紫藤 炬(しどう かがり)

年齢:27歳
誕生日:6月13日
誕生花:ブライダルベール(幸福・願い続ける)
身長:180 cm
所属:東京都立呪術高等専門学校卒業
等級:一級術師(特級への移行が実しやかに囁かれる)
二つ名:「万阻」
その術式効果および呪力特性から、「万物の存在を阻む」としてつけられた。
出身地:北海道旭川市
趣味:いわゆるゲテモノ食材探し(本来の目的は後述する腐物操という技による呪力補給の仕方のせいで、クソまずいものに対する耐性をつけなければならなかったためだが、いつのまにか好物になっていた)
性格:話口調は固いが、言っていることをよくよく考えてみるとかなり他人思いな人物。そのうえで必要不必要はしっかり計算し、私欲も含めて自分の良い方向へ動かす。計算高いが優しいところは優しい。
特技:炭酸一気飲み(最高記録はウィルキンソン500mlボトル12本。それでも吐かなかった)
好きなこと:喫茶店で時間をつぶすこと
ストレス:忙しなくおちゃらける人間(例:五条悟)
呪力総量:3⇔8
呪力出力:8
呪力効率:9
低い呪力総量は、自身の術式で腐らせた物を取り込んで一時的に上限を底上げして(増加上限なし)補っている。戦闘時の瞬間最高呪力総量は10レベル。
呪術センス:9
身体能力:9
座学:9
自分の体を腐らせるという反則自滅自己強化技を使うので、自然と高くなるセンスと座学。
反転術式:使用可能
反転アウトプット:使用不可能
術式反転:使用可能
領域展開:使用可能
簡易領域:使用不可能
落花の情:御三家出身でないため使用不可能
領域展延:使用可能
極之番:使用不可能
拡張術式:使用可能
呪力特性:あり(腐食)
呪具:特級呪具 廻雲
游雲のチャクラムバージョン。二個一組。投げた者の力が強ければ強いほど、飛距離が長ければ長いほど切断力を増す。投げた後は術師の呪力を辿って戻って来るが、その軌道をある程度操作できる。
フィジカルギフテッドが使用しても呪力ゼロという特異点を感知して戻ってくる親切設計。
術式:爛物創操(らんぶつそうそう)
呪力を流し込んだ対象を腐らせ、操る術式。腐食が進むと同時に呪力量が増大し続け、キャパを超えた瞬間崩れ落ちて消滅する。この術式によって腐らされたものを食べると相当量の呪力が回復するが、腐っているため当然のごとくゲロクソ不味い(本人談)。なお、この術式で腐らされた物体、生物及び呪霊は、炬主体の呪力リンクが強制的に結ばれる。
技術
腐物操:意思を持たない物体に呪力を流し込んで腐らせ、操る基礎技術。消滅に近づくほど内在呪力量が増す。
穢爆:消滅寸前の物体に強制的に呪力を流し込むことでキャパを一気に超えさせ、爆発させることで、広範囲に自身の呪力を伝染させる。
汚役:階級換算で2級以下の呪霊の脳の特定部位を腐らせることで、脳が完全に腐るまでの間特定の行動を強制させることができる。脳を腐らせているので、無論呪霊は最終的に祓われることになる。
腐爛:拡張術式。自身に術式を通した呪力を流し込むことで身体を腐らせ、呪力総量を強制的に底上げする。この腐食は術式を止めたところで治らないため、この拡張術式を使うために反転術式を習得したと言っても過言ではない。
術式反転:天人五衰
術式による炬主体の呪力リンクを応用して、リンク先の対象の呪力に働きかけ、強制的な反転術式によって過剰再生を促す。一部分の過剰な再生は腐食を招き、最終的には呪力切れ、重ねて過剰再生による代謝異常によって死に至る。使用時間を綿密に計算すれば、四肢などの重大な損傷に使うことで実質的な反転アウトプットとなる。
領域展開:汚穢之悪阻
降三世明王印
じわじわとその範囲を広げるというなんとも奇妙な性質を持ち合わせた領域。時間をかければ街一つを飲み込むことができると推測される。
領域内には「汚穢の胎児」という腐爛した異形の胎児が大量に存在しており、それらに触れられると腐食が始まる。
ここでの炬:五条悟封印の一報を受け、死滅回遊に参加。東京第2コロニーに侵入。薫子と交戦したのち、コロニー内を歩き回ってようやく鹿紫雲たちを見つけた。
乙骨に指導を行ったことがあるらしく、黒漆死戦で『天人五衰』から着想を得た芻霊呪法の運用方法を思いついていた。
詳細:地元(北海道)と仕事先(東京)に家を持つ1級術師。一級の上限、ほぼ特級とさえ言われる。後輩たちに若干きつく若干甘い微妙なスタンスを取っており、「なんだかんだいい人(虎杖談)」、「意外と人のことをよく見てる(伏黒談)」、「赤い羽根募金に10回に1回くらい200円は入れてそう(釘崎談)」などと言われている。
天障、紫藤カザリの実質的な保護者で、法律的には養父。富士の樹海にいた頃の天障と話し合い、上層部と舌戦でどうにかこうにか競り勝って自分の手元においている。天障が女子高校生くらいの見た目になって一番困惑している人物で、五条と顔を合わせるたびそれ関連でいじられては胃を痛ませている。
カザリは呪霊であるため、彼女が任務に赴く際は必ず首輪役として任務に同行している。逆に彼が任務に行く際はカザリは置いていくので、その時高専にいる生徒や戦闘ができるレベルの教師に組み手を吹っ掛けたりして時間を潰させている。そうはいっても、彼女が何かやらかしていないか任務中気が気でないため、結局胃が痛む。