蛾ウタがルフィに色々する話
長文エロです
R18です
ルフィのア○ル開発注意です
本番(ルフィからウタへの挿○)は無し
――――
――――
――――
――――
いつものように、船内の防音スタジオでイチャつきあうルフィとウタ。
互いに手を繋いでいたり、抱きしめあったりしながら雑談をしつつ、なんとなくそういう空気になってきて……というのが
普段の流れだったのだが、ここ最近は『そこから』に変化が起きていた。
ソファでルフィをあすなろ抱きしていたウタが、ルフィの左耳に唇を寄せて。
「ねえルフィ」
「う……」
どことなくルフィの声色は嫌そうだ。
「ルフィ~?」
「……」
黙り込むルフィの背後から抱きしめるウタの両手が、するすると移動していく。
左手はルフィの首元から衣服の中へ。
右手は彼の首元から顎を優しく撫で上げながら、顎を掴んでゆっくりと、背後のウタへ顔の左側面を向かせる。
「ふふ、やっぱり」
ウタの視界に入ったルフィの顔は、頬が赤らみ目が少し潤んでいた。
これから行われる事への羞恥に対する抵抗、であろう。
「今日も、するよね?」
至近距離で耳から流し込まれた妖艶な誘いに、ルフィは軽く身を震わせると。
「……ぁ、いや……す、する……」
ほんの僅かな抵抗を手放し、同意してしまった。
二人はここ最近の戯れに必要な『準備』を始める。
体内の清め、シャワー、爪切り、寝具の保護、拘束、消毒綿などの確認……etc。
なにせ通常の行為と違い下準備と期間が必要な事だからだ。
汚れないように防水のシートで包まれた仮眠室のベッド。
その上で、全裸にされたルフィが四つん這いに近い姿勢でふるふると震えていた。
両手足はベッド周囲の重い家具に繭糸で拘束されている。
それでもルフィが本気で拒んで暴れれば、容易く脱する事が出来る程度の縛りと重りだが――
――それは起こり得ない。
正確には『そんな事が起きない』ように、ウタがあれこれと入念に仕込んできたから。
フェロモンと鱗粉をじっくりと吸わせ、魔性の声と優しく甘い言葉を掛けて、ルフィの『体質と傾向』を測りながら、
ゆっくりと溶かし、緩め、教えてきたから。
にちゃ、くぷ、と粘り気のある音が繰り返される。
ルフィの横に全裸で座るウタは、片手で彼の背を慈しむように撫でる。
ではもう片方の手はどうなって何をしているのかと言えば。
「細いの、もう4本挿れても大丈夫なんだね♪」
ズルズルと、爪の間から伸ばした細い触手を絡めて束ねたソレを、ルフィの後孔へと緩やかに抽送し続けていた。
「ひっ、ァァっ……」
か細く弱い声で鳴くルフィの中を、強弱を変えて愛でながら弄ぶ触手達。
ルフィの全てを冷酷に愛情深く観察しながらウタは開発を続けていく。
「ルフィ? どこが気持ちいいのかな~? ここ?」
穴の縁を擦るように浅く。
「…………フゥッ、フゥーッ……!!」
シーツに顔を押し付けたまま。荒い呼吸だけで答えないルフィに、ウタの触手は再度押し進んでいく。
「くっ……うっ……」
少し苦しそうな声を上げるルフィに、歪んだ笑みと優しい声で、ウタは邪悪な問いを投げる。
「ここらへんに気持ちよくなるポイント、あったよね? あれ~? 違ったかなあ、教えてよルフィ」
ここ数週間を掛けて、じわじわと過激さを増しながら繰り返されてきた行為。
本来であれば数ヶ月以上は掛けるべき『そこ』の開発は、ウタが宿主として振るう能力とルフィのゴム体質が相まって、常人のペースを遥かに超える速度で進んでいった。
その過程で中の何処をどう刺激すれば、どういった反応がどの程度返ってくるのかを、ウタは入念に確かめ続けてきた。
故にウタは、ルフィのスポットを完全に把握している。
逆説、意図的にそこへ触れない責め方も可能という事。
わざと触手塊を細く絞り上げて、内壁にほとんど触れないように、遅く動かす。
時々『悦ぶ箇所』を掠めたり。
「うーん……困ったなあ。 教えてくれないとわからないよ」
軽く押したりするが。
しかし、ただそれだけ。
粘液でぬるついた触手にわざと音を立てさせて、ルフィの聴覚まで嬲りながら。
「うわ……すごい音してる」
「あはっ、ルフィが私に入れてる時みたいだね」
「誰も見てないし聞いてないよ? 正直になろ?」
「そんなに可愛い声漏らして我慢しても、私やめる気にならないよ~? ル・フ・ィ~?」
そんな挙動を十分以上も続けた所だった。
ルフィの腰が、くねり始めた。
ウタがわざと気持ちいいポイントを外している事への反抗かのように。
自分から押し付けて中を擦ろうとしている。
「……ふぅん、そういう事しちゃうんだ」
ウタの冷えた声と同時に、更に触手達は強く絡まり合って束を細くしてしまう。
その上に、するすると出口へ向かっていく。
『じゃあもう終わりだね、お邪魔しました』と言いたげに出ていこうとしている。
ルフィの穴が出来る限りの力で締り、それを止めようとする。
されど無情にもそれは体内から長さを減らしていき――
「ごめ゛っ……ウ゛タ、言うか゛ら゛……」
ぐすぐすと啜り泣きすら始めて許しを請うルフィに、触手の動きを止めたウタは優しい声で返す。
「うんうん! 素直が一番だよね、ルフィ。 じゃあ――言って?」
「……い゛、いつものとこ……ウタのでグリ゛グリ゛して゛ほしい……!!」
「良く言えました♪」
「……ふ、う゛ッ……!?」
ズリュッと突きこまれた触手が、これまでの緩やかな動きから一転した。
ハイペースな往復で穴の縁と中の『気持ちよくなる』部位を、ルフィ本人の希望に応えて強く揉み潰す。
「あ、ぎぃッ……!! はっ、あァッ!」
熟した果実のように紅い顔で歯を食いしばり、潤んだ目の焦点は虚ろ。
体内を貫き抉り犯す触手に対し、ただ悦び喘ぎ続ける。
「ひぃッ、あっ、やっ……あ、んん……んっ、んっ、んうゥ~~……!」
激しく突いて引かれながら、合間で体を一際大きく震わせて、ルフィは少女のように高い喘ぎを長く響かせる。
当然、その一挙一動を見つめるウタは感知していた。
「出さないまま、中だけでイッったんだね。 女の子みたいな声で」
「イッてな……俺っ、おと、こ……んァァァッ!!」
「恥ずかしくて気持ちよくて、もうどうしていいかわからないんだよね。 大丈夫だよ、お姉ちゃんの前で気持ちよくなっていいんだよ、ルフィー?」
羞恥を煽られながら、スポットを強く擦られてルフィは再度の『出さない絶頂』に上り詰める。
「またイケたね、偉いよ、ルフィ?」
当然、その事実は散々開発してきたウタに筒抜けだ。
そんな有様で快感の暴力に体内を灼かれているルフィに、残酷な追い打ちが待っていた。
「もっと気持ちよくしてあげるからね……」
小さな声で呟いたウタは、すぐ側に置いていたある小さなパッケージを器用に片手で破り開けた。
その中身を握ったまま、ゆっくりとルフィの背後に回り込む。
四つん這いのルフィに対して、後ろから覆い被さるように。
「んっ……」
胸の先端がルフィの背を掠めた事で刺激を感じながらも、ウタは落ち着いて作業を進めていく。
変わらず片手でルフィの中を犯しながら、もう片方の手に握ったそれは消毒綿。
何度も射精なき絶頂に身を震わせるルフィの、汗に塗れた首を拭く。
血管の位置は普段の触れ合いと交わりでしっかりと確認済み。
ウタ自身の口内も、準備段階で清潔にしてある。
更に都合が良かった――というより、これが実行の決定打となった――のが、
寄生体と宿主の情報提供を兼ねてトラファルガー・ローにしてもらった各種検査により、
ウタの体内で特殊な抗菌成分が分泌されているのが判明した事。
……という過程と衛生面の安全確認を経て、それはウタの口内から尖った先端を突き出させて伸びていき。
ルフィの首へと刺し込まれる。
触手に抉られ突き回され、しかし終わらない快感に涙を零すルフィの感覚に。
「痛っ……!?」
針のような、刺突の痛みが混ざり。
その感覚はわずか数秒で、異物感と共に抜けて消える。
「ウタ、おっ、前……何して――!?」
なんとか首を回して振り向いたルフィの視界では、ウタの濡れ光る唇から伸びる、黒い針のような――人としてあり得ざる異形の器官――口吻をするりと喉奥へ収めて彼女は笑う。
エレジアで対峙した時のような、狂気を帯びた瞳で。
「気持ちよくなるヤツ、血管に『直で』入れちゃった。 ルフィなら耐えられるよね?」
その言葉からほぼ間を置かず、結果は訪れた。
「――あ」
ルフィの脳を白い灼熱が駆け巡る。
五感全てを貫く甘く痛く熱い炎。
ただ呼吸しているだけでも空気が極上の美味を伝えてくるような、感覚の暴走。
余りにも強い快楽に意識はトリップし、思考と反応は凍りついたように停止する。
横顔をウタに向けたまま、ルフィはベッドに顔を付けて唾液を垂れ流し、ひくひくと震えたままになってしまう。
ヒュッ、ヒュッ、と喘鳴を漏らすルフィを見下ろしながら、陶酔に濁った目で見下ろすウタ。
「飛んじゃったかぁ……ふふ」
その状況でもルフィの体は反応しているのだろう。
触手から伝わってくるルフィの『全く間を置かず絶頂し続けている』という情報を噛み締めながら、
ウタは優しくルフィの髪を梳いて、ルフィの背に股間を押し付ける。
「……一人でイッても、何か寂しいよね」
そう一人つぶやいて、ルフィの耳元に唇を寄せて、続ける。
「「起きて」」
常軌を逸した歌唱の才。
ウタウタの実。
虫と人の境界に立つほど高い適合が齎した、体内外の任意変形による音声加工能力。
それら全てが複合的に使用された声は、ルフィのように極めて深く親しい関係の対象限定であるが――
――ほぼ気絶した状態からの瞬間的な覚醒すら可能にしていた。
「……ッ!? お、れ……え、ウタ――?」
記憶と意識の混乱すら見られるルフィに、
「おはよっ♪」
とウタはにこやかに言うと、困惑したままのルフィに
「んっ……ちゅ……んふ、は、んんっ……」
口づけから舌を差し入れて、口中で交わる。
行為が始まってからキスをしていなかった分を取り戻すかのように、激しく。
ルフィを触手で犯す手とは別の手を、背後からルフィの股間に伸ばす。
更に強くルフィの背に体を押し付ける形になり、ウタの濡れきった秘所も、陰核も圧迫されて。
ルフィの口内をディープキスで蹂躙しながら、ルフィの背へウタは股間を擦り付ける。
触手の粘液を飛び散らせながら犯されているルフィの穴――と大差ないほどの水音が響く。
射精せずに快感を味わうルフィと対象的に、白く濁った大量の淫液でルフィの背を汚していく。
まるで後背位で犯す側と犯される側、男女が逆転しているような構図。
秘唇を擦り付けるウタの動きと触手の抽送で体を前後に激しく揺すられながら、
キスの合間に、ルフィは子供のように泣きながら訴える。
「俺もうっ、一人でイクの、や゛だ゛っ、から……ウ゛タと、ウタとぉ……っ!」
離した唇を、再度ウタはルフィの耳朶に寄せて。
「いいよ、一緒にイこう、ルフィ。 出させてあげるから、ね?」
ルフィの股間へウタが伸ばした片手。
その指先は普通の造形のまま、ずっとお預けを食らっていたルフィの『先端』をきゅう、と包む。
同時にもう片方の手から蠢く触手はルフィの奥へコブを作りながら、ねじり込むように突きこまれた。
「あ゛っ、お、俺……も゛う、出るぅッ……!!」
スポットへの強烈な圧迫と、未開発の奥への――腰から背骨を通って脳まで痺れるような刺激。
トドメに『先端』への弱い刺激も加わって。
「――イッ、ウタっ、俺、出っ……あ゛っ……あ゛うッ!!」
カウパーを垂れ流すだけでずっと射精をしていなかったルフィの性器から、
熱いゼリー状の精液が噴き出した。
オーガズムにより後孔が触手をぎゅうぎゅうと締め付けるリズムと一致して、
数回分の射精をまとめて行っているかの如く、大量かつ断続的に吐き出されていくソレ。
触手への締め付けと連動して激しく震えるルフィの背から伝わる振動。
男性器を包むウタの手をドロドロに汚す液体の熱さは、愛するパートナーの絶頂という事実をウタへ伝える。
その情報は高まりきった快感と興奮を倍加させ、ウタの性感を爆発させた。
「私っ、もっ、一緒に……る、ふぃ、ルフィィィ!! 好きぃぃッ……♡!!」
圧迫どころか秘唇を押しつぶす強さで擦り付けて潮を噴き出して、
体をガクガクと震わせながら、ウタも上り詰める。
愛液で濡れたルフィの背へと脱力しながら倒れ込むウタに連動して、
ルフィの体内に突き刺さった触手も解けながら、ずるり、と抜けた。
「――あ゛っ、ひぐっ――――!?」
その刺激にもう一度激しくルフィは射精して、意識を手放し力尽きる。
空になった後孔からは、ごぽりと粘液が溢れていった……。