藤布淵玄

本名：藤布淵玄

年齢：26歳

性別：男

一人称：俺

二人称：あなた、あんた

所属棟：C棟

罪状：不法侵入、器物損壊、殺人、窃盗(気づかれていない犯罪)

懲役：無期懲役

経歴：廃墟のトイレに不法侵入をし、トイレの擬音装置の音を変えた他、トイレに近づこうとした警備員二名を殺傷したとして逮捕。有罪となり、無期懲役が科された。世間では前科も含め「音姫キラー」の異称で知られている。

身長：168cm　体重：58kg

性格：これといった攻撃性や脱走しようとする気は見られないものの、擬音装置の音楽を変更することに執念があり、また自他の社会評価や命よりも自らの興味や目的を優先するときがある。

外見特徴：瞳の色は濃い茶色。髪色は黒で、前髪は左に流している。

職業：公務員

特技：有り合わせによる簡易的な「音姫改造装置」の作成、包丁やナイフ等を使った投擲

趣味：擬音装置に流れる曲の改造

好き：擬音装置の改造、古今東西の神や妖怪、幽霊の探査　嫌い：作業中の厄介事、邪魔

宝物：盗みだした古文書のページ片数枚

長所：擬音装置の改造完了の時間は最高でも約15秒にまで短縮できること

短所：そもそも無許可で改造していること

秘密：何もしていない日は棟内をひたすら歩きまわっているが、こうすることで自浄作用を促進させている

成し遂げた偉業、善：特になし

起こした事件、罪：廃墟のトイレで「作業」していたところを見られたことによる警備員2名の殺人、ある倉庫からの古文書の窃盗

後悔してないこと：古文書の窃盗

後悔していること：警備員の遺体の隠し方、見落としが証拠になってしまったこと

備考：金旭国(キンキョㇰクオ) 華原州(カンラシュウ) 旦奴山市(アサㇴヤマシ) 旦奴山森林自治区出身。そのため、彼の名義は本来、「ふじぬのえんげん」ではなく「ㇷ゚ジンノㇷチクㇽ」/pziNno fcikul/という具合に読む。

小学生時代に突如村総出の儀式の掟を破ったという身に覚えのない行為を理由に家族ともに八分へ遭い、以降は自治区外で生活することになる。

自治区外で初めて水洗式トイレを見て感動し、中学生になるころにはトイレの歴史を全て暗記した挙句、新しいトイレの形式を自作する、いわゆるオリジナルトイレを構想するまでに至り、同級生からは「トイレの神様」と言われ半ば尊敬されるようになる。

高校生時代では、トイレへの関心が薄れた代わりに擬音装置の改造に興味を持つようになる。また神学や宗教学にも一枚齧るようになり、その内出身の村で語られた邪神について深く調べるようになっていった。

24歳で大学を卒業、そのまま公務員に就職するが、大学でトイレの擬音装置の音を勝手に改造したり意図不明の不審物を置いて放置したりしていたことが同じ職場に就職した友人にバラされてからは、職場内でちょっとした腫れ物扱いを受けるようになった。

また社会人になると共により神学へとのめり込んでいき、ある時は出身の村に勝手に侵入し保管されていた古文書のページの一部を盗むなどの窃盗、器物損壊行為をしたこともあった。なお、この犯罪については実行したこと自体がバレていない。

即席で機械へ干渉できる装置を作ることができる技術力が主な警戒の理由となるが、現状擬音装置の改造以外に役立つものを作ることはできないことから低く見積もられている。

装置製作にあたって行使される頭の回転力、対応力、および物理的な作業の早さが起こした事件に基づいても脅威を見なされるべきものであるが、現状はやはり擬音装置の改造に関わること以外にその能力を活用する傾向がないため、やはり他と比べ相対的に低い数値に収まっている。

日常的な言動から見ても脱走をする素振りを見せることは無く、脱走する可能性は極めて低いとされる。

脱走の可能性は低い。しかしその技術力や臨時的な対応力の高さは場合によって注意しておかなければいけない。

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