茶巾レイプスグアオ
「譲る……?オーガポンを……?!」
絞り出した声に、彼女は微かに頷いた。
「私といてもずっとボックスにいる事になるし、それなら……スグリと仲良くなってもらったら嬉しいと思って……」
目を伏せ、いかにも申し訳なさそうと言った様子で告げる彼女。また、俺の中で何かが壊れた。
ーーー
気付くと、俺は彼女の手首を掴み、床に引きずり倒していた。驚き、怯む彼女の瞳。こんなにも綺麗なのに、こんなにも憎い。
「スグ……」
震える声を、無理矢理閉じる。
クチュクチュと俺の唾液が彼女の咥内を犯していくのが何よりも愉しかった。
「ん……んぅ……ッや……ぁ……ん、ンん゛!?」
馬乗りになって何十回もキスを落とす。まるで本当に犯しているようで、自分の中の何かがまた音を立てた。
アオイの唇と俺の唇が少し離れる度にアオイが何か言っている。俺はそれを眺めて、またキスをする。
「んぅ゛?!……んッ……ぁ……」
キスと言うにはあまりにも野蛮な行為の先、アオイの身体がビクンと跳ね上がった。俺は眉を潜め、口を離す。唾液で出来た白い糸が俺とアオイの唇を結んでいた。
「も……おねがい……あやまる……から……」
俺はビクビクと跳ねる身体と、涙に濡れた瞳、もがいて薄桃に染まった頬、じんべえ越しからも分かる膨らみかけた胸を見つめ、最後まで残していた理性すら無くした。
ーーー
「やぁ……!おねがい!スグリ……も、やだぁ!」
自分よりも力の弱い彼女に、興奮を抑えきれない。乱暴にじんべえを剥ぎ取り薄い下着の上から見える頂を舐め転がした。彼女は抵抗できないようで、いやいやと首を振りはすれど、しっかり抱き締めた俺の腕からは抜け出せない。
「ぁ……?!や、やだ!誰か……ッ!」
手で乱暴にアオイの口を塞いだ。彼女の口から、他の誰の声も聞きたくなんかない。
俺はチラリと、脱ぎ捨ててやったじんべえを見やる。
アオイから離れても、彼女は逃げ出せなかった。イって力が抜けているのか?俺が怖いのか?その両方か?
「やぁ……な……に……?」
俺は答えず、アオイの腕を頭の方へと持ってきて、顔と腕をじんべえで覆い、縛った。これでアオイにはどうすることも出来ない。
俺はじんべえの下を触ってみる。ズボンとショーツをゆっくり脱がし、太ももにソッと舌を這わすと、じんべえで隠したアオイが悲鳴を上げた気がする。
そのまま大切な部分までゆっくりと舌を這わし、ある場所まで辿り着くと、くぐもった悲鳴が大きさを増した。
じんべえで覆われたアオイの姿は滑稽で……それでいて愛おしくて……。
俺の中で新しい感情が生まれていた。
ーーー
「ーーーッ!ーーーぁ゛ーーー🖤!」
さっきから何度も、何度も、何度も突いている。突き上げる度に反応は増した。
俺の棒が、アオイの中に入って、それで……それから……。
「ゃ……ぁ゛ーーー!!!」
今までで一番大きな悲鳴、俺が中に出すと同時に、アオイも絶頂したのだろう。
はあはあと肩を上下させながら、アオイの中から棒を引き抜く。溢れ出すドロリとした白い液体。
俺は笑っていた。そうだ、俺ははじめから強かったんだ!アオイに無いものを持っていたんだ!次は何をしてもらおうか?強ければ何だって許される。言うことを聞かなければ手を出せばいい、手始めに、汚れてしまった俺の物を咥えてもらうか?
「おい」
背後から、怒りに震えた声が聞こえた。心配そうにアオイの名前を呼ぶ女と、女を抑える眼鏡の子供。それに息を飲む俺のーーー
「俺達の親友に何してんだよ?」
長髪の男と、長身の女と、眼鏡の子供が俺を睨んでいた。
「スグ……」
ショックを隠しきれない声が俺の耳を突き抜ける。
「これは許されないよ」
力があればなんでも出来るって態度で教えてくれたのはあんたじゃないか。ねーちゃん。