肉欲は運命を穿つ

 肉欲は運命を穿つ



 「シロウ、貴方ではなくリツカを愛している」

 セイバーは士郎に対してそう言った。

 藤丸立香はカルデアのマスターである。

 セイバーの自分が喧嘩別れした後、しばらくの間セイバーと行動を共にしていたらしい。彼の協力もあって聖杯戦争に勝つことが出来たのでその点については感謝しているが…

 「なんで…そいつの方が俺よりもお前に相応しい立派な奴だからか?」

 セイバーはそれに対して頬を染めながら答える

 「はい♥ですが恐らくシロウの思う立派とは違うと思います。彼は貴方よりもチンポが大きくてHが上手いのです」

そんな理由で士郎が納得いくはずはなかった。だからこそ完全に未練を断ち切らなければならない。

 「納得してくださらないようですね、なら…今から私とリツカのSEXを貴方に見せましょう。きっと私のことを諦めてもらえると思います」

 そう言うとセイバーと立香は早速と言わんばかりに抱き合った。そして立香の手がセイバーのお尻を揉みしだく、それに対してセイバーもギュッ抱きつき控えめな胸を押し付ける。セイバーの体の心地良い感触で立香のチンポは半勃ちになった。

半勃ちでも士郎のフルボッキ状態と大差無いサイズのそれをセイバーはうっとりとしながらズボン越しに擦り始めた。

 立香はそれに対して気持ち良いよアルトリアと返す。それを聞いたセイバーは頬を染め股をじわりと濡らした。そしてセイバーの唇と立香の唇が重なる。それを横で見ているしかない士郎は胸が痛くなった。

 そしてセイバーが立香のズボンのファスナーを降ろすと立派なものが飛び出した。

 「この立派なチンポ…シロウの粗末なモノとは比べ物になりません。実にしゃぶりがあります♥」

 セイバーは立香の巨根にしゃぶりついた。セイバーは美味しそうに吸い付き立香のチンポを舐め回す、その卑猥な光景に士郎も股間を膨らませていた。ひょっとしたら自分も立香がいなければセイバーにしてもらえたかもしれない。そんなくだらないことを考えてしまう

 立香がセイバーの頭を掴み口の中に深く突き入れる、そして喉奥目掛けて激しく射精する、それをセイバーは美味しそうに飲み込んだ

 「美味しい…シロウの作る料理なんかよりも立香のザーメンの方がずっと美味しいです。」

 セイバーとのあらゆる繋がりが立香によってあっさり塗り替えられていく、その現実に目を覆いたくなる。

 そしてセイバーは更なる快楽を求め服を脱ぎ捨てた。

 立香は待っていたと言わんばかりに手マンを始める立香指が時に優しく時に激しくセイバーのナカを解していった。

 セイバーは喘ぎ声を上げ悶えた。明らかに自分とのSEXの時より立香の手マンの方が感じている悔しがらなくてはならない、それなのにその卑猥な光景に士郎は激しく勃起してしまった。 

 「あんっ♥リツカの手マン…シロウの下手くそなSEXよりずっと気持ち良いです♥シロウも少しは見習って…何故勃起してるんですか?自分以外の男に自分のサーヴァントがを喘がされるのを見せつけられて勃つなんて人として、いえ雄として失格ですね。今から本当のSEXを見せてあげます。私とリツカのSEXを見ながら自慰ができるのだから感謝していただきたいですね」

 セイバーは立香と向き合うと大股を開いた。もちろん立香にチンポを挿れて中出ししてもらうためである。

 すると立香は耳元で囁いた。それを聞いたセイバーは笑みを浮かべた

 「リツカの精子で孕むことが出来るかも知れないのですか!嬉しい…それならばシロウと交わったくだらない現実も塗りつぶせますね!お願いします…私を孕ませてください。」

そしてついに立香のチンポがセイバーのマンコに挿入される。

 それだけでセイバーは絶頂に達してしまった。

 立香はゆっくりと動き始めたセイバーはそれに合わせて喘ぎ声をあげながら甘イキ。その光景に士郎は無意識のうちに自らの愚息を扱いていた。

 暫くすると立香は動きを止めた。そして意地の悪い笑みを浮かべるとセイバーに対して自分で腰を振って正直な気持ちを吐き出して欲しいと伝えた。

 するとセイバーは妖しく微笑みながら立香の上に跨り、立香のチンポを気持ちよくするために腰を振り出した

 「もうシロウなんて要らない!リツカのチンポ最高です♥お願いします…貴方の精子で私を染め上げてください。」

セイバーは更に激しく腰を振る。セイバーの激しい腰振り…おそらく自分ならばとっくに何度も果てて勃たなくなっているのに立香は悠々と下から優しく突き上げている男としての格の違いを感じてしまう。そして立香がセイバーに射精した

 ドピューーー♥♥ドピュピュピューーー♥♥

 「イッグウウウウ♥♥♥リツカの精子最高ーーー♥♥……もっとドピュドピュ注ぎ込んでシロウに穢された私の子宮を清めてください♥」

 セイバーの子宮は立香の射精に反応して降りて来ていた。士郎は思い知らされてしまっていた。立香とセイバー、いやアルトリアが愛し合ってることをそれを見て惨めに自慰に耽っている自分が立香と比べて雄としては何の価値もないことを

 立香はアルトリアに次の中出しで孕ませてみせるよと宣言するとアルトリアは微笑んだ

 「はい♥私を、アルトリアを貴方の妻にしてください」

 立香は種付けプレスの体制になり激しく突いた。理性の飛んだ激しいピストン、正に孕ませるためのピストンである。それに合わせてアルトリアは一際激しく喘ぎ声をあげた

 「や、やめてくれ…」

 士郎はもう無駄だということはわかっていても言わずにはいれなかった。

 好きな女が目の前で他の男に孕ませられ妻になるのだから当然である。

 そして遂にその時が訪れる。

 立香とアルトリアが誓いのキスと言わんばかりにディープキスを交わす。

 ドクン…ドッピューーーー♥♥♥♥ビュルルルルーーー♥♥♥♥

 ドピュッ…ピュッ…ビュルルル

 立香と士郎はほぼ同時に射精した、しかし精子は立香がアルトリアを孕ませるためにマンコの奥に注ぎ込んだのに対して士郎は寝取られた挙げ句自らの右手で果てる虚しい射精だった。

 立香の精子に満たされたアルトリアの子宮の奥で運命をも超える奇跡が起きていた

 「………リツカ♥どうやら着床したようです。シロウのゴミのようなチンポと精子では不可能でした。これで私は貴方の正式な妻ですね♥」

 士郎はセイバーが二度と手が届かない存在だと理解し涙を流した

 「見事ですリツカ、貴方のチンポでくだらない運命を絶ち切ることができました。カルデアに帰りましょう。あんな雄モドキの元マスターは放っておいて」

 立香と共に妻のアルトリアはカルデアへ帰っていった。

 残された士郎は自分の不運を呪った。あの夜、セイバーと出会わなければこんな思いはせずに済んだのにと

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