綻びを束ねるために(3日目と一部の人物設定)

綻びを束ねるために(3日目と一部の人物設定)


ー様々な絵を見るー

「こ、こんにちは。マスター様。・・・ゴッホの限定展示室へようこそ。」

【こんにちは。今週は展示室、ゴッホちゃんが使ってるんだね】

ゴッホ「えへへ・・・。この部屋は作品展示をしたいサーヴァントが週替わりで使ってます。」

「結構多いな」「画家ってスゲーなぁ・・・。」「生前の作品か?」「ヒマワリが有名なんだよな」「今も作ったりしてるのか?」

ゴッホ「ハゥ!?そんなに褒められると舞い上がってしまいます・・・。」

ヨダナ「奥の方にある、空いている扉は何なのだ」

ユッダ「体験コーナーって書いてあるね」

【前は確か、希望者には絵を描くことについた講習や実際に絵をかいてもらう体験ができたよね。今回もそうなの?】

ゴッホ「今回は押し花を使ったキーホルダーやしおりの作成を体験ができます。やって貰えたらゴッホ、嬉しくて花になっちゃいます。えへへ・・・ゴッホジョーク・・・。」

ヨダナ「とりあえず、ゆっくり見させてもらうぞ」

ゴッホ「は、はい・・・いってらっしゃいませ・・・。」

1つ1つ絵を見ながらゆっくり展示室を回る。

アヨーヴァフ「この作品のタイトル、あいつの宝具名とおんなじだな」

ヴィヴィンシャティ「お。夾竹桃だ。俺らの神様、夾竹桃好きが多いよな。」

ウグラユダ「のどかな風景画も結構あるな」

ウグラ「お。これが例のひまわりか。」

スクンダラ「ヒマワリだけで7作品あるんだよな。・・・なんか全部雰囲気が違うな。」

ユッダ「全然詳しくないけど、見るだけでも楽しいんだね」

ゴッホ「あ・・・おかえりなさい。どうでしたでしょうかゴッホの作品は・・・。」

【うまく言えないけど、とても良かったよ。今日は他の用事があるから体験コーナーには参加しないけど、機会があったらまた来るよ。】

ゴッホ「えへへ・・・。そう言ってくれるだけゴッホは嬉しいです。」

ヨダナ「うむ。良い時間だった。」

ユッダ「それじゃぁ、失礼するね」

「「「「「またな~」」」」」

 

―派生ヨダナに話をきくー

スヨーダナ「マスターに呼ばれて来たけど、何の用事なのであろうな」

ドゥリーヨダナ・オルタ「ううむ・・・何なので・・・あろうか・・・話したいことがあるのなら・・・早く来て欲しいのだが・・・」

偽王「仕事がキリのいいところまで進んだので、休憩していたのだがなぁ・・・。」

マジカル☆ヨダナ「むぅ・・・作曲中だったのだぞ!」

ヴァスシェーナ「こんなに居る必要性ってあるのか?」

スヨーダナ・オルタ「できればまだ休んでいたかったんだがなぁ・・・」

【お待たせ!みんな。】

派生ヨダナ「「「「「「おそいぞ」」」」」」

ユッダ「・・・私が言うのもなんだが、増えたなぁ・・・」

スヨーダナ「こんなに集めて何なのだ?」

「兄貴の派生がだいぶ増えただろ」「何が得意なのか」「知っておきたくってな」「ほんのちょっとでいいから」「時間貰えないか」

偽王「まぁ、いいが・・・何の話をするのだ?」

ヨダナ「それぞれ他とは絶対に違うと言えることとかどうだ?」

マジカル☆ヨダナ「はい、はーい。歌って・踊れるアイドル的存在は私しかいないでしょ?新しい曲も書いてる途中だから、新作できたら聞いてよね☆」

ハルシャ「兄貴のどこにそんな要素があったんだろうなぁ・・・。まぁ、面白くていいか・・・?」

ヴァスシェーナ「心霊現象の解決に役立てそうなのは俺か?カルナの背後霊のようなものだったしな。弱っちいやつなら追い払えるぞ。」

チトラヴァフ「お化け屋敷で脅かす役割をしていた魔術式のようなやつが一斉に逃げたのはある意味壮観だったよな」

スヨーダナ・オルタ「今のところ、魔術に詳しいのは私か…。ある程度は手助けできるが、正規の魔術ではないので、あまり頼らないでくれると嬉しいがな。」

ヨダナ「実際今も助かっておるぞ。」

スヨーダナ「コレはユユツ・オルタの壺を壊すのが得意だぞ!」

ダヌグラハ「助かってるけど、度重なる周回から逃れられている時は放っといてくれるとうれしいかなー」

ドゥリーヨダナ・オルタ「わし様は・・・何であろうか・・・遠距離攻撃が得意・・・とかか・・・?」

ヴィカタ「起きてたいならもうちょっと動いた方がいいぞ、オルタの兄貴~」

偽王「書類整理が得意だ。一番落ち着いているという評価も得ておるぞ」

セーナパティ「偽王の兄貴はもうちょっと休んだ方がいいぜー。」

ユッダ「後はそうだな・・・。私もそうだけど、食事にあんまり関心がなかった奴はいるか?」

ヴァスシェーナ、スヨーダナ・オルタ「「必要性がないなら、別にいいかなと思ってしまうな。」」

ハルシャ「えー。理由があるとはいえ、もったいないなぁ・・・。」

【棍棒術の腕前はどうなの?】

偽王「私が貴様と同じくらいか?(ドゥリーヨダナのほうへ顔を向けながら)」

チトラヴァフ「他の兄上はほとんど師事してないもんなぁ。」

ドゥリーヨダナ・オルタ「あとは・・・カルナたちとあっているか、とかか・・・?」

マジカル☆ヨダナ「私とスヨーダナ・オルタ以外は会っているでしょ。」

ヴァスシェーナ「肉塊時でも意識はあったから、全員両親の事は知ってるしなぁ。・・・新しく得た家族の話は姉や妹を名乗る不審者が出る可能性があるから、とりあえず置いとくか・・・。」

ダヌグラハ「見た目の年齢以外だと取り敢えずはそれくらいか・・・?」

スヨーダナ「わざわざ集めてまで確認することだったか?」

ヴィカタ「いや、別の兄気も増えてきたけど、全員で集まって話し合ったことなかったしな。」

セーナパティ「色んな知識があれば、パーンダヴァのやつらをぎゃふんと言わせるような計画とか立てられるんじゃないかと思ってな。」

【私闘は厳禁だよ!】

ヨダナ「分かっておるわ。私闘でなければよいのだろう・・・?」

「そうじゃなかったとしても」「せっかくだし」「知識の共有は有効だと思うぜ?」「そうこれはカルデアの為であり」「何より兄貴の為でもあるからな!」

ユッダ「私は、話しかけられたらうれしいから、用事があるとき以外だったらいつでも行くよ」

派生ヨダナ「「「「「「・・・気が向いたらな」」」」」

【ほどほどでお願いします・・・】

「「「「「頑張れよー。カルデアのマスター」」」」」

ヨダナ「後少しで終わるのだし、次に行くぞー。集まってくれて助かった。それではな。」

ユッダ「またね」

 

―自国の料理を食べようー

【今日はインドの料理を食べるんだっけ?】

ヨダナ「うむ。ちゃんと依頼も出しといたぞ。」

「流石兄上」「用意周到ってやつだな」「何頼んだんだ」「懐かしい料理だと嬉しいな」「誰が作ってくれるんだ?」

ユッダ「パールヴァティー様に頼んだんだ。(風神の子がすっごい目で見てくるなぁ・・・)」

パール「いらっしゃい。頼まれて通りの物を作っておいたわよ」

【ありがとう。これが古代のインド料理?】

ヨダナ「今はスパイスが豊富だが、当時はターメリックと黒コショウだけで味付けをしていたところが多かったな」

ユッダ「無い食材もあるだろうから、当時そのままってわけじゃないと思うけどね」

「でもこの見た目」「この匂い」「懐かしい感じがするな」「ありがとうございます」「パールヴァティー様」

パール「懐かしくなって作りすぎちゃったから、マスターも是非食べて!」

【ありがとう。いただきます。】

バイキングのような形式でインド料理がいくつか並べられている。

ディールカローチャナ「コレはマスターも聞いたことはあるんじゃないか?ビリヤニ!」

ドゥルダラ「パラクパニール、ほうれん草と白チーズのカレーだ。見た目はインパクトあるが、うまいぞ?」

アナドリシャヤ「なっつかしいなぁ、ドーサだ!分かりやすく言うと、米で作ったクレープみたいなもんだぜ」

アパラージタ「インドの揚げパン、プーリだ。ちょっと固めかな?」

ドゥルダルシャ「こいつは、バパ。魚と野菜の蒸し焼きだぜー。」

ユッダ「マスターはどれを食べるの?(興味深そうにパラクパニールを見つめている)」

【トーサも気になるけど、取り敢えずビリヤニ貰おうかな】

ヨダナ「わし様は、バパにするか。」

パール「召し上がれ」

「あ―。これこれ」「ほっとするなぁ」「うまっ」「もう1枚食べるか・・・」「ジューシーだな・・・」

ユッダ「確かに美味しいね。昔は必要ないと思ってたのに、みんなが美味しそうに食べるから、食べるようになってきちゃったよ」

【みんなが美味しいご飯を食べるの見て笑っているのを見てるとこっちも笑顔になっちゃうや。キッチンメンバーにはいつも感謝してるよ。パールさんもありがとう。すごく美味しかった】

パール「何時も居るわけじゃないけど、食べてもらえるのってすごく嬉しいわよね。おそまつさまでした。」

 

ー温泉に入るー

「これが」「日の本の国の伝統」「温泉・・・」「広いな」「いろいろ種類があるんだな」

【今は様々な効能の温泉があるからね。走り回って滑って、温泉に沈まないようにねー】

「「「「「わかってるー。」」」」」

ヨダナ「本当に分かっておるのかあやつら・・・」

ユッダ「あの子たち本当に元気だよね・・・」

「ゆっくり浸かることで筋肉がほぐれ、リラックスできるからな。100数えると良いと聞く。」

ヨダナ「アサシンの李書文か。お主も入りに来たのか?」

ユッダ「私って、どっち風呂・・・?(それぞれの暖簾を見つめている)」

殺の李書文「私はここの近くでマッサージをしているのでな。ここにいることが多いぞ」

ヨダナ「あぁ・・・。悲鳴が上がるので有名な・・・」

【あはは・・・。全員で入れるように、予約制の温泉に入れるようにしておいたから、よければそこを使ってね】

「広い温泉も気になるけど」「ユッダを仲間はずれにはしたくないしな」「それに、普段は入れない温泉って特別感あるよな」「どこにあるんだ」「どんな風呂なんだ」

【書文先生が場所知ってるし案内してもらっていいかな。・・・ちょっとやることがあるんだ。】

殺の李書文「うむ。任された。行ってきなさい」

ユッダ「えへへ・・・。みんなで温泉入れるなんてちょっと楽しみかも・・・」

ヨダナ「うむうむ。良いではないか。ジャラサンダ、カナカヤ、ヴィーラヴィ、スハスタ、マハーヴァフ、行くぞ。」

マスターと別れ、書文先生の後に続き個室の温泉へと移動する。

殺の李書文「私は先程の場所に戻るが、マッサージがしたいならいつでも声を掛けなさい」

ユッダ「気持ちだけもらっておこうかな・・・」

ヨダナ「案内感謝する。ほら、お前たち。服を脱いで入るぞ」

「「「「「はーい」」」」」

服を脱いで入り口を開ける。

ユッダ「結構大きいね。」

ヨダナ「個室そうだからあまり期待しておらんかったが、大人でも6~7人くらいはいれそうではないか」

「まずは体を洗うのが作法なんだっけか」「ちゃんと兄貴がいつも使ってるお風呂道具持ってきておいたぜ」「背中流しっこしないか」「誰が兄貴の背中を流すんだ」「ここは、公平にじゃんけんで決めよう」

「「「「「さいしょはグー。じゃんけんポン!!」」」」」「「「「「あいこーでしょ!あいこーでしょ!」」」」」

マハーヴァフ「よっっっっしゃ!!」

ヴィーラヴィ「くっっっっっそ!!惜しいとこまで行ったのに!あ。代わりに兄さんに背を流してもらってもいいか!?」

ユッダ「決まったんなら早く洗ったら?(先に髪を洗い始めている)」

ヨダナ「円になって洗えば早いであろう。ほら、並んだ並んだ。」

「「「「「へーい」」」」」

この後めちゃめちゃ体を洗いあってゆっくり温泉に浸かった。

 

ードゥリーヨダナを着飾るー

ユッダ「良い湯だったね。」

ヨダナ「こういう時間もたまには良いな。今度アシュバッターマンとカルナを誘ってやろう。ところで、わし様ここに着替えを置いてあったはずなのだが・・・?(下着を履きタオルを体で隠した状態でキョロキョロ見渡している)」

【もしもーし。入ってもいい?】

「「「「「いいぞー」」」」」

ヨダナ「は?お前ら何を・・・?」

「こんにちは。依頼を受けたためお伺いに参りました」

「小物は余に任せて欲しい。」

「サポート役で僕も居るぞー。」

ユッダ「ミス・クレーンとウラド三世(狂)は分かるが、なぜ鬼一法眼・・・?」

【打ち出の小槌、元々は鬼一師匠の物だったしね。ドゥリーヨダナの姿を元に戻すことが出来るんだって】

「「「「「じゃぁ、何で最初から手伝おうとしなかったんだよ」」」」」

鬼一法眼「霊基異常が後少しで解けかけている状態だからこそできるんだ。僕であっても、さすがにギリシャの神と1人で対抗しようとするのは結構きついぞ」

ユッダ「・・・そう・・・。」

ヨダナ「ドゥルムカ、スヴァフ、ヴィシャラクシャ、ヴィーラ、ドゥリダヴァルマン。お前たちの願いはわし様を着飾りたい、ということか・・・?」

「アルジュナやビーマが違う格好(礼装できた服や霊衣のこと)をしてるんだ」「兄貴だって着替えるべきだろう!」「兄貴のカッコいいところみたいんだ!」「だから、マスターに言って衣装センスのあるやつを読んだんだ」「具体的にどんな衣装があるか分からないからな」

ウラド三世(狂)「余のコスプレ写真を作った時の衣装等があるのでな。時間がないのでそれを多少アレンジした衣装ではあるが。今回はそれでも良いものが出来ると思うぞ」

ミス・クレーン「とりあえず、どんな服を上に来ても大丈夫なように白Tシャツとステテコ持ってきたのでこれに着替えてください」

鬼一法眼「ついでだし、体を戻すついでに服も着せてしまおう。そ~れ、ちちんぷいぷい」

【ケオルギアスとボイジャーが待っているから、さっそく移動しよっか】

ヨダナ「お前たち、何時準備したのだ…。」

ユッダ「ゲームをしてる時にスヨーダナ・オルタからドゥリーヨダナの衣装を替えたいと思っている弟がいるって話を聞いてたんだよね。マスターにはフィギュアスケートを見てる時にこっそり伝えてたんだ。」

ウラド三世(狂)「ついたぞ。入りたまえ」

鬼一法眼「着替えは僕の力でぱぱっと着替えられるが、写真とポーズを決めながら撮るってなると結構大変なんだろ?」

ミス・クレーン「そうですね。5人いらっしゃいますのでお一人につき1つの衣装を決めて頂けたらと」

「スーツだろ」「袴だ」「漢服もカッコイイと思うぜ」「他国の軍服も似合うに決まってる」「騎士服着て欲しい!」

ミス・クレーン「前3つは合う色の物を着てもらうだけで大丈夫ですが、軍服も騎士服も結構多いですからねぇ・・・どうしましょうか」

【カッコいい軍服として日本で人気があるのはドイツの物かな。もちろん他の国のもカッコイイと思うよ!・・・騎士服はアグラウェィンのような黒を基調としたのがいいんじゃないかな?】

ウラド三世(狂)「とりあえずいくつか持ってきたがこれでどうだ?」

「おぉ!」「袴は黒のイメージだよな」「そうそう。そんな感じの色!」「灰色の軍服なんだな。腕章とかあるならそれも付けたいな」「ダークな騎士服!いいな!」

ヨダナ「わし様を置いてどんどん決まっていく・・・。いや、わし様であればどのような服でも似合うのは当然の事ではあるが・・・。」

ユッダ「この後スペシャルゲストも来るよ」

「「「「「とりあえず、俺らは好きな服を選ぶことが出来たから他のやつに変わるぜ。またなー。」」」」」

 

ー??を着飾るー

ヨダナ「スペシャルゲスト・・・?バーヌマティーとドゥフシャラーか?」

【何で当たるの!?】

「「「「兄貴/兄さん/兄上そういうところあるからなー」」」」

ドゥフシャラー「私がここにいるのも分かっちゃった原因の一つかな?ユッダも入れて三つ子コーデしたいの!」

ユッダ「私も!?・・・でも、服はどうするの?衣装の数が限定されちゃうんじゃない?」

「そこは私にお任せあれ。このレディ・アバロンが何とかして見せるとも(扉を開けてバーンと登場する)」

【頼んどいてなんだけど、何時から聞いてたの…】

L・A「まぁまぁ、いいじゃないか細かいことは気にしない気にしない。ついでにバーヌマティーと魔性化ドゥフシャラーも連れてきたからいいじゃないか」

魔性化ドゥフシャラー「どうして私も呼んだの・・・?」

バーヌマティー「貴方!良かった元に・・・戻って・・・ない、のね・・・?(ドゥリーヨダナの傍に居る幼い姿のままの弟と妹に気が付き、徐々に言葉が尻すぼみになる)」

ヨダナ「衣装に着替えて写真撮影をするらしいぞ。後少しで戻るから心配するな。」

【バーヌマティーはドゥリーヨダナと相対するような衣装の方がいいよね。ドゥフシャラーはどうしようか・・・】

L・A「同じ妹のよしみさ。私が夢を見させてあげよう。いち、にの、さん!」

ドゥフシャラー(紙月のアーユスの衣装)「わぁ・・・こうして同じくらいの見た目になると本当に三つ子みたい!」

ユッダ「そうかな?そうかも?」

魔性化ドゥフシャラー(カルデアスタッフの衣装)「(肌の色は所々カリの色をしてるけど)あぁ・・・懐かしいなぁ・・・。(クシャリと泣きそうな顔をしている)」

ウラド三世(狂)「ドゥリーヨダナとバーヌマティーは衣装合わせをするぞ」

鬼一法眼「離れても大丈夫なように僕が調整するから気にせず移動したまえ」

ミス・クレーン「こちらはお三方の衣装をどうするか決めていきましょうか」

ヨダナ「ヴィーラバフ、ナーガダッタ、シュシェーナ、サーマ。3人に似合うものをしっかり選ぶのだぞ!」

「「「「まかせとけ!」」」」

【どんな衣装がいいかな?】

ドゥフシャラー「可愛い民族衣装が着たいの!」

ユッダ「衣装に関してはちょっと良く分からないかな・・・」

魔性化ドゥフシャラー「3人でおそろいの衣装にするなら長袖の方が嬉しいかな。」

ミス・クレーン「そうですね。民族衣装の見本誌がありますので、それを見て決めてみましょうか」

「このカフタンってやついいんじゃね?」「アオザイとかどーよ」「十二単とかインパクトあっていいんじゃないか?」「キラッてやつもいいんじゃないか?」「ドゥフシャラー自身はどう思うんだ?」

ドゥフシャラー・魔性化ドゥフシャラー「やっぱり、サリーは着ておきたいかな。」

ミス・クレーン「分かりました、このミス・クレーンにお任せください。それぞれに合った色を選び抜きましょう」

「大丈夫だぜドゥフシャラー」「お前なら何でも似合うって」「俺たちにとったらどんな姿でも可愛いままだ」「あの兄貴の妹なんだ」「自信持てよ」

魔性化ドゥフシャラー「一言余計!・・・ほんとにもう・・・。」

ユッダ「肩の力が抜けたみたいね。良かった」

ドゥフシャラー「さ!2人共一緒にお着換えしましょう?」

 

ー写真を撮る際にポーズの指定をするー

【まずは先に着替え終わったドゥリーヨダナとバーヌマティーの写真を撮ろうか】

ケオルギアス「まずは肩の力を抜いてくださいね」

「兄貴―笑って―!」「恰好いいぞー!」「首領モードの顔すれば決まるって!」「そうそうその顔」「決まってるぞー!」

ヨダナ「カナカーンガタ、ウパチトラ、サハスラヴァーチェ、ヴィユドール、ヴァヴァセン、他人事の様にヤジを飛ばしおって・・・」

バーヌマティー「でもその服とても似合っているわ。」

ヨダナ「お主も似合っておる。5着分全部写真を撮らねばならんのは少し大変だがな・・・」

鬼一法眼「次の服に行くぞー。」

【こっちは順調そうに写真撮ってるね。ドゥフシャラーはどんな感じかな?】

ボイジャー「もっとくっついて。オーケー。そう、その顔!バッチリさ!」

ドゥフシャラー「今の変な顔じゃなかったかな・・・」

魔性化ドゥフシャラー「なんだか変な感じ」

ユッダ「二人ともいい顔してるから問題ないさ。」

L・A「仲のいい姉妹みたいに見えるからだいじょうぶさ。さ、こちらもはや着替えするぞ~」

【緊張で固まっちゃうんじゃないかって思ったけど大丈夫そうだね。良かった。】

その後もそれぞれポーズの支持をしながらも写真撮影を進めた。

ケオルギアス「これですべての写真撮影は終了です」

ボイジャー「後日、印刷した写真を渡すから楽しみにしておいてよ」

L・A「一度魔法を解いた方がいいと思うから解除するよ」

鬼一法眼「霊基も安定しているようだし。問題ないと思うぞ!まぁ、一度だ・びんちに診てもらった方がいいと思うがな」

「あの羊まだあきらめてないみたいだし」「本当に気を付けてくれよ」「今はなぜか俺たちの兄貴に一点集中して狙いを定めてるけど」「小さな姿の別世界の兄貴が狙われる可能性が零じゃないだろうし」

【アポロンって突拍子もないことするから止められる自信はないけど、なるべく止められるよう頑張るよ】

ユッダ「やっぱり、小さな君たちよりいつもの姿の方が見慣れてるからね」

魔性化ドゥフシャラー「少しは騒ぎを大きくしないよう自重してほしいけど」

ドゥフシャラー「ま、馬鹿兄貴たちだもんね。」

「「「「「うるせー。戻るぞドゥフシャラー」」」」」

小さな光がドゥリーヨダナの胸元に吸い込まれた後、ボフンと煙が舞い上がる。

【ドゥリーヨダナ!平気!?】

ヨダナ「・・・はぁ~。ようやっと戻れたか…。わし様疲れた…もう1歩も歩けん・・・。(床にしゃがみ込んでしまっている)」

ユッダ「お疲れ様。ドゥリーヨダナ。肩貸すよ。」

バーヌマティー「一度部屋に戻って眠りましょう?マスター、検査は明日でも大丈夫でしょう?」

【分かった。ちゃんと医務室に来てよね】

L・A「これにて、めでたし、めでたし。文句なしのハッピーエンドさ」


○人物設定(公式と違う設定もありますが2次創作なので大目に見てください)

・幼くなったドゥリーヨダナ(ローテンション)

普通のヒトには重度の貧血症状のようなものに襲われているようにみえる。テンションが低め。反応も少し鈍い。医務室で頭を抑えていたのは、頭の中でごうごうと煩い音が響き、頭痛が発生していたため。実は会話を聞き取るのに苦心していた。

打ち出の小槌もどきの副作用で普段のドゥリーヨダナの中にある干渉をはねのけるための厳重な扉のようなものが壊されてしまっているため、「狂化特異点」のように神々のオーダーを受諾しやすい様な状態に変化されてしまっている。白紙化した世界の為、神々が居ないから頭痛が起きているだけで人格破壊はされていない。だが、疑似鯖のイシュタルに“視られたこと”で機構としての機能が目覚めそうになってしまった。直ぐに目隠しされたことと、神に興味半分で“視られた”だけだったのでほんの数分で戻ったが、本気で干渉されたら「素ヨダナ、ガチでやらかす」のような状態になってしまった可能性があった。

 

・スヨーダナ・オルタ

今回のMVP。ドゥリーヨダナの中で起こっていることを「嵐である」と決めることで“天候を変える魔法”を有効にし、ただの風くらいに威力を抑えていた。ただ、無理やりな仮定だったので、神の疑似鯖であるイシュタルに“視られたこと”でその魔法が解けかかってしまった。補強として魔術道具を使用する案を思いつきその道具をユッダに渡した。

途中で離脱したのは、積極的にドゥリーヨダナとその弟に関わりに行った反動と“愛する者と同じ目線で対応しようと努力する神”という存在に精神的ダメージを受けたこととが原因。ヒトの形を取り繕う余裕がなくなってしまっていた。カリの側面ならともかく邪神の側面を見せるわけにはいかないため、自室に行くまでは気合で耐えた。

ちなみに普段の取り繕いインド鯖に対して完ぺきなのは相手から関わらせることで、“スヨーダナ”と呼ばれることを利用し、「スヨーダナと呼ばれていたからヒトであった」という正史の認識の補正を利用している。

 

・ユッダ

スヨーダナ・オルタの“取り繕い”には気が付いてないが、何か可笑しいのは何となくわかる。道具の説明をされ、後を託されたため、気合は十分。「私がドゥリーヨダナを守るんだ」という心持で隣にいた。かつてはドゥリーヨダナの精神世界にずっといたため外の世界の事を知らなかったが、カルデアで様々な鯖と交流していくうちにいろんな楽しみを覚え、徐々にあれしてみたいな・これしてみたいなという欲求が生まれ始めている。最近は食事とゲームに興味を擽られている模様。

 

・幼くなった弟99人と1姫(5人ずつしか表に出てこれない)

打ち出の小槌もどきの副作用なのか長兄からはあまり離れることが出来ない。(離れられたとしても具合の悪い長兄が心配なのでぴったりとくっついていただろう。)

姿が子供になっている為か要求は可愛いものだったので、基本的に微笑まし気に見られていた。

長兄が自分たちよりも更に何かしらの異変に襲われているのは分かるが、それが何なのかは分からない。スヨーダナ・オルタに隠し事されてるのは分かるが、それが何なのかを掴むことが出来ない。ただの人間なので。

何時もなら長兄と同じような感じでビーマに絡みに行けるが、子供になったことで恐怖が先行し逃げ出したい気持ちになってしまう。優鬱な気分を吹き飛ばすため、長兄を笑わせるためにいつも以上に陽気にふるまっていた弟がいたかもしれない。

行動順はウェブダイスで決定。ヴィカルナが初日の食事場面で登場が決定したときはそんなにゲテモノ料理に興味あるの・・・?という気持ちになったのはここだけの話。

ドゥフシャラーは三つ子コーデが出来てご満悦。みんなが協力してくれるこの機会を利用してユッダと罰世界の自分で在る魔性化ドゥフシャラーにお洒落をしてほしかった。ドゥリーヨダナの事は心配だったが大勢の人が助けてくれるから絶対に大丈夫だと信じていた。

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