第五の塔(レインボータワー)
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今回は閲覧注意(ゲロイン)するので...
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第五の塔に石田と共に来たマツィヤは気が急いているのか石田に先に行く旨を伝えて塔の上を目指す
「鯆(デルフィン)!俺を打ち出せ!」
足元からイルカを出現させイルカショーのインストラクターの如く体を押してもらう
一度押してもらった後壁に血を塗り付けイルカと共にまた跳ぶ 頑丈な体に物を言わせて石田よりも先に塔の上部に辿り着いた
「井上の霊圧...オレンジウニもいるが敵もいるみてえだな
破道の三十三 蒼火墜!」
壁を破壊し中の様子を探る...いるのは黒っぽい破面と一護 そして少し離れた位置に井上 霊圧からして恐らく階段を上っているのは破面二体
「避けろよ『鰯(ザルディーネ)』」
一応井上に声を掛けてから階段目掛けてイワシを放つ 姿は見えていないが階段の下の方でプリプリ怒った声が聞こえる
「はあ!?なんで魚が空から降ってくんのよ!!」
「知らないよ!!」
い井上が少し階段から離れたため奇襲されずに済んだ そして階段から現れたのは黒色のツインテールが一人金色のショートヘアが一人の計二人だ
「なんだコイツら...テメェの知り合いか?」
井上にそう聞くが井上よりも先にツインテールが先に答えた
「あんたは覚えてないかもね!あたしみたいなフツーの奴覚える必要もないものね!」
「何処がフツーだテメェ...魚を体中に張り付けてどういう趣味だ?このざぁこ♡」
「あんたが! 魚を! 降らせたんでしょうが!」
ブチ切れて脳の血管が切れそうなほどに顔を顰めているツインテールはその勢いのまま斬魄刀を開放した
「まあいいわ...どっちもグチャグチャに爍かして殺してやるわ!
ムカデのような連なった装甲で出来た鎧を着たような帰刃を見せるツインテール
だがこれが地獄の始まりだった
「何がテメェをそうまで搔き立てるんだか...鰊(ヘーリン)!」
ニシンを無数に放つマツィヤ だが斬魄刀開放をしたツインテールが毒を噴射し溶けるように魚が消えていく...だが実際には消えておらず凄まじい悪臭を放ちながら少しずつ堆積していく
「(なんか臭いけど)大丈夫か井上!マツィヤ!」
「俺以外の敵と戦いたければ俺を殺してからにしろ(妙な匂いだ...毒か)」
振り返った一護が見たのはマツィヤが入って来た穴から頭を出している井上とマツィヤ
「「おrrrrrrr...🌈」」
二人とも滅茶苦茶ゲロを吐いていた 特に井上の方は酷くさっきから一度も顔を上げていないし苦しそうな声を出している さっきからちゃんと呼吸で来ているのか不安になるほどである
「...よく分からないけど無様ね!気化した毒を吸ったからじゃない?」
「多分腐敗臭だと思うよ 私らが吐いてないのは昔の時の慣れだろうね」

「ウ~~ル~~キ~~オ~~ラ~~あ…くせえなここ!?ウッ...!!」
天所を破壊して出てきたのは現世で見た破面...出てきたのは良いが即座に腐敗臭を肺一杯に吸ってしまい即座に吐き気を催した
「「「おrrrrrrrrrrr🌈」」」
三人は仲良く壁の外から吐いていた マツィヤはどうにか持ち直したのかツインテールに相対している
井上は未だシンガポールに飾れそうな状況が続く先にヤミーの方が復帰した

「全然回復してねぇよウルキオラ... とりあえずそこのメス犬共はぶっ潰す」
真顔で金髪を殴り飛ばしツインテールを壁にぶつけた後放り投げた
石田は下の階に仕掛けなどをしていて来たのはその地獄絵図が終わった後だったが下の階ですらかなり匂っていたらしい