酔いどれヨダナマテリアル

酔いどれヨダナマテリアル


ドゥリーヨダナ[ドランク]

クラス:アサシン


・ステータス

筋力:A+ 耐久:D 敏捷:D

魔力:A 幸運:EX 宝具:B


・スキル

月下の宴:B

酔いどれ棍棒術:EX

魔花繚乱:A


・クラススキル

気配遮断(酔):A

陣地作成(宴):B

神性:E

狂化:C


・キャラクター詳細

酒は飲んでも飲まれるな。飲まれた結果がこれである。

マハーバーラタにおける「牧場視察」の章にてガンダルヴァに囚われたドゥリーヨダナが何の拍子にか神酒・ソーマを摂取。

その結果魔性が暴発、花と酒にまみれた酔いどれ機構の爆誕である。

自分を捕らえていたガンダルヴァをも支配下に入れ、カルデアを招いての大きな宴の開催のために好き放題していた。


・プロフ1

身長/体重:190cm・90kg

出典:マハーバーラタ

地域:インド

属性:混沌・中庸 性別:男


伴っている丸っこい鳥はガンダルヴァの変化である。もふもふ。


・プロフ2

パーンダヴァ五王子が森へと追放され、それを馬鹿にするため行われた「牧場視察」。

前もって準備されていた別荘は半神半獣のガンダルヴァたちに乗っ取られ、それに怒ったドゥリーヨダナが彼らを追い払おうとした結果、自軍から見放され自身はガンダルヴァに囚われた。

その後五王子に救い出され、それを屈辱に思ったドゥリーヨダナは自死も辞さぬほど落ち込み、カルナらカウラヴァ、そして悪魔や羅刹に励まされ…と話が続くはずであった。


救助を嘆願され五王子がガンダルヴァが集いドゥリーヨダナが囚われているはずの別荘へ向かうも、そこは酒の香りの霧に覆われ強靭な結界に守られた天高くそびえる花の塔へと姿を変えていた。

そして塔の天辺に居座るドゥリーヨダナはソーマの権能により未来視のようなものを獲得し、酔っていていつ手に入れたかはわからないこの手元にある聖杯を回収しにくるであろう組織―カルデアの存在を知り。


どういうわけか、カルデアへ一体の幼いガンダルヴァを派遣し、宴会の招待状を送りつけたのであった。


・プロフ3

基本的に酔っているドゥリーヨダナである。素面の時より騒がしく、笑いのツボが浅く、涙腺が弱く、そしていつにも増して強欲傲慢。やりたいことを包み隠さず堂々と(呂律の回らぬ舌で)語ってみせる。

この度騒動を起こしたのもほとんどがうるさく楽しく宴がしたいというわがままが理由である。

一応カルデアが存在する時代のルールを考慮して子供は誘わないようにしたり、苦労しがちなサーヴァントの慰安を兼ねた催しを行ったり、神酒ソーマが聖杯から溢れ続けるというとんでもない状態を極力狭い範囲で押さえ続けるための策を練ったりはしたが、それらも自身が長く楽しめるようにしたいがためである。


・プロフ4

〇酔いどれ棍棒術:EX

半身が花のような異形に変わりつつも、彼の両腕は健在であり、ドゥリーヨダナが誇る棍棒術の技も神酒の力により磨きがかかっている。

…しかし、同時に彼は常に酩酊し続けている。酔っぱらいの手から棍棒がすっぽ抜ける可能性は残念ながら存在するのである。


〇魔花繚乱:A

ドゥリーヨダナは悪魔カリの化身である。ドゥリーヨダナの上半身はヴァジュラの堆積であり、下半身は女神が花を用いて創ったものであり、見たものを魅了する。

―それらの要素が神酒ソーマにより強調、増強。本来持っていたカリスマもこちらに混ざりこみ、彼の周囲の人間は魔により、花により、酒により魅了され、鼓舞される。

時に破滅じみたデメリットも伴うのはご愛敬。


・プロフ5


『神酒溢るる花の離宮』


ランク:C+ 種別:対軍宝具

レンジ:1~99 最大捕捉:1000人


マディヤパ・ヴィラ。


牧場視察の建てられた別荘であり、一時期ガンダルヴァの住まいになっていた建物であり、ソーマ酒がもたらす魔力によって一種の固有結界と化した花の塔。

ひとたび中に入れば噴水のようにあちこち流れる酒と、漂う花の香により深い酩酊状態に陥り並大抵のものは歩くのもままならなくなるだろう。

中に入らずとも香は溢れ出し人の心をかき乱す。一歩間違えれば国一つ沈む可能性すらある。

酒とは未熟なものには毒となり、たとえ強靭な者であっても扱いを間違えれば忘却と破滅に陥るものである。

 

 

 

  


・プロフ6 イベントクリア&絆レベル5で解放

ガンダルヴァに囚われた彼は、その時初めて真に孤独であった。

友からも弟妹からも宿敵からも臣下からも離され、道理の通じぬ存在に囲まれたドゥリーヨダナの精神はその一晩ほかの「ドゥリーヨダナ」がオルタに陥る寸前のものと変わらなかった。

そんな中一羽の子鳥がなけなしの勇気を振り絞り、彼に盃を差し出した。

たとえ穢れと蔑まされるようなものであっても、それが差し出すものを欲し、差し出してきたものに偽りなき謝意を抱くのがドゥリーヨダナである。

それが汎人類史においては幽かと消える勇気であればなおさらである。

たとえその杯が子鳥がたまたま入手してしまった聖杯であり、その中身が子供の純朴さとそれしか知らぬという無知さゆえの「孤独なる彼に至高の馳走を」と願って生まれた神酒であったと知っていても欲していただろう。

そしてその神酒を飲んだことにより過剰なほどまでの情報…己の未来、或いは異聞の多種多様な地獄を見た末に。

「どいつもこいつもやりたいことをやれないままつまらない顔をしおって。ならばわし様はその分やりたいようにやろうではないか!」

そんな思いを抱いた。ただそれだけ。


彼はただそれだけの、いつも通りのドゥリーヨダナなのである。

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