貞淑な妻の外と内

貞淑な妻の外と内

ナナシ



「あら、USAさんの奥さん?」

「あ、こんにちは。○○さん」

「お久しぶりー。元気にしてたー?」

「はい。夫共々息災です」

「まぁ、まぁ! 何事もないのが一番よ! 今日はどうしたの?」

「そろそろ夫が帰って来る頃かと思いまして迎えに……」

「まっ! なんてできた奥さんでしょ! わざわざ旦那さんのお迎えだなんて! あなたみたいなできた奥さんを持ったUSAさんは果報者ねぇ」

「ふふ。ありがとうございます。でも、それを言うなら夫も私には過ぎた人なので……」

「あら、あら、まぁ、まぁ! 惚気られちゃったわねぇ。でも熱熱なのは良いことよ。……それにしても、あなた。家の外なんだし、もう少しオシャレしてもいいんじゃないの? せっかく綺麗でスタイルいいのに、もったいないわよ?」

「いえ、私はもうあの人の妻ですから。あまり人前で肌を晒したり、着飾るのは……」

「あら、真面目。でも、そうよねぇ。こんな美人な奥さんが色んな人に見られちゃったら、旦那さんが嫉妬しちゃうわよね」

「ふふふ。そうですね。うちの人は結構焼きもちですから。家に帰ったら怒られちゃいます」

「でも、それだけ愛されてるってことよねー」

「ん? 美森? わざわざ迎えに来てくれたのか?」

「あ、あなた。お仕事お疲れ様です。あと、こちら町内会長の○○さんの奥さん」

「これは、これは……いつも、うちのワイフがお世話になっています」

「いえいえ! こっちこそ、奥さんには町内会でいつも助けられてるわよ! いい奥さん

持てて、あなたも幸せ者ねぇ」

「ハイ。俺にとって、美森以上の妻なんてこの世にいませんから」

「もう……旦那様ったら……」

「うふふふ。夫婦揃ってごちそうさま。それじゃ、若夫婦の邪魔者はさっさと退散するわね。じゃあね、USAさん、奥さん」

「はい、○○さんもお元気で」

 

 

「ほんと、今時珍しいくらい良い人ね、USAさんの奥さん。まさしく、昔ながらの貞淑な妻って感じで素敵だわー」

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

「あの……旦那様。どうでしょうか、この服。昔のを着てみたんですけど……」

「うお!? あの時のチアコスか、懐かしいな!」

「……お恥ずかしながら、あの頃よりも、その……す、少し太っちゃって……色々と見苦しいかもしれませんが……」

「まさかっ! すっげぇ似合ってるって! ……ていうか、普通にエロい。ヤバい」

「……ふふ、旦那様のお眼鏡に適ったみたいで良かったです。……じゃあ、旦那様」

 

 

「今宵も私を可愛がって下さいませ……♡」

 

 

「ん♡ あ、やぁ♡ そ、そんなに……胸ばかり、触らないで下……あぁっ♡」

「あっ♡ だめっ♡ だめです♡ 旦那様♡ わた♡ 私っ♡ 私ばかりっ♡ 気持ちよくぅぅっ♡♡」

「あぁぁっ♡♡ やぁぁぁっ♡♡ わたひばかりイッてぇぇっ♡♡ あなたも♡ あなたもきもひよくぅっ♡ あ“ぁぁっ♡♡ きもちよくっ♡ なってぇぇぇっ♡♡♡」

「だんなさまっ♡♡ わたしのっ♡♡ だんなさまぁぁぁっ♡♡♡ いっしょっ♡ ずっといっしょっ♡ おひぃっ♡ あっ♡ あっ♡ ずっと……いっしょに、いてぇぇっ♡♡♡」

「イクっ♡ またイッひゃうっ♡♡♡ あなたっ♡♡ あなたもっ♡♡ ワイくんも♡♡いっしょにっ♡♡ いっしょにぃぃぃっ♡♡♡」

「イクッ♡♡ イクぅぅぅぅぅ♡♡♡♡」

「あっ♡ あっ♡ はひっ♡♡ ワイくんの♡ だんなしゃまのあついのが♡ なかにいっぱいぃ……♡♡ あぁっ♡♡」

「……ちゅっ♡ じゅるっ♡♡ ぷはっ♡♡ ……今日もすごかったです、旦那様♡ また明日もお仕事いっぱい頑張って下さいね♡ ……また明日も、私があなたを癒してあげますから……♡♡」

 

 

「……はい。ずっと一緒です。大好きな、私だけの旦那様♡」

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