運び屋と何でも屋の誘惑
「運び屋!そのチップを早く返しなさいよ!!」
「何でも屋もうるさいわね〜こんなレアな情報、簡単に返すわけないでしょ〜?」
夜を知らない摩天楼。その路地裏で、二人の女性が相対していた。
一人は運び屋を生業とするI:Pマスカレーナ。ノースリーブのライダースーツを身にまとい、妖艶な雰囲気を醸し出している。
もう一人は何でも屋を生業とするハンディーレディ。赤く長い髪が強調されるような黒のコートを羽織り、マスカレーナよりも豊満に実った双丘が窮屈そうにそのサイバースーツを押し上げている。
2人は対立するふたつの企業にそれぞれ雇われており、機密情報がインストールされたIDチップの争奪戦を繰り広げていた。
「あなたにそれを渡しちゃったら私の報酬がパーになっちゃうのよ!」
「そんなこと言ったらあたしだってあんたに返したら報酬が無くなっちゃうんだけど!?」
そんないい愛を続けながら、2人はビルの屋上を跳び移っていく。
「ほらっ!こっちよ!」
「そうはさせるかっての!」
ハンディーレディがマスカレーナに向けて手をかざしたその瞬間、マスカレーナはビルの壁を蹴って空中へとその身を躍らせる。そしてハンディーレディもすぐさま追いかけるように空へと飛んだ。
そんな中、マスカレーナのポケットからチップがポロッと転げ落ちた。
「あっ!しまった!」
チップは重力に従い、地面に向かって真っ逆さまに落ちていく。頑丈なケースに守られているチップは壊れることはないが、そのまま誰かに持っていかれるのも困る。
そしてその懸念は、現実となってしまった。
チップは道行く男子学生の頭に直撃する。
軽い材質で作られていたため、大した痛みでは無いが、彼は頭を軽くさすりながら、チップを拾い上げてそのまま歩みを再開した。
それを数メートル上から見ていた二人はというと、
「あんたのせいで落としちゃったじゃない!」
「あなたがちゃんと持ってたらそんなことにはならなかったのよ!!」
「なにを~!!」
男子高校生そっちのけで喧嘩を続けていた。
アルバイトを終え男子学生は、道中頭に落ちてきたそのチップを不思議そうに眺めながら帰路についた。
高校に入って独り暮らしをはじめ、だれもいない部屋に帰ってきた男子学生は鞄を無造作に床に放り投げ、PCの電源を入れる。
厳重に保護されたIDチップの中身を確認しようと、ケースを開けようとした、その時だった。
部屋のインターフォンが鳴る。
「宅配便でーす」
インターフォンから聞こえてきたのは、そんな若い女性の声。
机にチップを置き、玄関に向かう。
今日に宅急便が来る予定はなかった。それにもう夜も遅い。それなのに男子学生は無警戒にドアを開く。
「やっと見つけた…」
ドアの向こうには宅配員はおらず、代わりに黒髪のライダースーツの女、マスカレーナが立っていた。
突如家に押しかけてきた見知らぬ美女に、男子学生は思わず見惚れる。
「ねぇ~♡お姉さんとちょっと遊ばない?」
マスカレーナは前かがみになって胸の谷間を男子学生に強調し、甘い吐息をかける。
運び屋として名をはせているマスカレーナにとって、色仕掛けの経験もそう少なくない。
とは言っても、ここまで雑なハニートラップは今までに類を見ないものだったが。
現に男子学生も、興奮よりも困惑が勝っている。
「ねぇ~いいでしょ?ちょっと遊ぶだけよ♡」
マスカレーナはそう言って男子学生の腕に絡みつき、豊満な胸を彼の腕に押し付ける。
男子学生は顔を赤くして、視線を逸らす。
反応を見るに男子学生はかなり奥手な性格だったようだ。マスカレーナが普段付き合いのある男はその肉欲を隠さずに接してくることもあって、余計に男子学生の純粋さが際立って見えた。
マスカレーナの行動に、男子学生は何か言わなければと口を開くが、うまい言葉が出てこない。
その様子を見て、マスカレーナは彼が童貞であることを確信する。思わず笑みがこぼれる。
「ふふっ…あたしに何してほしい…?お姉さんに教えてほしいな……♡」
マスカレーナが男子学生の耳元で囁いた瞬間、男子学生は顔を真っ赤にして飛びのいた。
しかし、マスカレーナは彼を逃がさない。
「ほ~ら♡遠慮しないの♡あたしのこと好きにしていいんだよ♡」
そう言って男子学生の手を取って、自分の胸へと触れさせる。
マスカレーナの大きな胸は服越しでもその柔らかさがはっきりと伝わってくるほどたわわに実っている。
今までこんな経験のない男子学生にとって、それはあまりにも刺激が強く、興奮せずにはいられなかった。
「ふふっ……もっと揉んでもいいんだよ♡」
マスカレーナは優しく微笑みながら甘い声で囁く。
この坊やなら簡単に落とせそうね♡などとマスカレーナは心の中でほくそ笑む。
男子学生はその手に伝わる感触をもっと味わいたいという衝動にかられていた。
マスカレーナはそんな男子学生の様子を見ると、さらに篭絡するように甘く誘う。
「ねぇ~……気持ちいいこと、したくない?お姉さんが教えてあげる♡」
男子学生の耳元でそう囁くと、彼はごくりと喉を鳴らす。初々しい彼の反応を見ながら、マスカレーナはそのライダースーツをはだけさせる。
すると、胸だけを露出させた黒い下着が男子学生の目の前に現れた。
「ふふっ♡ちょっと汗臭いかもだけど…♡」
そう言いながら、マスカレーナは両手を広げて、男子学生を誘う。
その豊満な胸を近くで見せつけられ、男子学生の理性は限界を迎える。
マスカレーナの胸元に顔をうずめ、鼻息を荒くする。
「ふふっ♡お姉さんの汗の匂い嗅いじゃって……匂いフェチだったりするのかな?」
そんなマスカレーナの言葉に応える余裕もないのか、男子学生は胸元に顔をうずめたままだった。
「もうっ♡しょうがないなぁ♡」
マスカレーナは男子学生を押し倒し、その上にまたがる。
そして、自分の胸で彼の顔を挟んだ。
「お姉さんのおっぱい気持ちいい?ふふっ♡でもまだ満足してないよね♡」
マスカレーナはそのまま体を前後に揺らす。胸が彼の顔をもみくちゃにするが、彼の興奮度合はさらに強まるばかりだった。
夢中になって自分の胸をもみくちゃにしている男子学生を見ながらも、マスカレーナは本来の目的のブツを目視で探していた。
確かにこの男子学生の相手も面白いが彼女にも生活がある。
家主をより篭絡してしまえば、部屋を自由に見て回ることも可能だろう。
それに、こうして男子学生がマスカレーナの胸に夢中になって、離して貰えない今、捜索は容易ではない。
もう少し彼が夢中になったら、その隙に探してしまおうとマスカレーナは考えた。
しかし、
「くそっ情報屋が先に来てたのね…っ!って……!?」
部屋の入口からまた別の女性の声が聞こえる。
突然聞こえてきたその女性の声に、男子学生は驚き胸から顔を離す。マスカレーナも声のした方へ顔を向けると、そこにはハンディーレディが立っていた。
彼女もまたマスカレーナと同じく男子学生からチップを取り返そうとしてやってきたのだろう。
マスカレーナが男子学生に色仕掛けをしている姿に思わず固まってしまうハンディーレディ。仕事柄、ハニートラップを仕掛けることもあるが、まさかマスカレーナがなんてことのない一般人に仕掛けているとは思っていなかったのだ。
「あなた何をして……!?」
「残念だけど、チップはあんたの手に渡らないと思うわ♡ほ~ら、あんなのはほっておいて、あたしともっとエッチなことしましょう?お姉さんがた~くさん気持ちよくしてあげる♡」
男子学生の顔を自分の胸元から離し、マスカレーナはその黒い下着を外す。たわわに実った胸がプルンとあらわになる。
そのあまりにも魅惑的な光景に男子学生は釘付けになり、抵抗する様子はない。
そんな男子学生の耳元でマスカレーナは甘い言葉を囁く。
「あたしのおっぱい…♡好きにしていいよ…♡それとも、君はこっちを気持ちよくしてほしいのかな?さっきからずっと固いのが当たってるんだけど……♡」
そう言ってマスカレーナは男子学生のズボンに張られたテントの頂点を人差し指の腹でなでる。男子学生のパンツは先走りでわずかに湿り始めていた。
「お姉さんが気持ちよくしてあげる♡ね?あなたはな~にもせずにただ気持ちよくなってればいいのよ♡」
マスカレーナはそう言って、男子学生のズボンに手をかける。
しかし、それをただ傍観していたハンディーレディも男子学生のもとに駆け寄る。
「ほら♡私のおっぱいの方が大きいわよ?触ってみたくないかしら?ふふっ♡触ってくれたらもっといいことしてあげちゃうけど♡」
男子学生の右腕に胸をこすりつけながら、ハンディーレディは誘惑する。
男子学生はただでさえマスカレーナに誘惑されて思考が鈍っている中、さらにハンディーレディにまで胸を押し付けられ、脳がパンクしそうになっている。もはや男子学生の思考力は著しく低下していた。
「ほら…、お姉さんのおっぱい……触りたくない?いっぱい気持ちよくなれるわよ……?」
ハンディーレディは男子学生の左腕を掴み、自分の胸元へと引き寄せる。
片手では収まりきらないその胸の感触は、男子学生をさらに惑わすのには十分すぎるものだった。
「ふふっ♡それでいいのよ♡お姉さんがた~くさん気持ちよくしてあげるわ♡」
ハンディーレディはそのシャツを下着ごとたくしあげる。たぷんと、その大きな胸があらわになる。男子学生の視線を釘付けにしながら、ハンディーレディは自らの胸を揉みしだく。
ついさっきまで女性の乳房を生で見たことがなかった男子学生だが、それがマスカレーナよりも大きいことは何となくわかる。
その圧倒的な胸を見て、男子学生は生唾を飲み込む。
「ふふっ♡もっと好きにしてもいいのよ?乳首をぺろぺろしたり、噛んだり♡お姉さんにリードされたかったりする?お姉さんは優しいから、君がやりたいようにしてあげるわよ♡」
そんな言葉に、男子学生はハンディーレディの乳首を恐る恐る口に含む。口内で舌を動かし、甘噛みをして、その乳首を堪能する。
「ふふっ♡赤ちゃんみたい♡もっと激しくしてくれてもいいのよ?」
ハンディーレディはそう言うが、男子学生はそのまま優しい愛撫を続けた。
「ううっ…これはさすがにやばいわね……」
そんな二人を見て、マスカレーナはそうつぶやく。
このままハンディーレディに男子学生が靡いてしまえばチップの場所を特定できなくなってしまう。
「君、あたしのおっぱいの方が好きなんでしょ?あたしの方が柔らかいわよ?」
マスカレーナは男子学生のズボンを優しく脱がしていく。その股間ははち切れんばかりに膨らんでいた。
「ふふっ♡君のここは正直みたいね……お姉さんが気持ちよくしてあげる♡」
マスカレーナは男子学生のモノをその胸で挟み込み、上下に動かし始める。
すると、男子学生の下半身がびくりと震える。亀頭からは透明な液体が漏れ出している。
「んれ〜〜♡ほら、これで滑りも良くなるでしょ?ふふっ♡どんどん固くなってる♡」
マスカレーナは谷間からとび出た亀頭唾液を垂らし、さらに滑りをよくする。
亀頭から流れ出す先走りと、マスカレーナの唾液が混ざり合い、男子学生のモノはさらに激しく脈打ち始める。
男子学生は口を半開きにしながら、快感に身をよじる。
「ふふっ♡ほらっ♡もっと気持ちよくなりたいでしょ?お姉さんのおっぱいの中でいっぱい出していいんだよ♡」
マスカレーナはその胸をさらに激しく動かしていく。もはや男子学生のモノは限界寸前だった。
「もう…♡運び屋にパイズリされて気持ちよくなるのはいいけど…私に甘えるのは辞めないでよ?」
そう言って、ハンディーレディは男子学生の頭を抱き込むように双丘にうずめる。
そのまま頭を優しく撫でられ、男子学生も再び乳首を吸い始める。
ハンディーレディもまた、男子学生に乳首を吸わせながら部屋を見渡す。そして、男子学生に奉仕している様子からもマスカレーナがチップを見つけていないことは明白だ。
マスカレーナとハンディーレディの脳内ではこの男子学生を先に篭絡した方がチップを手に入れられるという図式が出来上がっていた。
実際はデスクに無造作に置かれているのだが。そんなことは露知らず、2人は男子学生に優しく奉仕していく。男子学生はただただされるがままに快楽に溺れていた。
「ふふっ…どんどん我慢汁が出てるわよ♡そんなに気持ちいいのね?ちゅっ♡」
マスカレーナは気筒から溢れ出る先走りを唇で受け止める。
その快感に身体を震わせ、男子学生はより強く乳首を吸ってしまう。
「あんっ♡もう……そんなに激しく吸わないで♡あたしは逃げたりしないから♡」
ハンディーレディは微笑みながら男子学生の頭を撫でる。男子学生は気持ちよさに腰が浮きそうになるのを必死に抑えながら、乳首にしゃぶりつく。
男子学生のモノは限界寸前だった。マスカレーナの奉仕にハンディーレディの優しい愛撫。その快感に耐えられるはずがない。
「もう出るの?いいよ♡あたしのおっぱいでたくさん出して♡」
「ダメ♡運び屋のおっぱいじゃなくて私のおっぱいで気持ちよくなって射精しよ?だから今は我慢♡我慢♡我慢できたらご褒美あげるから♡」
マスカレーナに射精を誘われ、ハンディーレディに射精の我慢を促される男子学生。
自分が置かれている状況に理解が追い付かず、二人にされるがままになっていた中で、射精するかしないかの二択に迫られる。しかし、その快感は二択の答えを出すことすら難しいほどのもので。
「ほらっ♡我慢なんてしなくていいから♡あたしのおっぱいで射精して♡」
「ダメだよ♡射精しちゃったらお仕置きだからね♡」
ハンディーレディに制止されながらも男子学生は、その劣情をマスカレーナの顔にめがけて解き放つ。
「んあっ♡んんっ♡ちゅっ♡」
マスカレーナは顔にかかる熱い液体を受け止める。その様子を見たハンディーレディは、
「あ~あ…結局我慢できなかったね……」
すこし不機嫌そうにしている。ハンディーレディからしてみれば男子学生の意識がマスカレーナに向いてしまってはたまらない。
男子学生はハンディーレディのおっぱいから口を離し、射精後の余韻に浸る。
マスカレーナはその男子学生の顔にかかった精液を舌で舐めとっていく。
「ふふっ♡こんなにたくさん出るんだね♡もしかしたらお口でしてもらうのはこれが初めてだったりした?」
男子学生は恥ずかしそうに首を縦に振る。マスカレーナはその返答に満足げに微笑むと、
「もっと気持ちいいこと…しよっか♡」
ライダースーツを完全に脱ぎ去り、男子学生を押し倒す。
しかし、
「それより先に…坊やにお仕置きしないとね……♡」
マスカレーナを押しのけ、ハンディーレディが男子学生の腹の上にまたがる。そして、そのまま腰を落とし、自分の膣に男子学生のモノを挿入した。
「んあぁっ♡あんっ♡入れちゃった……♡このまま君の精子、全部搾り取って…トロトロに甘やかしてあげる♡」
ハンディーレディは男子学生の胸板に手をつき、腰を動かし始める。
その豊満な胸はそのゆっくりとした腰の動きに合わせて揺れ動き、男子学生に視覚的な快感を与える。
そして何より、膣内の感触はマスカレーナの胸や自身の手とはまるで違うものだった。優しい締め付けや感触もさることながら、その温かさがより気持ちよさを増長させる。
「んんっ♡あんっ♡ふふ、もうおっぱいに夢中だね……♡」
男子学生は目の前にある大きな胸を再び口に含む。ハンディーレディもそれを優しく受け止め、その頭を撫でる。
ハンディーレディもこの部屋に来た時はここまでするつもりはなかった。しかし、ここまで身体を許してしまったのはほかならぬ男子学生に魅力を感じてしまったからだろう。
彼女もマスカレーナと同じく仕事柄、色仕掛けによって男に抱かれることもある。あるときは依頼によってベビーシッターという名目で、富豪の子供たちに夜の相手をさせられそうになった経験もある。そう言った時は何とかかわしてきたが、その誰もが下卑た笑みを浮かべ、彼女のことを考えずに肉欲に溺れている醜猥な様子だったのを思い出す。
しかし、男子学生は困惑した表情で、されるがままに自身の乳首に甘えていた。恋愛感情が芽生えたということでは一切ないが、遠慮しながらこちらに気を遣う姿に、どこか母性を感じてしまったのかもしれない。
「いいこいいこ……♡お姉さんのおっぱいたくさんちゅぱちゅぱしていいよ♡」
ハンディーレディは男子学生に追いかぶさるように上体を屈ませる。ぶら下がるように零れ落ちた乳房によって、男子学生の視界が遮られる。そのまま頭を優しく撫でられ、男子学生は赤ん坊のように乳首に吸い付く。
「ふふっ♡かわいいね……♡あんっ♡」
腰を何度も打ち付け、ハンディーレディは嬌声を漏らす。
その嬌声に混じる水音が、男子学生をさらに興奮させていく。
「んっ♡あんっ♡はっ……♡もう射精したいの?いいわよ♡私のオマンコにドクドクって精液おもらししても♡ほらっ♡我慢なんてしなくていいから、気持ちよくなって♡」
そう言いながらハンディーレディはさらに激しく腰を振る。
男子学生の射精感は限界に達し、その瞬間にハンディーレディが肉竿を根元まで飲み込むように腰を押し付ける。
「んっ♡イクっ♡あんっ♡あぁぁあっ♡」
ハンディーレディの言っていたように漏らすような射精と共に男子学生が身体を震わせる。そしてハンディーレディもまた、子宮に迸る精液の熱さに身体をくねらせながら快感を享受する。
「ふふっ♡たくさん出たね♡」
男子学生は射精後もいまだ興奮が収まらない様子でハンディーレディの乳房をしゃぶりながら腰を彼女に押し付けていた。
「んっ♡よしよし……おもらし射精、頑張ったね♡もっとこうしててもいいわよ?」
ハンディーレディは男子学生にそう語りかけ、優しく頭を撫でる。
「ふふっ♡君の初めて、お姉さんが貰っちゃった♡」
そう言って、ハンディーレディは男子学生の頬を撫でる。
「……ちょっと!何ダラダラしてんのよ!」
マスカレーナがハンディーレディを押しのけるようにして男子学生から引き剥がす。
「もう…強引なんだから……」
名残惜しそうに男子学生から降りるハンディーレディ。男子学生はさっきまで誘惑していた時と雰囲気が違うマスカレーナに驚きが隠せない。
「あたしのオマンコは何でも屋よりも気持ちいいんだから!」
マスカレーナはそう言って男子学生のモノを自分の膣にあてがい、そのまま腰を落とす。
「んあっ♡どう…?あたしのオマンコ……キツキツで気持ちいいでしょ?あんっ♡」
マスカレーナの膣はハンディーレディとはまた違った気持ちよさを男子学生に与える。
マスカレーナは激しく腰を動かす。その腰の振り方は精液を搾り取ることに特化しており、その刺激に男子学生は声を漏らす。
「ふふっ♡どう?気持ちいいからってすぐに射精しないでよ?もっとお姉さんのおまんこ味わって♡あんっ♡」
マスカレーナは男子学生の上半身を抱き上げ、対面座位の形になる。
「かわいいお姉さんの顔が目と鼻の先♡ねぇ、君はあたしにどうしたい?何でも言っていいわよ♡」
男子学生は息をのむとマスカレーナに口づけをする。マスカレーナは一瞬驚いた顔をしたが、すぐにそれを受け入れ、男子学生の後頭部に手を添える。
「んっ♡ちゅっ♡んあっ♡キスしながらおまんこズポズポするの、本当に気持ちいいよね♡でも、チュッチュッだけでいいの?例えば舌と舌をベト~ってくっつけて、べろべろ~って絡ませたり…したくない?」
そういうとマスカレーナは瞼を閉じて舌を出す。男子学生は恐る恐るといった様子でマスカレーナの顔日被いていくが、それよりも先にマスカレーナが男子学生の唇に吸い付いた。
「んむっ♡ちゅっ♡れろれろっ♡あはぁっ♡」
男子学生の口の中に舌を挿入し、激しく絡めていくマスカレーナ。
男子生徒もそれに答えるように舌を絡ませていく。お互いの唾液を交換するような濃厚なキスに、さらに興奮が高まっていくのを感じた。
「ぷはぁ♡ごめんね♡君が来る前にアタシからしちゃった♡ふふっ♡気持ちよくなれて幸せだね♡」
マスカレーナは男子学生の耳元で囁く。男子生徒はそんなマスカレーナの一言一言に体が熱くなる。
マスカレーナの尻に手を伸ばし、やわやわと揉みしだく。マスカレーナの体重が手のひらに伝わり、その手の形にマスカレーナの尻が柔らかく沈む。
「あんっ♡ふふっ、お尻好きなの?好きなだけ揉んでいいよ♡もっと気持ちよくしてあげるから♡」
マスカレーナは男子学生の胸元に乳房を押し付けてさらに腰の動きを速める。
男の胸元で潰れた乳房は上下に動くマスカレーナに合わせて、男の胸板をくすぐる。そのくすぐったくも気持ちいい刺激に悶えながらも、男子学生はマスカレーナの尻を撫でまわす。
「ほら、もっとキスしよ♡んちゅっ♡れろれろっ♡ちゅぅっ♡」
マスカレーナは男子学生の唇に吸い付き、激しいキスを繰り返す。
二人は再び舌を絡め合う濃厚なキスに酔いしれる。
「んっ♡ちゅくっ……はぁっ……♡君からももっとキスしてよ♡もっとがっついて行かないと、女の子にもモテないぞ〜♡ちゅっ♡」
男子学生の後頭部に腕を回し、マスカレーナは男子学生を逃がさないようにする。そして、その状態で腰を振り続ける。
「んあっ♡ほらっ♡あたしのおまんこ気持ちいいでしょ?君の方からも動かしてみてよ♡」
マスカレーナは男子学生に抱き着くようにしてその身体をさらに密着させる。そして、男子学生は必死に腰を動かし始める。慣れていないためかその動きは拙く、打ち付けるリズムは不均一だが、それでもマスカレーナは気持ちよさそうに喘いでいる。
「あんっ♡そうそう♡やればできるじゃん♡」
男子学生はマスカレーナの腰を掴み、激しく突き上げ始める。先ほどまでとは打って変わって積極的なセックスに、マスカレーナは嬌声を漏らしながらさらに快楽に溺れていく。
「あんっ♡いいっ♡お姉さんの子宮、君のオチンポで押し上げられてるっ♡」
男子学生もマスカレーナの激しい腰使いに限界が近づきつつある。男子学生はマスカレーナを押し倒すような体勢になり、ラストスパートをかける。
「ああっ♡もう出ちゃうんだ♡いいよっ♡あたしのおまんこにいっぱい出してね♡」
男子学生は一際強く腰を打ち付ける。それと同時にマスカレーナは甘い声を漏らしながら身体をのけぞらせる。
「んあっ♡イクっ♡イッくぅぅうう♡♡♡」
二人は同時に絶頂を迎え、マスカレーナは男子学生に抱き着き、膣内に精液が注がれているのを味わう。
男子学生は力が抜けたようにマスカレーナにもたれかかる。マスカレーナはそんな男子学生の頭を撫でながら息を整える。そして、しばらくするとどちらともなく口づけを交わす。
「……ふふっ♡君のファーストキス、もらっちゃった♡」
そんなことを言いながら、ついにマスカレーナは今回の事態のきっかけについて切り出す。
「ねぇ?君、チップとか拾わなかった?」
男子学生は今日拾ったチップのことを思い出す。そしてマスカレーナが来る前にちっつを置いた机の方に視線を向けるが、そこにあったはずのチップがない。
その様子を見たマスカレーナは、次にハンディーレディがいつの間にかいなくなっていたこと、そしてさっきまでしまっていた窓が全開になっていることに気が付く。
「まさか!!」
マスカレーナは急いで窓の外をのぞく。そこにはいつのまにか服を正していたハンディーレディが、チップを片手に微笑んでいた。
「何でも屋!?」
「ふふっ、ごめんね♪このチップは私に返してもらうわね♪」
そう言ってハンディーレディは笑顔で立ち去る。
マスカレーナは急いで服を着ると、窓から身を乗り出してハンディーレディの後を追った。
男子学生は部屋に一人取り残され、嵐のように現れて去っていった二人に唖然とすることしかできなかった。
数日後…
「クッソ~…何でも屋め~!!」
マスカレーナは夜の街をイライラした顔で歩いていた。
あの日、結局ハンディーレディには逃げられ、マスカレーナはチップを取り返すことができなかった。
当然報酬は無し。彼女にとって無駄骨もいいところだ。
その時の苛立ちが今もなお収まらず、その解消にあの男子学生のもとに向かっていた。
確かに雇い主からの報酬はなかったが、彼の存在はある意味、思わぬ収穫だった。
「まさか男子学生に欲情しちゃうなんて……おかげで今夜もムラムラが収まらないわ……」
マスカレーナは自分に呆れながら夜の街を歩く。
想像以上に彼との体の相性が良く、あの日まで童貞だったということも、マスカレーナにとってうれしいところだった。
「あのままあたし好みに教育して……なんて♡」
そんなことをつぶやいているうちに件の男子学生の住むアパートにつく。
すこし彼を驚かせようと、ピッキングでカギを開けて部屋に入る。しかし、
「ふふっ…♡お姉さんのおっぱい、おいしいかしら♡最近はいいこと続きで機嫌もいいし、たんと甘えてくれて構わないわよ♡」
彼はすでにハンディーレディに腹の上に乗っかられて彼女の乳房をしゃぶっていた。
「んふふっ♡可愛い子ね♡いっぱい赤ちゃんみたいに吸いなさい♡」
「あんた…なんでここに……!?」
そんな二人の姿を見て、マスカレーナは固まる。ハンディーレディは悪びれる様子もなく、男子学生におっぱいをしゃぶらせ続ける。男子学生も嫌がるそぶりはなく、むしろ彼女を求めているようにも見える。
「何でも屋が何してんのよ!?」
「ふふっ♡今日は機嫌がいいからこの子と仲良くしてるだけよ♡ほら、お姉さんのおっぱいおいしいね~♡」
ハンディーレディは男子学生にそう話しかける。男子学生は流されるままといった様子でハンディーレディの胸をしゃぶっている。
「ふふっ♡君の身体、とっても気持ちいいわ♡ほら、もっとおっぱいの吸って♡」
マスカレーナは唖然としつつも男子学生とハンディーレディを引きはがそうと歩み寄る。
「あんたねぇ!あたしの獲物を横取りするんじゃないわよ!」
そう言って男子学生からハンディーレディを引き剥がす。男子学生はマスカレーナに抱き着くように倒れ込む。
男子学生の顔がマスカレーナの胸の谷間に挟まる。マスカレーナはそのまま服を脱ぎ始め、その裸体を彼に見せつける。
「ふふっ♡何でも屋のせいでイライラしちゃったから、あたしのことも気持ちよくしてよ?」
「お姉さんのことも気持ちよくしてほしいな♡ほら、おっぱい吸っていいからね♡」
ハンディーレディはマスカレーナの隣に並ぶと、男子学生の顔を二人の乳房で挟むように身を寄せる。
「それともあたしたち二人を同時に相手にするってのもいいわよ♡」
「あら、それは名案ね♡でも、私の方に重点的に甘えてほしいな♡」
「あっ!それズルっ!じゃああたしはそれ以上に気持ちよくしてね?」
再び二人の言い合いが始まる。男子学生はそんな二人に挟まれながらも、極上の女体の感触を堪能しているのだった。