美世ちゃん大特訓!その1

美世ちゃん大特訓!その1

鹿島美世(アナザーアギト?)

「強くなりたい〜」

「突然どうしたの?」

突如強くなりたいと叫ぶ美世にオートバジン18号はそう尋ねる

「私この前の戦いであまり活躍できなかったんだ〜…」

「美世ちゃんは言っちゃ悪いけどそこまで強くないからね…」

「う〜…」

18号にそう言われ美世は俯くも、すぐに顔を上げ

「だから強くなりたいの〜!今は指名手配されちゃって大変だし〜、いつ襲われるかわからないもん〜!」

「そういうことね」

「それに〜……悠君に守ってもらってばかりは嫌だから〜…」

「ウフフ……それなら私も協力するわ!美世ちゃんを強強アギトにしてあげる!」

「本当〜!?ありがとう〜!」

「早速特訓開始よ!私がネット検索で得た修行方法で美世ちゃんを強くするわ!」

「お〜!」

かくして鹿島美世の大特訓が始まるのであった

深夜、眠っている悠達を起こさぬよう拠点としているキャンピングカーから降り、二人は人気のない場所にて特訓を行っていく

「ほらほら!足元がお留守よ!」

「あう〜!?」

美世が変身した異形の存在、アギトの変種(アナザーアギト)をこっそりと借りたシグマギアでシグマに変身した18号が何度も地面に叩きつける

「美世ちゃんってノアズアークで訓練受けてたのよね?それにしてはその…」

「あう〜……私速いこと以外は色々とダメダメで〜…」

「そういえば高速移動ができるのよね?アクセルフォーム並ってマスターが言ってたけど…」

「でもアギトになってからあまり使えないんだ〜……オルフェノクだった時より疲れちゃって〜…」

「でも高速移動は強いわ、それを活かせるよう特訓していきましょう」

「うん〜…」

美世と18号の秘密の特訓は続く


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