続2 R18尊直←師直
「流石に汗をかき過ぎた」
尊氏が湯浴みの為に、全裸に単衣を肩に掛けただけの姿で部屋を出ていく。
「師直、直義にも湯を用意しろ。直義、後でお前も湯につかれ」
そう言って尊氏が肩越しに直義を振り返ると、直義は穏やかな笑みを浮かべたまま、
「はい。頂戴いたします」
と言って、誘うような視線を尊氏に投げた。
湯浴みをして、綺麗になった自分をまたたっぷり愛せと、そういう視線だった。
尊氏は雄の顔のままニヤリと口角をあげる。
その威風堂々たる笑みに、直義はただうっとりとした吐息を漏らした。
「それが弟御の本当のお姿ですかな」
兄を見送った直義に、その場に残った師直は、ねっとりとした舐めるような視線を寄越した。
尊氏と直義の、禁忌を犯して睦み合う姿に、下腹に熱が溜まっている。
「淫蕩な…。まるで穢れを知らぬかのような以前の振る舞いは仮初で、男を欲しがるその姿こそが本性ですかな。実に淫らだ」
従順に男を、尊氏を欲しがって乱れる姿は以前の直義を知るものからすれば信じられないだろう。
師直の、家人の視線があろうとも、尊氏を求め咥え込み精をねだる。
尊氏もまたその求めに応じて、直義の体に、駆け引きに溺れている。
今もまた事後のしどけない姿を隠さず晒したまま、直義はクスリと小馬鹿にしたような、煽るような笑みをこぼして師直に視線を移した。
「見ろ師直」
大きく脚を開いて、直義は先程まで尊氏を受け入れていた秘部を師直の視線に晒け出した。
腹に力が入ったのか、とぷり…と、ひくつく後孔から尊氏が直義の中に吐き出した精が溢れ出す。
「兄上は、兄上のお心に叛いた私を許して可愛がってくださる。こうして私の腹の中にたくさん精を出してくださる」
そう言いながら、直義の指がひくつく後孔に挿し入れられていく。
自分の体を慰めるように、ゆっくりと尊氏の精を腹の中から掻き出しながら、まるで穢れを知らぬかのような、真っ白な内腿に流れる尊氏の精をその指先で掬い上げ、師直を下から舐めつけながら、その唇を薄く開いて舌先にそれをのせた。
「…こうして、口からも直接、兄上の精を飲ませて下さる」
師直に見せつけながら口内に招いたそれを、直義はゆっくりと喉を鳴らして飲み込む。
「美味いものではないが」
味わったそれに苦笑して、直義は再び体を横たわらせた。
「私はこの体で兄上をお慰めするとこができて、今とても幸せなのだ。兄上は毎夜私を可愛がってくださる」
うっとりと微笑み、そうして直義は、直義の痴態に棒立ちに立ち尽くしている師直に視線をなげ、挑発するように薄く笑った
「師直、お前では駄目だ」
師直を見ながら舌ペロのイメージ画がちょうど貼られて…
こんな感じの挑発的な舌ペロでした。
師直はダメなのです。