許しを乞うカク
『偉〜い♡ちゃんと自己紹介出来たね♡人間辞めたみたいな情けなくてえっちな自己紹介だったよ♡』
「ふぅっ♡グスッ…ふーっ♡うぅっ♡ッグ…」
虚ろに、そして恍惚の入り混じった焦点の合わない瞳でカクはひたすらに腰を振りたくる。貞操帯に定められた規定の回数まであと数回。絶え間なく涙を零しながら頬を赤らめてガクガクと腰を振る姿は、扇状的とも憐れだとも、見る人によっては常軌を逸しているとも言える。
「ふぅ゛ッ!♡」
そして、最後の一回を終えた時、硬化していたスライムは急に柔らかさを取り戻し、カクの下着の隙間からどろりと地面に零れ落ちて消えた。
『ガニ股腰ヘコもとっても上手だったよ♡何回見てても飽きないくらい♡どうしたの?おちんちん押さえて♡おっき♡出来なくて苦しかった?♡』
己を締め付けていた貞操帯が取り外された瞬間、カクは全身から力が抜けて膝をつき、耐えきれず地面に横たわる。解放された陰部は急速にその主張を強まらせ、既に限界まで張り詰めてドクドクと脈動していた。
「も…う……」
『なぁに?♡」
「ゆ……許してくれ……」
『何を?♡』
カク自身分からない。自分が何の許しを求めているのか。この終わらない責め苦から解放されることを望んでいるのか、怒張した彼の分身を慰める許可が欲しいのか。カクは既に自分の選択の全ての是非を女神像に委ねてしまいたがっている。
(わしは何の許しを……)
1.雄ちんぽ触らせてほしい
2.恥ずかしいのがクセになってしまうのを
3.逃げさせて
4.もっと命令してもらいたい