「繭の中で」

「繭の中で」


※そちらの話題が増えて来たことに感化されて書いてしまったそくすネタ。

まだifローさんが捕まってすぐの反抗心強い頃。

キャラ崩壊、性的描写注意!えっちくは書けてないかもだけど許してくれ!


「ハァ……ハァ」

ドフラミンゴに捕まって一週間あまり、奴が油断した隙に何とか暴れて抜け出すことが出来た。海楼石の首輪に付けられた鈴がチリチリと音を立てるのが鬱陶しい。早く鍵を探さなくてはと思い屋敷中の扉を開けて回る

「チッどこに置いてやがんだ」

中々見つからないことに焦りを感じながら次の部屋を開けた。そこには拷問道具のようなものが並んでおり、一瞬息を飲む。その中央部に目当ての鍵はあった。急いで駆け寄ろうとしたところで……唐突に床が無くなった。床が糸に変わったのだと気づいた時には遅く。俺は繭のようなものの中へと閉じ込められていた

「くそっ」

必死にこじ開けようとするが片手の上爪も剥がされ力の入らなくなった状態ではビクともしない。せめて鬼哭があればと思ったが、奴の糸だそう簡単には切れないだろう

(あっさりと逃がしたのはこの手があったからか)

今更ながら自分があれだけ体格差のある相手に能力無しで逃げ出せた事の意味を理解する。このまま連れ戻されるのだろうと思いドフラミンゴが来るのを待つが足音は一向に近づいてこない。それどころか繭の中は一切の音がしなかった。光だって入ってこない。自分の手すらも見えないほどの真っ暗闇、無音無光の世界……人はそんな場所に何分いたら発狂するのだったか……

「まさかそれが狙いか?」

途端に恐怖心が湧いてくる。繭を叩いてみるが糸がたわむだけだ。少しでも情報を拾おうと耳を澄ます。その時、微かにだが糸の動くシュルっという音が聞こえた。唯一の物音に安堵し耳を傾ける

シュルッシュルシュル

よく聞けばあちらこちらで糸の動く音がしていた。だがなんの為に動いているのか……

「あっ」

糸が足に腕に、体に絡みついてくる。簡単な話だ。捕まえたあとで糸が動くのなんて中の獲物をどうにかする為でしかない。そんな事も考えられないほど暗闇で自分の思考力が落ちていることに愕然とする。これで完全に身動きも封じられてしまった

「なに……する気だ……んっ!?」

糸が活発に身体の上を動き回り始め思わず身を固くする。ビリビリと音が聞こえ体が冷たくなる。どうやら邪魔な布を剥ぎ取っているらしい

「おいやめっあぁっ」

唐突に剥き出しになった陰部へと糸が絡みつくそれだけの事だが感覚が研ぎ澄まされている今の俺には刺激が強く身体がはねた

「ひっンッんんぅこらそんなとこ入るな」

絡みついた糸はその先を尿道の中へと押し込んでくる。中から直接前立腺を弄られ嫌でも身体が反応してしまう

「ンッんぅ……んぐっふはっ……んんんっ」

せめてもの抵抗に唇をかみしめて声を殺すが無機質な糸相手ではそんなことをしたところで意味は無い。散々なかで暴れたあとさらに奥へと潜り込もうとしてくる。前立腺の先……そこにあるのは

「いっ嫌だ。出てけこのっ」

糸が目指す先が膀胱だと気づき慌てて身を捩る。糸に直接潜り込まれたのではいくら堪えようとしても不可能だ。このままだと漏らす……そう思ったのと糸が膀胱に辿り着くのは同時だった

「あっあっんぁぁぁ」

糸を伝ってボタボタと黄色い液が溢れる。ツンとする匂いがして、羞恥心に涙が溢れた

「うっグスッ……ヒックひぁっ今度は何する気だっ」

グスッグスッと子供のように鼻を鳴らす俺をお構い無しとばかりに今度は細い糸が肛門へと潜り込んでくる。細いうえにスルスルと潜り込んでくるだけで何処も弄ろうとする気配はない。何をされるのか分からない恐怖から身体はなおのことその糸を意識してしまう

(何処まで入る気だ……潜り込んだ長さからすると今は大腸あたりのはずだが……)

医療の知識があるだけに糸が何処まで潜り込んでいるのか詳細に分かってしまうのが恨めしい。その後も糸はどんどんと潜り込んでくる

「今は胃……おいこのままだと」

(貫通する)

と思ったその時喉に異物感を感じ咄嗟に嘔吐く

「うっおえっうぇっ」

空の胃から胃液ともに細い糸が飛び出す。体の中全てをドフラミンゴの糸が通っていることに体が震えさらに吐き気を催す。胃液のみをびちゃびちゃと吐き出しながらもう終わってくれと願っていた

「もう嫌だおえっ……もう出して……」

そんな願いとは裏腹に今度は先程の細い糸をガイドラインにするようにたくさんの糸が肛門へと押し寄せて来る

「いっいや!やだ嫌だ!そんなに入ったら身体が壊れる!助けて!助けて!やめろっいやっいやぁあああ」

折れかけの心では耐えれるはずも無く俺は狂ったように泣き叫ぶ。この滑稽な姿をドフラミンゴが嘲笑ってくれるのを願って、無様だと罵られてもいいただ音のある場所に、光の見える場所に出たかった。

しかしドフラミンゴは現れない。俺の体は大量の糸に貫かれ体内をくまなく犯される。腸を広げられ胃液を掻き回され戯れに舌に絡みつかれる。そのうち糸は鼓膜の隙間をぬって耳からも飛び出して来た。糸の擦れるさわさわカサカサと言う音だけが耳の中に響き脳すらも犯されているような錯覚に陥る

「あっあぐっぅぐっ」

閉じれなくなった口からは絶えず汚い声が漏れる。そんな時間が続く内、体に変化が起き始めた。本来内臓に痛覚は無い。だから幾ら中を掻き回されても圧迫感を感じたり、それに伴い吐き気を催すくらいの物だが人の脳というとは勘違いをしやすいものでずっと同じ刺激を与えられ続けると1番強い感覚へとほかの感覚を統合し始める。心臓を患った人間が背中が痛くなるように無い感覚をある感覚で補おうとするのだ

「んっあぅはぁうんあっあぅん…///」

つまりどういうことかと言うと前立腺と内臓を同時に弄られ続けた俺は前立腺の刺激による快感にその他の圧迫感や吐き気等が統合されて、内臓の刺激ですら快感を覚えるようになるということになる

あからさまに色を含み始めた自分の声に嫌気がさす。何とか快感を逃がそうとするが拘束された状態では身を捩る事すらままならず大した効果は得られない。いつの間にか陰部は黄色い汁ではなく白濁を壊れたように飛ばし続けていた。


「あ……ああぅ……んむっ……」

そんな暴力的な快感にどのくらい晒され続けたのだろう。もう声を上げることすらままならずぐったりとその身を糸に委ねる。不意に糸が身体から抜けていく感覚がし目の前が開ける。自分から出るありとあらゆる体液で汚れた身体をドフラミンゴの大きな手が支えた

「随分可愛くなったなロー」

そんな嫌味に安堵している自分を感じながら俺は気を失った

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