競争開始
ルフィ「あいちちち…!やっちまった…!」アフロ
トト「びっくりした、いつの間に…」ぼろっ
ウタ「えーい!言い争いも拉致があかない!ここは昔のように…競い合いで決着つけよう!」
トト「なら、アレをかいくぐってどれだけ早く船にたどり着けるか?」
ルフィ「かいくぐる?ぶっ飛ばせばいいだろ!」腕を鳴らしつつ
ウタ「ならこうしよう、船に早くつくのも大事だけど、パシフェスタを倒した数も入れよう!」
ウタが黄金の鎧をまとい
トト「わかった…じゃあいくよ…”第1楽章(ファーストステージ)”」
トトの両足両腕から緑色の炎が溢れ始め、右目が紫色に光始める
ルフィ「よぉし!いくぞ!ギア2(セカンド)!」
ルフィの体から蒸気が出始める
ウタ「…あ!みんな!海賊嫌いのウタはやめちゃうけど、配信は続けていくってことでよろしく!」 唖然としてる観客にめがけてウタが言う
ルフィ「おいウタ!そういうのはこれ始める前に言っとけよ!結構体力使うんだからよぉ!」
ウタ「お互い様でしょ!トト、忘れ物は無い?」トト「全部俺のウタワールドに入れてある」
ルフィ「便利になったな~トト…ん?」
ふとルフィが気がつく、先程一緒にいた少女が自分の大きな荷物を引きずりつつ持ってきたのだ
ロミィ「んしょ…んしょ…あ、あの、これ…」ルフィ「あ!俺の荷物!あっぶね~忘れるところだった!ありがとよ!」
ロミィ「あ…えへへ…あ、あのっ、海賊の、ルフィさん、ですよね…?」 ルフィ「ん?あぁ、そうだぞ!」
ロミィ「…あの!その…先程は助けてくれてありがとう…ございます!あの時、助けてくれなかったら…その、私、ウタちゃんのライブ、見れなかった…!」ペコリと頭を下げ
ルフィ「別に気にすることねぇのに~…」ウタ「ねぇキミ、もしかして…配信のときに、幸せな世界に連れてってって言ってた子?」
ロミィ「わ、は…はいっ」 ウタ「…そっか!うん、勇気を出して言ってくれてありがとう!…でも、私じゃキミを幸せな世界につれていくことはできないかな…」
ロミィ「…あ、えと、ごめんなさ」ウタ「でも」
ロミィ「え?」ウタ「いつか、いつか必ず、悪い海賊が好き勝手に略奪なんてさせない世界を、作りたいと思ってる」
ロミィ「…本当?」ウタ「うん!絶対!…は難しいけど、必ず!」トト「それどっちも同じじゃ」
ウタ「良い事言ったと思ったのに横槍入れない!」ロミィ「あ、あはは…」
ルフィ「なんでもいいけどよぉ、アイツら結構降りてきてるぞ?観客も皆逃げてるしよ」
眼の前にはパシフェスタがずらりと
ウタ「…わぁ」トト「話し込んじゃってたね」ロミィ「わ、わぁ…えと、大丈夫、ですか?」
ルフィ「ま!なんとかするさ!おい戦桃丸!」 戦桃丸「…何だ」
ルフィ「こいつ頼んだ!」ロミィ「へ?」戦桃丸「はぁ!?」
ルフィ「海兵なんだろ?だったら守ってやれよ!それじゃあいくぞ~~~~!!」
3,2,1!