聖女は甘やかしたい

聖女は甘やかしたい


あっ、アルバス君おかえりなさい!

今日もお疲れ様です。いつも頑張ってますね。

そんなアルバス君に、今日はご褒美といいことがあるんですよ?

なに驚いているんですか。

ほらほら! こっちきてください。早く早く。

 

んふふ、どうですか? この恰好。

ゆったりしてて可愛いでしょう? ふわふわで触り心地もいいですし。ちょっと、端のほうとかが透けてるのもアクセントになってていい感じなんです。

最近買ったものなんですけど、結構お気に入りなんですよ。

……?

どうしてそんな顔を真っ赤にしてるんですか?

可愛いって……、そんな。アルバス君もお上手ですねぇ。んふふ。

でも、これが本題じゃないんでした。

あとでちゃんと報告しますから。びっくりすると思いますよ?

楽しみにしていてくださいね。

それにほら、今はここですよ。ここ。

アルバス君のための専用膝枕です。

どうしたんですか? 顔真っ赤ですよ?

ほら、照れてないでこっち来てください。

あ、俯せになっちゃだめですよ?

いくら恥ずかしいところをいっぱい見られているとはいっても、今は駄目です。

アルバス君って、えっちのときはすっごい変態さんになっちゃいますからね。

今日はそういう日じゃないんです。ゆったりあまあまする日です。

もっと身体の力抜いてください。ガチガチじゃないですか。

重くないかって、アルバス君の頭くらい全然平気ですよ。

うんうん。アルバス君は偉いですね。いつも一生懸命ですし。

私の大好きなアルバス君です。

あの時助けてくれて、アルバス君が無事でいてくれて、私嬉しかったんですよ?

そりゃあ、姐様のことは残念でしたけど。一緒にいてくれたから乗り越えられたんです。私一人ではきっと潰れちゃってました。

だから、これは私からアルバス君への感謝の気持ちなんです。

一人で気張って立ち続けるのも疲れちゃうでしょう?

寄りかかってもいいんです。私も、アルバス君を支えることくらいはできるんですから。安心して身体を預けてくれていいんですよ?

私が駄目ならキットちゃんだっています。シュライグさんやフェリジットさんだっています。一人で抱え込まないで下さい。

……。まるで子供みたいですね。

よしよし、いい子いい子。アルバス君はいい子ですね。

いっぱい甘えてくれていいですよ。

アルバス君のしたい事だったら、何でも受け入れられるよう努力しますから。

それにしても、アルバス君の髪の毛さらさらしてて羨ましいですね。

綺麗な灰色で、いつまでも触っていられそうです。

……えっ、何も手入れしていないんですか?

それでこのキューティクルなんですか?

ずるい。ずるいです。

そんな人にはこうです。髪の毛わしゃわしゃの刑です。

なんですか、くすぐったそうですね。罰なんですから我慢してください。

ふぅ。これくらいで勘弁してあげます。

どうしたんですか? じっと見て。

えっ、おっぱいで顔を揉んでほしい?

わしゃわしゃしてるときに揺れてた?

ああ、今ブラ着けてないですからね。

へぇ、にやにやしてると思ってましたけど、ずっと見てたんですねぇ。

折角だから脱いでほしい? ふぅん、褒めてくれた割にはすぐ脱がすんですね。

怒ってるわけじゃないですよ?

いいですよ。そんな変態さんなアルバス君も大好きですから。

どうですか? 姐様ほどじゃないにしても大きいでしょう?

そうですよ、昔と比べて大きくなりましたよ。

アルバス君が毎日起きた時に揉んだりするから、大きくなったんですよ?

ブラだってサイズが合わなくて、買い替えることになったんですからね。

お気に入りだったやつも入らなくなっちゃいましたし。

白くて綺麗って、褒めても何も出ませんよ?

でも、あと少ししたら、きゃんっ!? いきなり触るなんてずるいです。

もう! 悪いおお手手の持ち主にはこうです!

どうですか? おっぱいで顔を包まれるのは。

ひぃん! 口をもごもごしないでください!

仕返しです! おっぱいでいっぱいぐりぐりしちゃいますからね。

えいえいっ、どうですか? 気持ちいいですか?

んっ♡ ひぃんっ♡

触るのもだめですっ!

ひっ♡ くぅんっ♡

摘まんじゃやぁっ! 乳首コリコリされるの弱いからぁっ!

アルバス君へのご褒美なのにっ、私ぃっ!

あぁっ♡ やっ♡

吸っちゃやだぁっ!

赤ちゃんはこんなえっちな舌の動き、しませんからぁっ!

舌でれろれろしないでぇっ!

まだ出ないからっ! ミルクまだだからぁっ!

ひゃっ♡ あんっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡

だめだめだめきちゃう! おっぱいだけで私ぃ!

 

~~~~ッッッ♡♡♡

 

はっ、はぁっ、はぅぅ……。

イかされちゃいましたぁ……。おっぱいだけでぇ……。アルバス君にいっぱいしてあげるつもりだったのにぃ……。

ってアルバス君! 下着を脱がそうとしないで下さい!

びしょびしょなのは確かにそうですけど……。

その、そっちでするのは今日はナシにしてほしいというか……。

おっぱいとか腋とか、なんならお尻もいくらでも使ってくれていいですから。とにかくそっちは駄目です!

なんでって、その、ほら……。

いや、普段みたいに気絶するまでごちゅごちゅされるのは、嫌いじゃないんですよ? むしろ好きっていうか……。

あまーくとろとろにされるのが一番ですけど、乱暴なのも好きっていうか。ああやってされると私はアルバス君のものって感じられて、それはそれで幸せですし。

でも、今は駄目なんです。

もうっ! いい加減察してくださいよ、アルバス君、変なところで鈍感なんですから。

できたんですよ。

なにがって、恍けてるんですか。

アルバス君と、私の赤ちゃんですよ。

あれだけ毎日のようにシてたんです。当然じゃないですか。

お腹に耳を押しつけても、まだ何も聞こえませんよ?

触ってもわからないでしょう?

まだ二ヶ月ですから。これからどんどん大きくなっていくんです。

最近体調が悪かったのは、妊娠したせいだったみたいですけど。

胸だって少し張ってきてますし、ってなにじっと見てるんですか。

興奮しないで下さい。カッチカチじゃないですか。

まあ、そういうわけですから、安定期に入るまでこっちのほうはお預けです。

触るくらいはいいですけど、挿れたりとかは駄目ですからね。

ドラゴンになって圧し掛かってくるなんて以ての外ですよ。

私、アルバス君の子供絶対に産みたいですから。

これが、伝えたかったいいことです。

これで本当に家族になれますね、私たち。

あっ、でもアルバス君が我慢する必要はないですからね。

さっき言ったみたいに、こっち以外ならいくらでも使ってくれて構わないですから。

だって私のこの身体も心も、アルバス君のものですから。

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