襲われLunamaria
「…シン、これから会えないかな…?」
今日、ルナマリア・アスカは年に1回の予備役訓練招集に応じて参加するために、コンパスの基地を訪れていた。でももうその用もあらかた終わって、あとはその暴力的な肉体を晒してお湯のシャワーを浴びるだけだった。
裸になって思い出すのは、恋しくて恋しくて仕方ない旦那様、シン・アスカとの夜のこと…。今朝会えなかっただけで、恋しくて体が高ぶって仕方ない。気が付いたら、胸と股間に手を伸ばしてしまう。
「…あっ♡」
(どうして…昔なら、長期任務で会えなかったことなんていくらでもあったのに…今や、一日でもシンのアロンダイトを味わえないと気が狂っちゃう…)
一度手を伸ばしてしまったなら、もう止められない。ルナマリアはもうシンとの逢瀬を思い出しながら、胸を揉みこみナカを慰めることしか考えられなくなってしまった。
「あああああん!!さいこう、シン!!!もっと激しく突いて!もっと、もっとぉ!!シン…んあっ♡、ああん、ぁあーっ♡、しゅき、すきよ、シン!すきぃ!」
「イク…イッちゃ……ウオォオオ…ブッ…ブヒヒィイイン♡」
豚のような悲鳴を上げながら、ルナマリアはその超巨乳から母乳を撒き散らして絶頂する。
「はぁ…♡…うぅでも、こんなことやると余計にさびしい、さびしいよシン…」
快楽と虚しさに耽っているルナマリアには、ここが共用のシャワー室であることも、後ろから近づく影も思案の外であった…
──ムギュゥッ!
「ヒッ!?」
突然、かつての同僚のアグネスに後ろからそのあまりに育った胸を鷲掴みされる。
「ようやく終わった?共用のスペースでマナー違反じゃない、雌豚さん?」
「しまっ…!お願い、上にチクるのだけは勘弁して…!」
「何言ってるのよ、あんた私に交渉できる立場だと思ってるの?」
そういうとアグネスは、ルナマリアの胸のてっぺんに唇を寄せた。左側の乳首をべろりと舐め上げ、我慢できないと言いたげな視線をこちらに向けて性急に口内に含む。吸って、舌で転がして、甘く噛んで。もう一方も手を止めることなく摘まんだり撫でたり。乳首は、昔シンによってすっかり開発された性感帯だ。今や子どもがおっぱいを吸っただけで絶頂してしまうくらいには弱点…。そんなおそろしく敏感になっている場所にそうされたならもう…
「やっ!?や、やだあ、いやっ…あう、んっ!」
「は?えっ…やめ…!…ああああああ!!!nンブヒィイいいッ!!!」
ルナマリアはまたもや豚のような悲鳴をあげ、周囲に母乳を撒き散らしながらイッてしまった。
「本当に乳首だけでイケるのね。フレイ・アルスターとお揃いね♪」
ルナマリアは力が抜けた下半身をガクガクさせながらも、シャワー室を出ようとする。
「はぁっ…はっ……はいこれで意趣返しは終わったでしょ。もう出てくから」
「何言ってるの?今日をいつもの軽~いセクハラと同じと思わないで?」
アグネスは、素早くシャワー室に引き戻す。
「やめて!!!何する気よ!」
もがいて抵抗しようとしたところで、もともと格闘の成績はアグネスの方が上だった。その上、イッたばかりで体に力が入らなかったのも加わり、あっさりと拘束されてしまう。
「いや…やめてよ!!これ以上何する気なの!?」
「諦めなさい。ここに旦那の助けが来るわけないでしょ?さぁ足広げて」
「ひっ…い、ああああッ!ヤ、だめ…ッ、イ、んあっ、あう、」
アグネスはルナマリアを後ろから抱きしめ、そのあまりに大きい臀部を撫でながら、もう片方の手で性急に片方の乳首を摘まみ上げるように捻る。休む暇なく次は乳全体をぎゅうっと押しつぶすように沈められて、下肢が震えた。頭がちかちかするくらいの快感が駆け上る。
更に尻を揉みこんでいた片手を下げ、指を三本一気に熱をため込んだルナマリアのナカに突っ込んだ。そしてルナマリアの頭を後ろに向かせて口付けようとしたが、これは咄嗟に胸の谷間に顔を全部突っ込むことで逃れた。あまりに育った超乳ならではの技だ。
「…っだめ…ひぃ…おねがい…わたし…シンが……いやぁ…!…ヒ、ブヒィ!」
「そろそろイクかしら?──イカせて上げる」
中で無動作で指が動き回り愛液の音が鳴り響く。
「アァッ…オオォオオ…ブピヒィイイン!!」
今度もまた、派手な声をあげて絶頂してしまう。当然、母乳も撒き散らしながら。
(あ、あぁ…二度も…シン…ごめんなさい…)
アグネスは痙攣している彼女の身体を優しく抱き締め耳元でそっと囁く。
「まだまだ、まだまだよ、ルナマリア♡」
「え!ああぁぁ……っ!いやぁぁ!もうやめてぇ……!」
アグネスは、一切手の勢いを弱めない。そのまま、飽く事なく、ルナマリアの身体を貪りつづけた。
──30分後
「ぶ、ぶも、ゆるし…も…っ…ぶっう…」
アグネスの責めは未だに終わりを見せない。シャワー室は甘く濃厚な母乳の香りで、噎せ返るほどだ。
「もう両手両足の数じゃ足りないくらいイッたかしら…?」
「しん…しぃん…ごめん…ごめんなさい…ごめんなさい…」
もはやどこにも力が入らないルナマリアをそっと壁に寄りかからせると、アグネスはあるものを取り出した。
「…!!待って、それって…!!」
「そ。ペニスバンドってやつよ」
「だめぇ!そこ、そこだけはだめぇ!!それは、シンだけなの!!」
必死に抵抗を試みるも、うまく力が入らない。そして、シンにしか侵入を許したことがないそこにモノが挿入された。
「ひっ…!!あ、う、ぶ、ブヒィイイィんッ!!」
「あらら、またイッちゃった」
挿入された快感で反射的にイってしまう。だが…
「ん?あれ…もの足りない?」
旦那様の…シンのアロンダイトと比べたら、ペニスバンドとやらはあまりに細く短かかった。
「は?」
「うん…やっぱり、私、シンのじゃないと…。よかったぁ…シンの調教、ちゃんと効果あったのね…」
しかし、これを口に出したのがいけなかった。アグネスの顔が憤怒で染まる。
「はぁ~!??よく言うわね、どっこもかしこもよわよわ女の癖に!この程度、テクニック次第でどうにでもなるわよ!」
「ブゥウウウモォォォォんッ!?」
アグネスは、今までの責めで把握していたルナマリアのナカの弱点を、容赦なくガンガンとついてくる。更に、両手でギュムウウゥ!っと力の限りその豊乳を揉みしだいて、ひたすらにルナマリアの弱いところを全力で責める。ちなみにまたキスをしようともしてきたが、今回もどうにか胸でガードした。
(駄目、駄目、シンの、シンの以外でイッちゃ…)
「ブヒ…ブゥヒィイイイッ!!!!」
(シン…シン…ごめん…ごめんなさい…大好きだよ…)
もの足りないのに、たしかにもの足りないのにイッてしまった。シン以外に全部許してしまった屈辱と、たしかに自分にはシンだけなのだとカラダで証明できた安堵でぼうっとしている最中──
「おい、もうルナマリアはヘトヘトじゃないか?せっかく最後に残った御馳走なのに、これじゃ私は少ししか楽しめないぞ?さてはわざと時間をずらして連絡したな?」
「あなたもラクス様の時に同じことしてたじゃないですか…」
「(──え?誰かもう一人…?)…ハーケン少佐!?」
「ようやく気付いたかルナマリア。流石に遅い。要再訓練だ」
「そう、今度はハーケン少佐も加わるのよ♡」
(う…うそ、まだいるの…)
「諦めなさい、メイリンもフレイ・アルスターも、ラクス様も、アスハ元代表も、あの元エクステンデッドも、ラミアス元艦長も、他のあんたの知り合いの女がみ~んな通った道よ♡」
「い、いやあ~~~~~!!!!!!」
まだ、まだこれ以上この責め苦は続く。しかしルナマリアは絶望の雄叫びをあげながら新たな女に貪られることしかできなかった…
──さらに15分後
「…ブ……、ヒ…………」
ルナマリアの身体から力が抜け、声も途絶える。
「流石に限界か。最後は完全に大鳴きしていたしな」
ヒルダは気をやったルナマリアの身体を床に下ろし、外に出る。だがアグネスはじっとルナマリアの顔を覗き込んでいる。
「…先に行ってくれます?すぐに追いつくので…」
結局それから5分ほどで、アグネスはヒルダと合流した。
「しかしお前、ルナマリア相手にはやたらと唇に拘っていたな…。全部かわされたが」
「……そうでしたっけ?」
二人はそのまま着替えて、掃除中の札も元通りにして去って行った。
(あれだけイッたのに、私の身体も心も全然満足しない…。やっぱり他の人じゃダメなんだ。例えシン以外の人とどれだけ寝ても、きっと私、シンとじゃないと満たされることはない…)
アグネスを去らせた後、ルナマリアは腹の奥にドロドロとした熱を感じながら、シャワーで体をもう一度身体を流した。そしてちゃんとヒルダたちの退去を確認してから、素早く着替えて外に出た。するとそこには──
「ルナ、おい、さっきアグネスたちが出てきたけど…」
気が付いたらビデオのスローモーションのようにシンとの距離がゆっくりと縮まっていく。シンもまたいつの間にか彼女をまねている。そして正面からお互いに抱きつきあい、唇を重ねた。
(シン…)
やっぱり自分は、シンと触れ合ってない時はシンに飢えて飢えて仕方なくて、他のどんな快楽でも満たされることはない──
とにかく今日のことはちゃんと説明して、謝ろう。それから、思いっきりお清めエッチして貰わなきゃ…。
ちなみにこの晩、アプリリウス市の都市伝説の野生豚は一際大きい声で鳴いており、翌日は寝不足に陥った近隣住民が続出したという。