逃げた先でも

逃げた先でも


「はぁ....はぁ....!」



俺は必死に逃げる。何故こうなったのかというと、俺は元人間の男で病気で死んだあと馬の牝馬に転生し、大きいレースを勝ちまくった。そして引退して暫くは生まれた牧場でゆっくり過ごして来たのだが問題はここからだった。種付け...つまり後継を残すために好きでもない馬と交尾するのだから俺はそれを嫌がった。そして職員の隙をついて牧場から脱走した。それで今に至る。


「はぁ...はぁ...ここまで来れば...もう...来ないはず...」



かなりの距離を走り人里からは抜け出せたと思う。ただ問題点があった。


「これからどうしよう...」



俺は人間の管理の元で生活していたので外敵は居なかったが、自然界はそう甘くはない。いつ襲われるかも分からない状況で闇雲に行動するのは危険だ。そして行く宛もない。これで生きていくには厳しい。途方に暮れていた所


「おう、お嬢ちゃんどうしたんだ?」


一頭の野生馬が俺の前に現れた。俺と同じ馬だから助けてくれるかもしれないと考え、彼に自分の事を説明した。



「という事があってここまで...」


「なるほどなぁ、お前も苦労してんだなぁ......そうだ、良い場所を知ってる、そこでしばらくオレと一緒に居るのはどうだ?お前さんも一人では不安だろ?」


「え?いいんですか?俺、あんたに会ったばっかりなのに...」



「なぁに、かまわねぇさ!困った時は助け合いだろ?」



そこまで言われたら断るのも申し訳ない気がするので彼についてく事にした。


『..久…ぶ...の上物だ、こ…女は…』


その時彼は何か言った気がするが気のせいだろう。



「着いたぜ、どうだなかなか良い場所だろ?」



数十分ほど歩きついた場所は洞窟だった。中は上から光が入り意外と明るく入り口の周りは茂みに覆われているのでここで隠れて過ごすには良い場所だった。


「うわぁ...!ここなら大丈夫そう....誰もこなさそうだし!」


「ああ、誰も来ないさ。.....助けに来るヤツもな」



「え?それどういう意味で....ひっ!」



抵抗しようとしたが彼は手慣れた動きで俺の背中に乗り、ナニカが俺の陰部に当たる。俺は悟った、この野生馬にハメられたと言うことが。


「嫌だ...やめてください....」


「あ?お前さんみてぇな上物の女を見逃す訳ねぇだ、ろっ!」


「んひぃ!?あぁっ....!!やめ...てくだ...さぃ..!」


そして無理やり挿入られ激しくモノを出し入れされる。こんなの嫌なはずなのに自分は感じまくり突かれるたびに粘り気のある水音がする。



「そろそろ出すぞ...オレの子を孕め!」



「だめぇぇぇ!!それだけは、それだけはぁ!!!」


嫌だ、こんなレイプ魔の子供なんか絶対に産みたくない

嫌だ...嫌だ...いやだ...イヤダ....


が、そんな思いも届かず



「ッ〜〜〜!!!あ、ぁ...そんなぁ...!」



ナカに精が出され子宮の奥まで侵入してくる。この量だと確実に孕んでしまうだろう。

そしてモノが引き抜かれ精子がどろりと垂れる。そして野生馬が俺にこう言ってきた。


「これからよろしくな...可愛いオレの嫁さん」


「あはは...はは...」


俺は絶望した。こんな事になるくらいならあの時逃げ出さず素直に種付けされる方がよっぽどマシだった。



俺は人間の男として、牝馬としての尊厳を破壊された。



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