落とし前
亡骸マウンテン概念で思ったこと
SSではないです
ここまで犠牲者が膨らんだ末の決着なら、ifローはその後ずっと喪章をつけていたり喪服みたいな黒い服を着続けていそう
別に怒ったり笑ったりしなくなるわけじゃなくて、むしろその逆で、これからも生きていく上で自分がどれほど死者のことを悼んだとしても心が動くし腹も減ると、生命に対する一種の諦観や達観を得た結果の服装
ただそれらに対して何のリアクションもせずに生きられるほど器用ではないから、せめてもの戒めに生涯喪に服す
多分もうトラファルガー・ローを名乗ることもない。
さらにもう一歩踏み込むなら、顔を仮面で隠して、その下を焼いて潰しているかもしれない。せめてもの落とし前に
これは並行世界の自分が犠牲になっていた場合かなと思うのですが、おそらく皆殺されたか、こんなところで航海が打ち切られた"自分"を探し続けているだろう"ハートの海賊団"のことを思ったらそれくらいはしないと生きていけないと思う
彼らが永遠に救済されることはないし、"終わった"という答えを得ることもない
🥗ifローなら乳房や子宮といった女の部分を捨ててしまうのではないかと思った
別にもう死にたいだなんて考えない、日に日に"治ってゆく"明日を呑み込んで生きるための落とし前
それでも心と生命を抱えて生きなければならないから。