ドナとサジータに童貞を食われる童貞英雄

ドナとサジータに童貞を食われる童貞英雄

ベリーメロン


 空牙団のラファールといえば英雄と名高い竜の剣士だ。

 空のように青い鱗を煌めかせ、敵陣の真ん中に飛び込んで突風のように敵を蹴散らす姿は英雄という肩書きにも相応しい。

 されど彼にもどうしようもない悩みが一つあった。

 それは――


「いや、まさかアンタが童貞だったなんてさ……ゴメンゴメン」

「ドナ、それ以上言うのはやめておけ。ラファールが死んだ目をしている」


 空牙団のドナとサジータ。

 片や姉御肌の赤い犬のような獣人、片やクールな性格の鳥人の狙撃主。

 どちらも空牙団では密かな人気を誇る女傑だった。

 そんな二人に、英雄と呼ばれながら未だに童貞であることがバレてしまったラファールはというと頭を抱えてしまっている。


「ハァ……すまねぇが他の奴、特にビートには黙っといてくれねぇか?」


 恥が知られたのはこの際受け入れるとして、他の団員に知られては困る。

 特にラファールを英雄としてキラキラとした目で見てくるビート辺りは夢が壊されかねない。


「別にいいけどアンタってモテる方じゃなかったっけ?」

「港ではいつも言い寄られてるね」


 異名と勇猛果敢さゆえに、ラファールはそれなりにモテているのを団員たちは知っている。

 なのに何故童貞なんてことになっているのか、それを聞いてみるとラファールは溜め息をついた。


「…………デカすぎるんだ、俺のは……」


 そう告げるラファール。顔を見合わせるドナとサジータ。

 なんだそりゃ?と二人とも言いたげだ。


「一回そういう空気になったことはあったんだが……いざヤる時になったら大泣きされたんだよ……裂ける!死んじゃう!ってな」

「うわぁ」

「なるほど、それがトラウマか」


 良い空気になったところでそんなことになったのなら、ラファール自身がトラウマになっても仕方ない。

 そこから改めて自分のモノが平均を遥かに越えていることを知ったそうだ。


「ふぅん?でもヤってみたい気はあるんだ?」

「そりゃ、まぁな……竜族の雄としては当然」

「ならば良い方法があるな」


 サジータの言葉にハァ?とラファールが思ったところで、二人は示しあわせたように服を脱ぎ出した。

 柔らかそうな乳房などがいきなり晒されて、ラファールは思わず目が点になる。


「な、何やってんだいきなり!?」

「訓練だ」

「ま、英雄さんのために人肌脱いであげようかなって」


 淡々と語るサジータと、脱いですぐラファールのズボンを降ろしにかかるドナ。英雄が抵抗する間もなくズボンは降ろされ股間が空気に晒される。

 混乱していても普段は格納されていたペニスはガチガチに勃起をして外に出ており、ドナとサジータも息を溢した。


「でっか!マジででっか!」

「本当に大きいな」

「待て待て待て!何を……うおっ!?」


 ふぅーっとドナに息を吹き掛けられて悶えるラファール。

 とてもじゃないが英雄には見えず、童貞らしい反応にドナがクスクス笑う。

 そのまま舌で舐め上げられれば腰が跳ねてしまう。


「くっ……おい……おふっ」

「大丈夫だって、ほらこんな感じだし」


 ドナが舐めるどころかたわわな胸でペニスを挟んで見せつけてきて、その光景だけでも興奮してきそうになる。

 情けない声をあげる童貞ラファールに、ドナどころかクールなはずのサジータも楽しげだ。

 それどころかサジータまでもがラファールのペニスに触れてくる。


「こういうのはどうだい?」

「サジータまでっ……あぐっ……」

「へぇ、意外と上手いじゃん」

「まぁな」


 二人がかりで奉仕されるラファール。

 サジータのパイズリは鳩胸のように柔らかく柔らかく包み込むようで、ドナの胸はそれとはまた違った快感を与えてくれる。

 ドナが唾液を垂らすと滑りがよくなり気持ちよさが増していく。


「んっ……れろぉっ……♡」

「うぉっ、ちょっ、吸うのはやべっ……あっ!」


 舐め始めるドナに腰が情けなく揺れてしまうラファール。

 口内に収めるには厳しいが、ドナは巧みに舐め上げてきていた。

 情けなくもラファールはすぐに射精してしまう。


「んっ……すっごいニオイ♡」

「これを使ってこなかったとは……」


 口々にラファールの精液の感想を言い出すドナとサジータ。

 ラファールはといえばすでに頭がボーッとしているが、すっかりスイッチの入った獣人と鳥人の女は止まらない。


「おっさきー♡」


 言いながらドナが仰向けになったラファールに乗っかっていく。

 情緒の欠片もなくペニスがドナの陰部に吸い込まれ、ラファールの童貞はあっけなく卒業させられてしまった。

 ラファールの懸念とは裏腹に、その巨根をドナは受け止めている。


「伊達に鍛えてないからねぇ……んっ♡」


 腰を揺らしてくるドナ。獣戦士特有の引き締まった身体は、ペニスを締め上げる力も強かった。

 ラファールの巨根を受け止めても気持ち良さそうにしているほどだ。


「あはっ、アンタのデカチンポ……奥に当たってるよ?こう揺らされるのがいいんだね?んふぅ……♡」

「うぁ……」

「うん、わかってる♡アタシの子宮口にキスしてくれてるよね?」


 普段とは違い情けない様子のラファールに、すっかりとドナはご機嫌なようだ。

 ラファールはといえば柔らかい獣毛が鱗に触れてこそばゆいを気にする余裕もない。


「くそっ……我慢できな……うぐぅっ」

「えー?ちょっと早すぎない?もうイッちゃったんだ?」


 呆気なく果てたラファールだが、それでもまだ彼のモノは萎えていない。

 それどころかすぐに硬さを取り戻そうとしていた。


「じゃあ、このまま二連戦――」

「いいや、次は私だ」


 そういいながら入れ替わるようにラファールのモノを受け止めたのはサジータだった。

 鳥人ゆえに華奢なはずだが彼女も鍛え上げられた戦士である。ラファールの巨根も軽く受け止めている。

 総排泄腔に飲み込まれていく己の巨大なペニスを見つめるラファールに、サジータはクスクス笑った。


「気にしなくていい。ちゃんと綺麗にしている」

「そういう話じゃねーよ!?ぬおっ!」

「ふふっ……英雄のココは元気が良いな」


 サジータは笑いながらもゆっくりとラファールの上で動き始めた。

 彼女の中は鳥のように温かく、しなやかな筋肉が締め上げてきている。


「んっ、これはこれで、気持ち良いだろう?」


 サジータの腰使いは巧みで、先程出したばかりだというのにラファールのペニスはもう最大になっている。

 それが狭い膣道で擦り上げられる度に腰が抜けそうになった。


「うぐぅっ……こんな……すげぇ」

「ふふっ、私の中にたっぷり出して構わないぞ」


 サジータが言うと同時に彼女が達したのか膣が震える。

 そのまま搾られるようにしてラファールも射精してしまった。

 早漏にもほどがあるとショックを受けるラファールだが、二人はそうでもないらしい。


「ごちそうさま、ラファール……と言いたいところだがまだまだ足りないな」

「これで終わったら訓練にならないもんね」

「は?」


 混乱するラファールだが、すっかりスイッチの入った女獣人と女鳥人は止まらない。

 竜族ゆえに体力も精力もありすぎたラファールは、次の日の明け方まで二人に搾り取られ続けたという。

 幸いなのはこの訓練のおかげで女の扱い方をラファールが学べたことだが、同時にちゃっかり別のトラウマができたのは別の話だった。

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