翡路姉妹
姉
「…………………静流。どうぞよろしく」
・名前:翡路 静流 (ひろ しずる)
・性別:女
・年齢:26
・身長:183
・アライメント:中立・善
・所属:J.NEC第伍隧
・種族:人間
概要/性格
京都に総本家を置く翡路家。その分家に産まれた姉妹の姉。
恵まれた体格と異能の出力の高さから、古くより妖狩りを生業として来た故にプライドの強い本家の人間から妬まれている。
家の人間に半ば強いられるようにJ.NECへ入隊したが、妹が自分の後を追うように入隊し励んでいるので自らも負けられまいと日々の職務に精を出している。
よく考え、自らの言葉を咀嚼して必要な事を二言、三言のみ簡潔に呟く。
表に現れる感情の薄さも相まってやり辛さを感じられる事も多いが、決して冷たい人間という訳ではない。
異能《顕龍》
自らの身を通して龍を世に顕す力。
それにより可能な事は幅広いが、使い手の得手不得手が大きく反映され素質の無い者には全くと言って良い程扱え無い事もある。
・《龍姿》
身体の一部に龍を成し、それを護身とする。
その部位は物理的な耐久に優れるが、毒性の強い物質の干渉により非常に脆くなる。
・《龍勁》
龍の力の特性を含んだ特殊な異能粒子を使用する。
その異能粒子そのものが破壊の性質を持ち、これに晒された物は弱い力でも壊れやすくなる。が、異能者、エネミー、異産等一定量の異能粒子を持つ物には効果が薄い。
静流が使用する際にはその出力の高さが仇となり、使用した部位に小さな傷を生む。
使用技
龍姿・鱗:鋼を超える堅牢を持つ鱗を成す。
龍姿・爪:達人に鍛え抜かれた刃にも比肩する鋭さの爪を成す。
龍姿・眼:人の身には有り得ない動体視力を成す。
鉄崩爪:爪に龍勁を宿し、破壊力を上げる。爪を起点に龍勁のみを飛ばして遠距離攻撃も可能。手先を傷付けるため乱用厳禁。
逆鱗波:攻撃を受けた鱗を起点に龍勁を爆ぜさせる反撃を行う。鱗を纏った部位を傷付けるため乱用厳禁。
砲吼:自分の声に龍勁を乗せ広い範囲に放つ。肺と喉、周囲の内蔵を傷付けるため"特に"乱用厳禁。
ダイス結果
三大欲求 食眠性 dice3d100=68 61 30 (159)
結界術 dice1d100=17 (17)
家事力 dice1d100=61 (61)
画力 dice1d100=3 (3)
妹
「お初にお目にかかります。この度ご一緒させていただく事になりました、鈴火とお呼びください。何卒宜しくお願い申し上げます」
・名前:翡路 鈴火 (ひろ すずか)
・性別:女
・年齢:23
・身長:159
・アライメント:秩序・中庸
・所属:J.NEC第十三隊
・種族:人間
概要/性格
京都に総本家を置く翡路家。その分家に産まれた姉妹の妹。
姉とは対照的に生まれつき体が弱く、エネミーと正面から向かい合って戦う事は叶わない。異能自体の性能は高いが制御を苦手とし、異産を介してのみまともに使用できる。……才を持つ静流を最も妬むのは、他でもない鈴火なのかもしれない。
規律を重んじ自他共に厳しいストイックな性格。
他人の素行に口を出す事もしばしばあり、一部の相手とは相性が悪く、感じが悪いと言う者も居る。
異能《顕龍》
自らの身を通して龍を世に顕す力。
それにより可能な事は幅広いが、使い手の得手不得手が大きく反映され素質の無い者には全くと言って良い程扱え無い事もある。
・《龍勁》
龍の力の特性を含んだ特殊な異能粒子を使用する。
その異能粒子そのものが破壊の性質を持ち、これに晒された物は弱い力でも壊れやすくなる。が、異能者、エネミー、異産等一定量の異能粒子を持つ物には効果が薄い。
鈴火は下記の異産との併用でなければ上手く指向性を持たせられない。
試用技
鋼崩れ:斬撃に龍勁を宿し、破壊力を上げる。刃を起点に龍勁のみを飛ばして遠距離攻撃も可能。浅く広い傷を残し、異能粒子を多く含まない物体の破壊に特に有効。
磐貫き:刺突に龍勁を宿し、破壊力を上げる。刃を起点に龍勁のみを飛ばして遠距離攻撃も可能。深く狭い傷を残し、生物へ特に有効。
地壊衝:地面に触れさせた刀を起点に龍勁を流し込み周囲の地面を爆ぜさせる。遠距離への攻撃は不可能。射程は無いが範囲と破壊力を両立している。
異産《籠威》
抜刀時に龍勁の制御を助ける刀。龍勁の発動の起点ともなる。
これを通す事で素質の無い人間も最低限は力を扱えるようになり、この刀そのものもある程度の量の龍勁を蓄え誰でも扱える。これは勝手に回復することは無く、使用後は龍勁を自力で扱える者が補給しなければならない。
本来は静流が父から継承した物だったが、制御の才に恵まれなかった鈴火に譲渡された。だがその大きさ故に彼女は前衛での使用が出来ない為、これを介して斬撃や刺突を遠距離から飛ばす後方支援を務める事となる。
ダイス結果
三大欲求 食眠性 dice3d100=87 28 81 (196)
結界術 dice1d100=21 (21)
家事力 dice1d100=92 (92)
画力 dice1d100=14 (14)
翡路家について
隠祓會の時代には既に妖狩りとして名のあった家。
京都に総本家を置き、東京にある彼女らの家はその分家にあたる。
そこからさらにいくつかの家に分かれるが、枢宮を始めとしてそのほとんどが妖狩りから離れてしまっている。
戦後、隠祓會の変革の頃、龍の力を扱う一派が分離したのが今の翡路分家。
彼女らは相伝の異能を持つ立場にあり、特に姉の静流はさらなる成長を見込まれ、次期当主として期待を掛けられている。