至尊の戦士、チョロナンパ特異点に堕つ
あらすじ
とある特異点から何名かのサーヴァントが帰ってこなくなっちゃった
その調査のため精神異常無効化持ちのアシュヴァッターマンが派遣されたのだが…?
ネクストコ◯ンズヒント、「ご都合チョロナンパ即堕ち特異点」
「ヨッそこのお兄さ〜んwカワイイじゃ〜んw」
いきなり彼に声をかけてきた男に思わず目を剥く。いかにもアホそうないわゆるチャラ男とはいえ長身に鍛え上げられた肉体の男にとてもではないがかける言葉ではないだろう。
「……なんか用か?」
できるだけ冷静に答えたアシュヴァッターマンに男は信じられない言葉を発した。
「お兄さんちょっと俺と遊んでこ〜よ〜!お兄さんめっちゃタイプなんですけど〜!」
思わず「は?」と声が出る。いくら今のアシュヴァッターマンが特異点に合せて現代風の装いをしていたとしてもあり得ないにも程がある。
それどころか男はあからさまにいやらしい視線をこちらに送り、あ然としているのをいいことに肩から背中、そして尻にまで手をなぞらせてきたではないか。
「一発どうよ?」などと耳元で小さくほざく声までかけてくる。
いい加減に我慢の限界だ、そもそもここは特異点、この男も一見一般人に見えてもなにか碌でも無い存在かもしれない。
アシュヴァッターマンは素早く身を翻し……
ズルッ
ぼろんっ♡
ぱくっ♡じゅぷっ♡じゅるるるっ♡にゅぷ♡ぬぷ♡れろぉ〜っ♡
男のズボンを下ろし露出した男性器をなんの躊躇いもなくソレを咥えた。
「え〜?wお兄さんメッチャ積極的じゃ〜ん♡」
「れろ、なにが、だァ?♡一発やろうっつったのは、あはぁ♡テメェだろうが…っぷは♡」
これがこの特異点の恐ろしさである。
アシュヴァッターマンは気づいていなかったが、実は周りにもサーヴァントがいたのだった。
そう、彼が元々調査するはずだったカルデアのである。
謎の失踪をしたと思われた彼ら彼女らは皆この特異点の謎のチンピラ達にナンパされ、何故かチョロ堕ちしてちんぽを迷いなくしゃぶるチンピラにメロメロのメス彼女にされていたのだった。
その常識改変の力は精神に影響を及ぼす呪いへの耐性を期待されたアシュヴァッターマンに対しても例外ではなかった。(何故か)
「べろ、れろ、じゅる…っれろぉ〜〜〜っ♡」
じゅ、ぽんっ♡
「んむ、ぶはぁっ…?♡ンだよっ♡もう少しでドピュるとこだったのにっ♡ガッチガチじゃねぇか♡どうするつもりなんだよ♡」
チンピラはそのちんぽの先走りを垂らす亀頭の先端から陰毛の生えた根本までくまなくしゃぶり堪能する彼をいきなり引き剥がし、唾液と淫液に塗れたガチガチのソレを頬にべちべち♡と軽くビンタさせてきた。
口調は変わらずぶっきらぼうで男臭いものでありながら声色も表情も雌の期待が隠しきれないだらしないものに成り下がったアシュヴァッターマンの眼前に槍のように突きつけられるソレ。
「わ、かった、よ…♡」
その先っぽを鼻に押しあて雄臭い匂いを胸一杯に堪能しながらいそいそと下履きを脱ぐ。
チンピラは早速ちんぽの切っ先をぐちゅ…♡と後孔に押し当ててきた。
立ったまま、しかも野外で、出合ったばかりの男と、穴をロクに慣らされもせず…♡
そしてふと周りを見渡せば。
『ダーリンのおチンポやばぁ♡愛してるのぉ♡』
『ホテル?無理無理むりぃ♡待てないっ♡』
『早くシよっ?♡早くハメハメしよ♡早く早く早く〜っ♡♡♡』
この特異点で堕とされたサーヴァントたちのIQゼロの雌乞いの甘い声が響く。
「なっ……こんな……」
その余りにも異常な光景に思わず声を漏らし目を見開くアシュヴァッターマン。
「こんな…イカレてやがる……」
カルデアの仲間たちも、そして今自分もおかれているこの状況に。
「こんなの……」
やっと至尊の戦士は正気を取り戻………
「…最ッ高すぎんだろうが♡♡♡」
すワケがなく、その瞳はとっくにハートが灯ったドロドロのものに成り果てていた。
「早くっ♡早く俺にもブッ込めよっ♡なぁ♡ほら♡早くっ!♡」
チンピラのモノに尻を押し付けようとするように腰を情けな〜くヘコ♡ヘコ♡させるそのザマは正に完全にこの特異点の罠に嵌った完敗の証だった。
「…あ♡駄目か、こんなオネダリじゃチンイラしねぇよな♡じゃあ…」
その端正な顔をチンピラの首筋に擦り寄せ、耳元で囁く。
「…そのガチガチちんぽ♡チョロナンパ堕ちした雑魚サーヴァントの俺に♡ブチ込んで♡ずぽずぽピストンして♡ゴム無し中出しキメて♡好きなだけコキ捨ててくれよ…ダーリン♡」
「そ…そんな……」
サーヴァントが連続で失踪した特異点についにマスター自らが出向いたのだが、その光景に彼は絶句するしかなかった。
高潔で精練な英霊も、生前配偶者や愛する者がいた英霊も、そしてマスターに忠誠と愛を誓ってくれたサーヴァントも、この特異点にやってきた者は皆頭よわよわのチンピラの「彼女」にされていたからだ。
追い討ちをかけるように…
「よう、マスター♡」
彼の前に解決の頼みの綱とされていたアシュヴァッターマンが現れた。
この特異点でできた「彼氏」に腰を抱かれ、一目も憚らずイチャつきながら。
元々ここに赴くにあたってカジュアルな服装になってはいたが、それが更に露出の高くなるように改造され、尻がほぼむき出しになってしまっている。
そしてよく見れば体のあちこちに使用済みコンドームだのショッキングピンクのローターだの卑猥な落書きだのが施されているではないか。
「あ♡待ってろよダーリン♡あぁもう、しゃーねぇなあ…ん、ちゅ♡ぢゅる、ぢゅぅ…♡」
見せつけるように顔を寄せてきたチンピラのキスを強請り、目を細めうっとりとしながら唇を重ね、舌を絡め合わせる。チンピラは無遠慮に尻に手を伸ばし、手持ち無沙汰を慰めるかのように揉みしだきはじめた。
チンピラに教え込まれたメスイキのせいで以前よりムッチリとなったその褐色のデカケツを乱暴にわし捕まれ、揉まれる度に小さく鼻にかかった「ん♡」だの「あ、んっ♡」だのメス丸だしの甘声と、大量の唾液を交換しあう淫ら極まる不愉快な音が嫌でも聞こえてしまう。
「悪ィな♡でも、こういうことだから、わかってンだろ?…じゃあ、な♡」
別れを言い終わると最早こちらには目もくれず「ダーリン」との情交に耽る至尊の戦士の姿を見てしまったマスターは絶望を顔に浮かべるのだった…。