貴女の手で奥まで

貴女の手で奥まで

黒庭勇者さん

「水遣い、はやく、はやくぅ……」


 宿屋の寝室。欲求不満に陥った勇者様がそこにいました。普段は凛としていて格好いい勇者様も、夜になったらこうなってしまうから可愛いです。


「ふふっ、言い付けは守ってましたか?」


 約束を果たせなかったらシない。そういう約束を勇者様と交わしていました。


「我慢して、おなにーとかもしてないよっ、ずっと今日まで抑えてたっ」

「偉いです」

「えへへ、身体もしっかり洗ったよ」

「奥もですか?」

「うんっ」


 うずうずした様子で待ちわびる勇者様。まるでご褒美を待っている様子にドキドキしてしまいます。


「まだ、シませんよ?」

「ふぇ」

「おねだりを聞いていませんから」


 それで思い出したのでしょう。勇者様は柔らかそうなお尻をふりふり降りながら、おねだりし始めました。


「水遣い、勇者のおしり、今日もズボズホしてくださいっ」

「……それだと、誘惑にしては物足りないですね」

「ズボズホされて、太い声だして、いきたい! おしり、いっぱい教えられたいのっ」

「なにを教えられたいのですか?」

「おしりでイく、気持ちよさっ!」

「よく言えましたっ」


 ふりふりとふっているお尻に、そっと指を伸ばしていきます。


「おっ♥️♥️♥️♥️いいのっ♥️♥️♥️おしり、すきなのっ♥️♥️♥️♥️♥️」


 勇者様らしからぬだらしない声をあげて、どんどん高まっていきます。びく、びくと動くのがとてもえっちです。


「オナニーはどれくらい我慢しましたか?」

「いっ、いっかげつ♥️♥️♥️むらむらしたひは、さわっちゃったけど、してないっ♥️♥️」

「触っちゃったんですね。悪い勇者様です」


 悪い子でした。そのため、突っ込んでいない方の掌で勇者様のお尻を叩きます。


「ひぃんっ♥️♥️♥️♥️」

「なにを思い浮かべてましたか?」

「水遣いに、ほじほじ、されるの♥️♥️♥️」

「それでイけると思ってたんですか?」


 悪い勇者様の奥をどんどんズボズボしていきます。その度に、太く、激しい声が響きます。


「おっ♥️♥️♥️イけない、けど! ぁあ♥️♥️おふっ♥️♥️こーふん、とまらなかった♥️♥️」

「へんたいさんです」

「はふぅ♥️♥️♥️」


 びくびくして、どんどん勇者様が高まっていきます。そろそろイきたそうです。

 でしたら、やることは決まっています。


「は、も、も、だめっ、い、いく、い…♥️♥️ふえええ???♥️♥️♥️??」


 イけないように入れてない方の掌で、指を添えます。


「いか、いかせてぇ♥️♥️♥️」

「私がイっていいよって合図を出したらイってくださいね」

「ま、まてない♥️♥️♥️♥️」

「5…」


 ズボズボ動かす指は強くしていきます。


「お♥️♥️♥️おっ!!!あっ、ああぁ♥️♥️♥️」

「4……」


 勇者様が激しく動きますが、イけないように拘束を強めます。


「いき、いきたい!!ゆるしてぇ、みずつかい、ゆるしてぇ♥️♥️♥️」

「だーめーです。あと3……」


 涙を流して、懇願してきます。泣きじゃくっている勇者様を見ていると加虐心がわいて興奮してしまいます。


「ううう♥️♥️♥️いく、いくのっ♥️♥️ゆうしゃ、いきたい♥️♥️♥️あと、もーすこし♥️♥️♥️」

「2……」


 もう勇者様は必死です。

 指が深くはいるようにはしたなく動いては、快楽をもとめています。


「ま、まだ♥️♥️まだなの♥️♥️♥️」

「1……」

「あぁあ、いく、いくの、いくいく♥️♥️いくったら、いく♥️♥️♥️」


 もう、絶頂を迎えることで頭がいっぱいになっているみたいです。普段の凛とした表情は崩れ去り、子供のようにいっぱい駄々をこねています。


「ふふっ」


 そっと、絶頂を止めていた指を離して、逆にぐっとお尻の奥に入れていた指を激しく動かします。


「お尻でイっちゃってください、勇者様♥️」


 ズボ、ズボと開発されきった勇者様のお尻に指を出し入れして、内側から刺激を与えます。


「おっ、お♥️♥️♥️おしり、いい♥️♥️♥️いいのっ、♥️♥️♥️いく、いく、いくううううう♥️♥️いく、あぁぁ、いくの、とまら、にゃあ、ああああ!?!?!?♥️♥️♥️!?♥️♥️♥️」


 愛液と、おしっこを出しながら勇者様が激しく痙攣して、絶頂を迎えました……


「ぁ、あふ、あふ……♥️♥️♥️」


 あらかじめ交換しておいたシーツもいろんな液体でびしょ濡れになってしまっていました。


「……今日も気持ちよかったですか、勇者様」

「よ、よかったぁ……♥️」

「ありがとうございます」

「もっと、もっと、開発してっ、私、水遣いにぐちゅぐちゅにされるの大好き♥️♥️」

「ふふっ、いいですよ、勇者様のお好きなままに」


 開発をお願いしてきたのは勇者様が先でした。けれども、どんどん繰り返していく間に、私も勇者様が私だけにえっちな姿を見せてくれることに興奮を覚えるようになってしまいました。

 おしりでイってしまう勇者様。その事実は私と勇者様自身だけが知っています。


「いっぱい開発してあげますからね、勇者様♥️」

「みずつかい、だいすきっ♥️♥️」


 ふたりだけのちょっとだけ、独特な関係。明日からもきっと、開発の日々は続いていくのでしょう……


 

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