金玉キラキラ金曜日
金玉の大きい生徒についての噂を私が耳にしたのは、私が温泉高専東京校に入学して一月ほど経った頃だった。
「隣のクラスにさ、なんか男なんだけど女の格好してるみたいな奴がいてさ。親に女として育てられてる?みたいな。名前忘れちゃったけど」
「ふうん」
「そいつの金玉がめっちゃデカくて、しかもすぐ射精すんの! マジあれで一日中遊んだもんねこないだ」
最初は聞き流していた私だけど、ある日唐突にその人と遭遇することになった。休み時間に私がトイレへ行くと、個室から数人の声が聞こえてきた。
「もうダメだって、イッたからっ」
「でも金玉揉み揉みしたらすぐちんちんおっきくなるじゃん」
「ほら揉み揉み♡」
「あぁっ……」
「わっ♡ちっちゃいちんちんピクピクして可愛いー♡」
「あっ♡あっ♡」
吐息と嬌声が漏れてくる扉の前で、私は立ち止まった。一体この奥で何が行われているのだろうか。
「ねぇ、私今日まだセックスしてないんだけどー」
「頑張れ♡頑張れ♡」
「はあ♡はあ♡も、もうだめぇ……」
えっちな声が漏れてくるたびに、自分の子宮が疼く。我慢できなくなって、私は自分のおまんこに手を伸ばした。
無我夢中でオナニーしていると、いきなり扉が開いた。中には女子が2人と、その2人に金玉を触られている男の娘が1人。
男の娘の金玉の大きさに驚くよりも先に、個室からほのかに香る精液の匂いが私の理性を完全に殺した。
すっかり上気した私は一目散に金玉にむしゃぶりついた。金玉は私に吸いつかれると反応してぷくっと膨らんだ。
この金玉! この金玉が欲しかった!
一心不乱に金玉をしゃぶる私の頭を、男の娘は優しく撫でた。
「そんなにがっつかなくても、金玉は逃げないよ」
「ごめん……」
私は正気に戻った。優しく金玉にキスをする。
「ねえ、私とセックスしてくれる?」
耳にかかった勾玉が小さく揺れた。