薬指の
ありがとうございます
相変わらず色気に溢れた素敵SSすぎて何度も読んじゃう
冒頭のルッチが外のことを考えながら地下に降りていくとこ、なんかとっても好き
外を考えてる=外に出ようとは思ってる、なのに地下に向かってるっていう自分の思考と行動のちぐはぐさに違和感を持ってない、持てなくなってるっぽいのが賢いルッチにはそぐわなくて、なんかそれがすごく『操られてる感』というかキルケーの影響下にある雰囲気の導入で好き
牢獄をしばらく部屋だと認識してるのも常識改変感とこれから先もしかしたら正気を取り戻せなくなるかもしれない予感がうっすら漂ってて不穏で良い
自分で書いてて思ったけどキルケーの二人にうっすらある不穏さになんとも言えない色気と魅力を感じてるんだな、と思った ストレートな相思相愛ではないというか 相思相愛だけどそれだけじゃない雰囲気というか
てか読み違いとか起こしてるかもしれない好き勝手な感想なんだけどキルケーの『おれの下僕になる薬』に裏の意味を感じ取ってしまう…ほんとに?下僕になるだけ?というか言うこと聞かすだけの薬なの?みたいな
ほんとはただ帰り道がわからなくなるだけの薬とか、もしくはちょっとでもここにいたいとかちょっとでもキルケーを求めてたら理性の箍が外れて会いに来てしまうみたいな効果なんじゃないの?みたいな
ルッチが自分を求めてるか試し行動してるみたいなヤンデレ感を勝手に感じてキルケー…!ってなっちゃった ヤンデレ好きだから仕方ない
で、
『夏の間は短い逢瀬だ。全く、寂しいのは自分だけだと思って勝手な真似をするので困る。』
ハイここ!ここで死にました
お前が寂しいのも知ってるしおれも寂しいって!!!我が儘言えば許してくれそうな発言してる!!!ルッチが!!あの冷徹なイメージある男が!!!冷徹なイメージの底に情が確かにある男ムーブほんと好き 尊い 思わず拝んだ
毒?薬を仕込んでるのが指輪の無い薬指っていうのがまた…色気ある…ここを舐めさせたら事によっては歯形つくじゃん…
歯形ついても良い…ってコト!?って…歯形ついても隠せない場所ってか隠さないでしょこの人絶対 見せびらかす目的ってかルッチを煽るためだけに隠さないタイプでしょこの人絶対 この悪女みたまんねぇ…
『同じ毒』をキルケーが飲んでる発言、上で書いたことと被っちゃうんだけどルッチを求めてたら理性の箍が外れちゃうとか薬を盛ってしまうような状況なんですよ、って自白してるように感じる
むしろ薬は飲んでなくてこんな状態のおれは毒におかされてるのと一緒だって言ってるみたいに感じる
ままならない恋の毒におかされてる二人…好き…良いもの読んだ…ありがとうございます…