自動販売機
「……あっ、あれ? え、きゃああああああああああああああっ!!!?」
目を覚ますと、チカは全裸だった。
それだけではない、狭い機械の中に閉じ込められていて、手足が完全に機械の中に埋もれるように挟み込まれて固定されてしまっている。
機械の中には薄明かりがあって、自分の格好を見下ろせてしまう。
両足を全開に開いたポーズで固定された自分の姿は、チカの羞恥をおおいに煽った。
「なにこれっ、なんの冗談よ!だれがやってんの!?このヘンタイ!クズ!!!」
だが、怒鳴り声には返事はない。
代わりに奇妙な音がした。チャリン、チャリンという小銭が入る音。
「えっ……だ、だれっ!?」
怯えた声を上げるチカに返事はなく。代わりに、ボタンを押す音が聞こえた。
ピーッという音。
『しばらくお待ちください』という合成音声が自販機の中まで響く。
「えっ、これ、なに……きゃあああああああっっ!!? なにっ、これっっ」
戸惑いながら周囲を見回していたチカは、足元を見下ろして悲鳴を上げた。
足元から無数の触手が伸びてきてくる。
一本一本の触手が細いコードのように伸びて、チカの下肢に絡みつく。
「やめっ、てぇっ!! いやああっ!!」
チカは悲鳴を上げて身をよじる。だが両足はガッチリと固定されていて動かせない。
触手はあっという間にチカの下肢を覆い尽くした。
生温い粘液が這い回る感触に、チカは拘束された両足をびくんと震わせる。
「この……ヘンタイ!! 子供あいてになにしてっ、あっ、やっやだあぁぁっ!?」
幼い割れ目の上を、触手が繰り返し擦り上げてくる。
前後に動きながら粘液を擦りつけ、次第に奥に入り込んでくる。
「やっ、やっ、やだっ、どこっいじってぇっ、やだやだ、やめろ!やめてぇ!!」
触手の突起が割れ目の中を刺激しながら、奥へ奥へと入り込んでくる。
狭い小さな割れ目の中で、粘液を潤滑剤にしながら触手が尿道に潜り込む。
「ひぐっ、ああぁっ、いたい!やめてっ!!」
チカの悲鳴を聞きながら、触手はグジュグジュと粘着質な音を立てて動く。
柔らかな媚肉に絡みついて刺激し、染み出す愛液を啜って飲み干していく。
「やっあっ、いたいっ!!抜いてよぉ……っぐちゅぐちゅってしないでぇ……っ」
苦痛を訴えながらもわずかに甘い声が混じる。
チカの言葉とは裏腹に少女の内側では官能が引き出されていく。
「んあっ、だめっ!そこぉっ!!」
チカの口から一際大きな声が上がる。
触手は少女の秘所を何度も何度も往復して擦り上げながら奥へと進む。
そしてついに少女の奥に隠された核を見つけた。それを小突かれた瞬間、チカの身体に電撃が走ったような衝撃が走った。
今まで感じたことのない甘い快感が下腹部の奥から湧き上がってくるようだ。
「な……なにこれぇえ……っ」
生まれて初めて知る快感に戸惑っていると、触手は再び尿道に強烈に吸いついた。
その瞬間、チカは背中を仰け反らせながら絶叫を上げた。
「ひぃいいいっ!だめえええええええぇええっっっっ!!」
ビクンッビクンッと激しく痙攣を繰り返す。
チカが絶頂に達したと同時に、抑えていたダムが決壊した。
尿道から勢いよく尿が飛び出す。
「やだあぁぁぁっ! 止まんないっ、止まんないよぉぉぉぉっ!!!」
チカの悲鳴に呼応するかのように、膀胱から湧き出る液体が飛び散っていく。
飛沫が立てる水音が、自販機の中に響く。
自分の立てるその音を、地下はチカは羞恥と共に聞かされる。
『満タンになりました』
電子音声が聞こえて、チカの足元でガシャンと缶が排出される音が聞こえた。
「ふぇ……ぇえ、 へ……?」
ひくひくと震えながら呆然と声を上げるチカの足元で缶が何者かに取りだされる音。
『ありがとうございました』という電子音声。
ようやくチカは、自分の出したそれを誰かが買っていったのだと理解した。
「ふっ、ふざけっ、この……っっ!!!!」
怒りで真っ赤にした顔で震えながら、怒鳴り声をあげようとチカは口を開いた。
チャリン、チャリンという小銭が入る音。
「えっ……や、やだ! やめてっ、やめてよ! 買わないで!!! お願いしますっ!! ボタン押しちゃダメ!!!! お願いっ、やめてよぉぉぉぉっ!!!」
必死に哀願するチカに返事はなく。代わりに、ボタンを押す音が聞こえた。
ピーッという音。
『しばらくお待ちください』という合成音声が自販機の中まで響く。
「いやっ……やだ………」
弱々しい声で頭を振るチカの下半身に、一斉に触手が群がっていく。
たった今さんざん刺激されたばかりの割れ目に、無数の触手が吸いついていく。
「あっあっ、やっ、やぁっ、やだっやだやだっ、いっ、いっ、ひぅっ、うぅぅぅっ」
触手たちは少女の秘所を容赦なく刺激して、無理矢理に官能を引き摺り出していく。
「ひぅっ、あっ!あぁっ!やだっ、やめてっ、もう許してぇっ!」
チカは泣き叫びながら許しを請うが触手の動きは止まらない。
それどころか更に激しくなるばかりだ。
「やだぁっ、だめぇっ!またきちゃうからぁっ!! ああぁぁっ!!」
チカが二度目の絶頂を迎えると同時に、いきおいよく愛液が噴き出して。
触手たちはそれを喜んで飲み干していく。
それからチカの足元で、ふたたびガシャンと缶が排出される音が聞こえた。