龍玄、銃撃するもバロンに防がれる



バロン「力は使いこなせてこそ、初めて意味がある。お前はここまでだ...!」



龍玄、銃をトンファーにして応戦するも、バロンは3対1で追い込む



バロン「フッ...!」(槍で攻撃)

龍玄「ぐっ...!」


城之内(自分も戦いながら、インベス2体に指示出して制御してる...

ホント、大したもんだよ...)



己詩と舞が駆けつけて来るも、リング外の壁に阻まれる


己詩「ッ!...ミッチ...!」

舞「3対1なんて...!」


バロン「...今更ノコノコ何をしに来た?葛葉己詩」


己詩「........!!」


バロン「力に背を向け、逃げるお前に用はない。そこで見ていろ...!」(槍を振る)


龍玄「ぐあ...!」


己詩「ミッチ!逃げて!」

舞「ミッチ!!」



龍玄「負け...られ...ない...!

   己詩さんが...舞さんが...見てる...!うああー!」


バロン「無駄だ...!」


徐々に追い詰められる龍玄



己詩「ミッチ...何で逃げないの...?」


舞、己詩を見舞った後のミッチを思い出し


舞「...きっと己詩が見てるからだよ」


己詩「...え?」


舞「ミッチは己詩のやってきたことを見て、それが無駄じゃないって...

己詩に憧れて戦う事を決めたんだよ。

だったら己詩の前で逃げれるワケないよ!」


己詩「わたしが...ミッチを...」



バロン、龍玄を追い詰める



己詩「...舞、ベルトを持ってきて!」


舞「!己詩...それは...!」


己詩「わたしも!自分の為に戦いたい!その為の力が欲しい...!」


舞「!.......」


己詩「.......」


舞「...わかった」(ベルトを取りに走る)


舞(...ああ!もう!)



龍玄「ダメです!己詩さん...!貴女は...!」


己詩「あのベルトの力を引き受けられるのは私だけなの!

だったら私はそれを選ぶ!

自分にしかできないことを...

責任持って、自分の為にする!」


龍玄「...!」


舞「...己詩、ミッチをお願い!」(ドライバーを投げてよこす)


己詩「...うん!」



己詩、ドライバーを装着



己詩「変身!」


オレンジ!/


ロックオン!/法螺貝音~♪/


ソイヤッ/


オレンジアームズ!/

花道!オンステージ!/



鎧武「...邪魔!!」


鎧武、リングの壁を殴って叩き壊す



バロン「...!」

初・城「!?」



鎧武「......ここは私の花道だよ...!」



鎧武、龍玄を庇いバロンに相対する


鎧武「大丈夫!?ミッチ!」

龍玄「......はい...っ!」



バロン「...やはり貴様は枠に収まらないか...!」

鎧武「?」

バロン「...行け」(龍玄にインベスをけしかけ、鎧武と相対)


バロン「だが、貴様達はこの力を理解していない...

強さを示し、弱者を支配する。貴様にはその覚悟がない...!」


鎧武「...違う!私はそんな覚悟いらない!そんなの強さじゃない!」


バロン「何?」


鎧武「私のチームは本気でダンスをする為に戦ってる!

   それがみた人達の勇気になってる!

そして、その勇気がチームの皆を強くしてる!」


龍玄がインベスと戦っている



鎧武「そうやって誰かを励まして貰った勇気が、また誰かの勇気になる!

それが私の信じる強さ!

私の花道の先にある...夢のステージだぁ!!」



鎧武、バロンを殴り飛ばす



バロン「ッ!...戯言をほざくな!」



龍玄、インベスから距離を取り、鎧武にイチゴLSを見せる


龍玄「己詩さん!コレ使ってください!」(LSを投げる)



鎧武「!わかった...!」


イチゴ!/


ロックオン!/法螺貝音~♪/


ソイヤッ/


イチゴアームズ!/

シュシュッと!スパーク!!/


鎧武、イチゴアームズに変化し、イチゴクナイをかまえる


鎧武「投げる武器かぁ...!ありがと!ミッチ!...行くよ!」

龍玄「はい!」


バロン「行け...!」(インベスを向かわせる)


インベスは龍玄の銃撃で、バロンは鎧武のクナイ投擲で翻弄される


鎧武「シュシュッと!」(投擲)

バロン「グッ!?」(槍で攻撃を防ぐ)

龍玄「ハア!」(銃撃)


鎧武「よ~し!決めるよ!ミッチ!」(イチゴLSを無双セイバーに取り付ける)

ロックオン!/


龍玄「...はい!」

ブドウスカッシュ!/


鎧武「ハァァ...」

イチ・ジュウ・ヒャク!/


鎧武「セイハァァァァ!!」(剣から無数のクナイを放つ)

イチゴチャージ!/


龍玄「ハァァァァ!」(龍砲から必殺技)



インベス2体が爆発、その爆炎の後ろにバロン



バロン「フッ...やはり楽しませてくれるな!鎧武!」


バロンが2人に向かおうとすると、初瀬と城之内が割り込んでくる


鎧・龍「「?」」


バロン「何の真似だ?」


城之内「2対1はさすがにまずいっしょリーダー...

俺達も捨てたもんじゃないとこ見せてやるよ」



2人の手に戦極ドライバー



鎧武「?!...それ!」

龍玄「そんな!?...あいつらも...?」


城之内「男子3日会わざれば、刮目して見よ!ってなぁ!」

初瀬「...行くぜぇ!!」

 

ドライバーを装着、各々のインジゲーターにグリドン、黒影の刻印


初・城「「変身!」」

マツボックリ!/

ドングリ!/


2人の上空に鎧


ロックオン!//法螺貝音~♪ファンファーレ音~♪


ソイヤッ/カモンッ/


マツボックリアームズ!/

一撃!イン・ザ・シャドウ!!/

ドングリアームズ!/

ネバー・ギブアップ!!/


初瀬と城之内が変身


鎧武「4人目、5人目の...アーマードライダー...!?」



街を走る車の車内___


シド「テストに用意した戦極ドライバーは6機、うち5機までがオーナーを決めてる。

   この短期間で仕込んだにしちゃ、上出来だと思うがねぇ...」


貴虎「...最初の失態を忘れていないだろうな?

あれのおかげで、湊に余計な仕事ができた」


シド「別に監視は変わらず俺や下っ端がやっても良かったんだぜ?

生真面目な上司が湊の方がマシっつーからなぁ...」


貴虎「...あと時空間転移の手段を与えたのはどう言うつもりだ?

予期せぬ事態になったらどうする?」


シド「...案外連中の誰かが、

あんたより先に『ヘルヘイムの森』の謎を解いてくれるかもしれないぜ?」


貴虎「バカな...奴らは所詮モルモットだ。あり得んよ」


シド「...最初の嬢ちゃん以外の装着者名簿、見るかい?」


貴虎「必要ない。すぐに湊から彼女のデータを共有できる形にして送らせる。

一緒に管理しておけ。後は任せる」



シド、車から降りて名簿を見る



シド「そっかー、任されちまったかー俺ー♪」(光実のデータを見つつ)



車はユグドラシルタワーへ___



次回

舞「己詩、バイト探しうまくいってるかな?」


凰蓮「パティシエとお呼びなさい」


ドリアンアームズ!/

ミスターデンジャラス!!/


凰蓮「さあ!始めますわよ!破壊と暴力のパジェンドを!」


第6話「ドリアンライダー、参戦!」


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