第八隊!

第八隊!


名前:玖波 円良 (クナミ ツブラ)

年齢:28歳

性別:女

身長:158cm

種別:異能者

所属:J.NEC第八隊


概要

欠陥武器のスペシャリスト(?)

第八隊に所属しそれなりに歴は長く、実力も相応にあるのだが他隊へ移籍されず何故かずっと残っている人。

その要因は主に異能にある。 制御できない物を制御下に置く、と言う特性から異産装備の試験運用に適していると判断され、昔から数多の欠陥のある装備を握って来たし、きっとこれからもそう。

事実その仕事はしっかりと熟して、本人もそれを誇らしくは思っている様子。

純粋に強力な装備を使える前線部隊が羨ましくない訳ではないが、その支えになっているとも思えばちょっとした優越感もある。



性格など

控え目で物静かではあるが、同時に自信家でもある。

戦闘力に慢心する事も、大きく威張る事も無いが第八隊員としての仕事に大きな誇りを持っているからこそ芯はしっかりとしており、やりがいを感じる仕事にもひたむきに打ち込む。


異能、異産の制御の為の鍛錬で鍛えられた計算高さと冷静さはすっかり板に付き仕事中は几帳面でキッチリとしている。

が、仕事モードが抜けるとちょっとふにゃりと腑抜けて緩めの素が出てくる。ON/OFFがハッキリしているとも言い換えられるかもしれない。




異能《流律》

無に「流れ」を生む。

始点と終点、その間を繋ぐ軌道を自由に設定し、始点に位置する物を終点まで運ぶ。

「流れ」を設置できるのは自身がカメラなどを介さず直接認識している空間、自身を中心に球形で大まかに中距離程度。


この「流れ」に乗せる事で空気や水などを操作できる。

生み出した「流れ」には"何の制御下にも無い物"のみが影響を受け、他人の異能で操られる炎などの強奪は出来ない。

川の急流、余りに強い強風なども同様だが、緩やかな流れであればOK。

「流れ」を加速させる事も可能だが急激な高速化は難しく、大きな速度を作りたいのであれば長い間「流れ」に乗せてチャージする必要がある。さらには丁寧に制御しなければ加速しすぎて「流れ」を外れるような事もしばしば。



異産【Ⅳ型特殊蓄熱槍】【Ⅰ型特殊冷却手套】

併用前提の二つの異産。

槍の欠点を克服するために作られた手袋がまた欠陥を抱えていた問題作。


槍は攻撃以外の目的で素振りをする事で熱エネルギーを蓄積し、その蓄積量に応じて攻撃目的で振るった際に熱エネルギーを用いた攻撃を行う。

貫通→拡散→爆発の準に強化され、初期段階ではリーチの延長程度、二段階目で攻撃範囲の拡大、最終段階で中~遠距離に対する高威力/広範囲攻撃と化すが、戦闘中に呑気にチャージできる状況を整えるのは困難。

また能力を多用すると大量の熱エネルギーが撒き散らされ使用者や仲間も徐々に蝕むため、炎熱耐性や対策が必須。


手袋は単純明快に触れたものを冷却するという能力を持つ。

が、これは触れた物の温度を直接下げるのではなく、周囲に大量の冷気を展開して間接的な冷却を行うという物。

出力こそ高いが逆にそれが仇となり、使用すると大量の冷気を撒き散らし使用者や仲間も蝕むため寒冷耐性や対策が必須。


これらで生成された熱、冷気を「流れ」に乗せてある程度操る事で自身への被害を軽減し、更に攻撃に指向性を持たせて更なる威力、冷却効率の向上する形で使用する。

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