蕩けるウタ

蕩けるウタ


「うーん?」

私は首を傾げる。

これまで私は何回もルフィに羽でイかされてきた。

そして気付いたのだ。私は”ルフィにしか”

羽を触らせていないことに。

まぁ私の羽を触りたいだなんて物好きはルフィぐらいしかいないのだけれど。

それで、ルフィが私の羽を触る理由は主に1つ、私の羽のフワフワが”いい”らしいのだ

それで、そんなにいいならと私も羽を少し弄っているが、そんなにいいかな?これ

あと1つ気付いたことといえば、自分で弄っている時は余り感じないことだ。

これはルフィのテクが凄いのかな?

そういえば自分をくすぐっても自分がどこをくすぐるか分かっているからあまり効果がないと聞いたことがある。

ナミとロビンにやってもらうか、と思った所でルフィが来た。

「あっウタ!羽弄らせてくれ!」

コイツ最早私のこと羽だと思ってるだろ。

「あーはいはい、いいよルフィ」

私は半ば呆れ気味にルフィをウタワールドに連れてくる。

「ねぇルフィ、そんなに羽、”いい”の?」

「どうしたんだいきなり」

「いや私さっきまでそんなにいいのかな~って自分で羽弄ってたんだよね。」

「でもあんま感じなくてさ~」

「へェーおれからするといいんだけどなァ~」ツン

「ひゃいっ!」

「ルフィ!触り始めるときは言ってっていっつも言ってるじゃん!」

「どうせ言っても変わらないだろ~」

そしてルフィは品定めするように私の羽に手を入れ、中を探り始める。

「あッ…やめっ…」

やっぱりルフィが触ると”感じる”んだ。

ルフィが上手いのかな~

「ひっ…やぁ…」

ルフィの指先が私の毛1本に触れるたび、私は快感に包まれる。

逆らおうとしても無駄だ。とっくに私は快感の虜になってしまった

「あぁ…ばかになる…」

ずっとこんなに攻めつづけられたら、誰でもこうなる。

「はァん…ちょっと…」

ちょっとは手加減してよと言いたかったが、刺激により断念した。


「フゥー…フゥー…」

体全身が熱い。

今私の顔は真っ赤だろう。

試しに手で顔を触ってみたら信じられないくらい熱い

「ちょっとルフィ…やめて…」

「?駄目なのか?」

いや、駄目じゃないし寧ろして欲しいけど、このままだと年上の威厳が危ない

「ぅう…あぁッ…」

私の意思に反して、私の口は楽器のように嬌声を響かせる。

現実の方でも、私は蕩けた顔をしていた。幸いここは私の部屋なので、誰もこないが。

「はァっ…そこ…」

最早私からリクエストしている。今日も私は堕ちてしまった。

「ここか?」

「あ…あぁ…いい…」

私のこんな顔は、ファンの皆には一生見せる機会はないだろう。

「いぃ…もう…だめ…」

頭が仕事を放棄した。年上の威厳なんてとっくにない。

「あぁ…きもちいい…頭が…溶けちゃいそう…」

そうして私は、ルフィのされるがままに、ゆっくりと、快楽へ溺れていった。



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