終章
幕間・尸魂界侵入に関する報告書尸魂界侵入に関する報告書
8月に発生した尸魂界侵入に関して、以下のように経緯を報告する。
事案:死神 朽木ルキアが尸魂界に連行され、その救助を目的とした護衛対象 黒崎一護による尸魂界侵入が発生した。
現状:解決済。対象の命に別状なし。正式に死神代行に任命され、現世に帰還した。
経緯:
現世:朽木ルキア捕縛を目的に六番隊隊長及び副隊長が襲来し、交戦。敗北
黒崎一護、石田雨竜と共に交戦。六番隊隊長 朽木白哉に敗北。浦原喜助の治療で一命を取り留める。
懺罪宮:朽木白哉と交戦。敗北後、地下救護牢に投獄
志波家の協力で瀞霊廷に侵入。事故により対象と別行動となり、合流前に朽木白哉と交戦。敗北。
その直後に合流した対象が朽木白哉と交戦。四楓院夜一に麻酔薬を投与され対象は撤退。乱装天傀を使用。
双殛の丘:二番隊隊長と交戦。中座
十一番隊隊長 更木剣八の手引きで脱獄後、双殛付近の雑兵を始末して対象と合流。二番隊隊長 砕蜂と交戦。四楓院夜一の乱入により中座。負傷無し。
中央地下議事堂:三番隊副隊長と交戦。中座
撹乱を目的に中央地下議事堂に侵入。施錠されておらず、内部にて中央四十六室は全滅。現れた三番隊副隊長 吉良イヅルと交戦(能力の詳細は別紙参照)。
十番隊隊長及び副隊長の乱入により中座。大霊書回廊を捜索するも容疑者の痕跡は見当たらず。負傷無し。
瀞霊廷路地:九番隊隊長と交戦。勝利
中央四十六室を殺害した容疑者の狙いが「朽木ルキア処刑」と推測。逃亡した朽木ルキア、六番隊副隊長 阿散井恋次と合流するも九番隊隊長 東仙要と遭遇。交戦し、勝利。
その後、五番隊隊長 藍染惣右介が襲来。交戦するも負傷。双殛の丘に移送される。
瀞霊廷:戦闘終了後の記録
双殛の丘における藍染惣右介との戦闘で対象と共に重傷を負う。即時治療し、対象に応急処置を行う。対象は戦闘終了後に井上織姫の治療を受け、回復。
現世への帰還直前、対象が十三番隊隊長 浮竹十四郎から「死神代行戦闘許可証」を受納。
「死神代行が尸魂界にとって有益であると判断された場合に渡される」との事。詳細は不明。
原因:藍染惣右介の策謀。目的は浦原喜助が発明した「崩玉」の奪取。「崩玉」には死神の虚化による限界突破の可能性があるとの事。
対策:
現世での戦闘は速度不足が敗因であると考えられる(石田雨竜との鍛錬により改善済)。
その後の戦闘では、全体的に火力・防御力不足が目立つ結果となった。特に火力不足は著しい。今後は霊子操作能力を重点的に鍛え、改善を図る。
備考:戦闘により支給された衣服が破損。魂を切り裂くもの、銀筒の消耗が激しい。追加支給を要請する。