自己開発が進みすぎて腹を押すだけでイけるようになったカントラ男
カルテに纏めるカントラ男概念に非常に感銘を受けたのでそのネタもある。
急に始まる。
ワイの性癖に配慮〜〜〜〜〜
下着を下ろすと、陰核はすっかり大きくなり、小陰唇はくぱりを口を開けている。
最初は指を入れるのすら痛みがあったが、今では2本ならすぐに入ってしまうようになった。
人差し指と中指でGスポットを、親指で陰核を刺激する。器用な手がナカと外から性感帯をぐりぐりと押しつぶすと、腰がかくかくと揺れ始める。
(これは触診、触診だから……♡)
誰に弁明するでもないのにそんなことを思いながらも、自身の弱点を責め立てる動きは止まらない。
「はぁ、ん♡、んっ、ぁ♡、あッ♡、だめ、ん、んンッッ♡♡、あぁッ!!♡♡」
はへ♡はへ♡と舌を出して、甘イキ。
浅く挿入されたままの指をしゃぶるように媚肉がきゅうきゅうと収縮する。
膣内から指を引き抜き、震える手でペンを握る。ローは医者の例に漏れずもともと悪筆なたちだが、今は力が入らないせいでさらにひどく、くしゃりと紙にシワがよる。
『クリトリスと小前庭腺への刺激によりオーガズムに達する。オーガズムにより、膣内が収縮を繰り返す。』
どうにかそういったことを書きつける。そう、これはあくまで診察なのだ。
言い訳を続ける理性とは裏腹に、さらなる快楽を求める体は細い指だけでは満足できなくなってしまった。
サイドテーブルに用意していた男性器を模した淫具、ディルドにローションを垂らす。ローションを全体にまぶして、ひくひくと震える入り口にくぷ♡と押し当てる。
「ん……♡」
ディルドを押し込むと、大した抵抗もなくそのままゆっくりと入っていく。太さも大きさも、かつて自分に付いていたものより小さいが、女のナカは歓迎するようにそれに絡みつく。
根元まで挿入すると、先端が子宮口が当たる。先程の指での絶頂によって降りてきた子宮口は、偽物の亀頭にちゅぱ♡ちゅぱ♡と吸い付く。
ずるずる♡と抜けるギリギリまで引き抜いて、勢いよく奥まで挿入し、ごちゅん!♡と最奥を叩く。
「あ♡、おくっ♡、おくきもちいい♡♡」
媚肉をゆっくりと割り開きながら奥まで犯す。緩やか抽送でも、ポルチオを押し上げる度に甘イキを繰り返し、ぷし、ぷしゃと断続的に潮を吹く。
(あ……♡、ヤバくなる前に書かないと……♡)
そう、あくまでこれは診察であるので。
『ディルドを膣内に挿入し、ポルチオを刺激する。軽いオーガズムが何度もおとずれ、数度潮を吹いた。』
それだけどうにか書いて、かくん♡、かくん♡と欲しがるように揺れていた腰にディルドを押し込む。
ゆっくりとした抽送が徐々に激しくなり、比例するようにぐちゃ、ぶちゅ、と淫猥に濡れた音も大きくなる。
「ん〜〜〜ッ♡!あんッ♡、あぇっ♡♡、あ、くる、きちゃ……ッ!♡、あ、あ゛あぁぁ〜〜〜〜〜〜ッッ!♡♡」
ごちゅっ♡♡!!と子宮をひときわ強く叩かれて、激しく絶頂する。ポルチオアクメに、びくっ、びくっと全身が震える。
溢れ出る愛液とも潮ともつかない体液は、腰の下に敷いてあるバスタオルにまで垂れ、ぐっしょりと濡らしている。
ポルチオアクメに至ったが、まだ診察は続く。ポルチオによる絶頂自体は今回を含め過去に数度経験している。なにかしら新規性のあることを得なければ、診察の意味がないだろう。
今度は引き抜かず、奥に押し付けるようにディルドを動かしてポルチオをゆさゆさと揺さぶる。
「は♡、あ……?♡♡」
先程と比べて激しくない動きのはずなのに、ばちんばちんと頭が痺れてたまらない。子宮が揺れ、潰れて、それが気持ちいいと、体も頭も解ってしまった。
「あ、あ…♡、あぁ゛♡あぁ゛、ぐ……ぅ♡、んぃッ!♡、ぁ、あぇぇ………♡♡」
夢中なってディルドをポルチオに押し付ける。ぐぽぐぽと重くぬかるんだ音が腹の中に響く。
「ア♡、あ゛ぁぁッ♡!らめ、らめ……っ♡、もっ、いく、イクっ、イっ♡、ぐ………ぅ♡、いくッ♡♡♡♡」
バカになったようにイク♡イク♡と繰り返し、絶頂する。びくびくびくっ♡♡と背が反る。
潮こそ吹かなかったが、子宮をめちゃくちゃに揺さぶってポルチオアクメをキめてしまった。
あへ♡あへ♡とすっかり快楽に染まった呼吸。絶頂のために後ろに倒れ込んでいた上体を起こす。
痙攣の治らない腹をなぞると、ぞくり、とくすぐったさとは違う、肌が泡立つ感覚がした。そのへその下辺りに手を当てる。そこはちょうど子宮のある位置で、危ない予感に脳が警鐘を鳴らすが、未知への好奇心と快楽への期待に、当てた手をぐっと押し込んだ。
「あぁあッ〜〜〜〜〜〜!?!?♡♡♡」
膣内と腹の二方向から子宮を潰され、あっという間に絶頂に落とされ、びゅうううっ!と激しく潮を吹く。
ポルチオアクメの波が引かないうちの子宮への刺激に、ローは完全にダメになるイキ方をしてしまった。
「〜〜〜〜〜ッ♡♡♡、あくめっ♡、あくめ♡とまらな……っ♡♡♡、あ゛っ♡あッ♡、あ゛うぅ……♡、ひぎゅッ………♡♡」
ぷし♡、ぷしゃ♡、とイキ潮が止まらず、ディルドを咥え込んだままの媚肉は偽物の亀頭や血管に媚びるように擦り寄り、勝手に気持ちよくなって、痙攣を繰り返す。
瞳はぐるりと上を向いたまま、ひどいアヘ顔を晒して、びくん♡びくん♡とひきつけを起こしたかのように痙攣する。
あまりに長く続いた絶頂から戻ってくるころには、ディルドはナカから抜け落ちていた。
空になった膣口はぽっかり♡と空いて、奥から白濁した本気汁がどろどろと溢れてくる。
腰の下に敷いていたバスタオルはこれ以上水を吸えないほどに濡れており、しみはシーツまで達しているかもしれない。
呼吸が落ち着いてきた頃、ローは自分の腹に手を当てる。女のように柔らかくない、腹筋の割れた男の腹だ。
恐る恐るぎゅう……♡と腹を強く押すと、脚がぴん♡と伸び、どろぉ♡と新しい愛液がこぼれる。
「あ♡、あぇ……♡♡」
ローの子宮は押されるだけでイってしまう、よわよわの性感帯になってしまった。
診察の建前のために、震える手でペンを握るも、度重なる深い絶頂によって馬鹿になった頭では書くための言葉も浮かんでこなかった。
死の外科医としてら恐れられる賞金首の部屋の中には、雌の快楽に溺れた男だけがいた。