竜蟲に見初められた呪霊者の行き着く果て

竜蟲に見初められた呪霊者の行き着く果て




とある世界にある大森林、その深い森の中を進む影がある

ボサッとしながらも美しさを残した青い髪を靡かせてボロボロの鎧を纏う険しい顔をした美しい女性は竜核の呪霊者と呼ばれた女の子だった


かつて故郷の村に流行った疾病を治すために竜を狩っていた彼女だが、竜を狩るうちに剥ぎ取りや斬った際の返り血などに血を浴び続けた事で彼女中には竜核が発生し知らずのうちに肉体は人の形を保ったまま竜へと変貌していた

核の影響でひたすら竜を狩る彼女はもはや自身が何のために竜を狩ってるか知らず、ただ本能のままに竜を求めて狩り続ける

もう彼女の名を知る者はおらず、彼女自身も己の名を忘れて人々から竜核の呪霊者と呼ばれたことで自ら呪霊者と名乗るようになった

そんな彼女が深い森に足を踏み入れているのは理由があり

「ここらへんか」

そう言うと呪霊者は剣を構えてある液体を自分に振りかける

するとほどなくヴヴヴと羽音が聞こえ始めて大きな影が姿を現す

「貴様が"竜咬蟲"か、恨みはないが狩らせてもらう」

それは竜のような外見をした呪霊者を上回る身体をした大型の虫…竜咬蟲だった


風の噂で竜のような変な形の虫がいると聞いた彼女は虫であろうと竜の名がついたソレは竜の力を持つに違いないと、その竜のような虫を求めてこの森に足を踏み入れその虫…竜咬蟲を探した

彼女が自分に振りかけた液体は虫にとって雌であることをアピールするフェロモンが入っており、呪霊者を交尾を求める雌として見て竜咬蟲はまんまと姿を現した

「確かに竜のような虫だな、なら竜の力を宿しているんだろう…狩らせてもらう!」

呪霊者は剣を振りかぶり竜咬蟲へと肉薄し、勢いよく振り下ろすが

スカッ…

「な…に…?」

思うように力が出ない呪霊者の一撃は竜咬蟲が軽く身をひねると虚しく空を斬った


呪霊者の竜核は竜の存在に反応して彼女の身体能力を数段と跳ね上げるが、目の前の存在は竜の名を冠していても竜の力は一切持ち合わせていないただの大型の蟲だったのだ

ドガッ

「カッ…ハ!」

竜咬蟲の返しの一撃は呪霊者のただでさえボロボロだった鎧を砕き身体はあっけなく吹っ飛ばされそこらの木にぶつかると地面叩き付けられる

「っ!…うぅ」

竜核の力で肉体こそ無事だったものの鎧は砕け、呪霊者の美しい裸体が外気に晒される

「ま、まだだ…」

叩きつけられた衝撃で飛ばされた剣を拾おう剣へと手を伸ばすがそこに素早く大きな影が割り込んでくる

「なっ…!」

ガシッと呪霊者に組み付いた影は先まで相対していた竜咬蟲だった

竜咬蟲はギチギチと顎を鳴らしながらそのまま呪霊者に組み付いて押し倒す


「こいつ…まさか…!私を雌として!?」

明らかに興奮してる竜咬蟲に呪霊者はすぐに自身にかけたフェロモンの効果だと気づくが竜咬蟲はそんな呪霊者の事情などお構い無しで彼女の顔に自らの顔を近づけ口から管を伸ばすと

「ん!?んんっ!」

呪霊者の口に管を侵入させるとすぐに液体のようなものを流し込んだ

呪霊者はすぐに「ぶはっ!おえ…」顔を振って吐き出そうとするも直接体内に入れられた液体のようなものはすぐに呪霊者の身体に吸収されると

「う…ぐっ…身体が…(動けない…それになんだか身体が熱い…)」

彼女の身体は軽い痺れを起こして動けなくなるが、同時に身体中に熱が入り晒された裸体の美しい双丘の先端がピンと立つ

すると竜咬蟲は器用に脚を使って呪霊者の下半身を守っていた鎧の残骸をバサッを取っ払う

「やっ…!見るな…!」

そこにはプクッと陰核を勃たせて尿とは違う液体を流す彼女の秘部が曝け出される

彼女の体内に流れた液体は竜咬蟲の雄が雌に交尾をする際にスムーズに行為を行えるように身体を一時麻痺させる効果と発情を促すフェロモンの混じった液体だったのだ

呪霊者は羞恥で顔を真っ赤にさせて手で隠そうとするも痺れでうまく動けず、むしろ身体を揺さぶって目の前の雄を誘惑してるようにも見える

すると竜咬蟲は尾の先からあるモノを展開する


「なっ…!」

呪霊者の驚きと共にズルッと展開されたソレは成人男性のモノより大きく、グロテスクで凶暴そうな竜咬蟲の生殖器だった

「や…やめ…そんなの入らない(あれ…身体が熱い…あんな悍ましいのにどこか逞しく見える…)」

呪霊者は身をよじって拒絶を示すが飲まされた液体の効果で生殖器そのものには嫌悪感が抱けず、むしろ好意的にすら見えていた

竜咬蟲は身をよじる呪霊者を交尾の催促と受け取ったのかガシッと力強く組み付くとトロトロと愛液を垂らす呪霊者の秘部めがけ

ーズヂュッ!♥

「い゛っ…!やだっ!抜いてぇ!(痛いのに…!どうして嫌じゃないの!?)」

生殖器を突き立てる竜咬蟲に呪霊者は叫ぶが身体は既にフェロモンの効果で発情しており、行為自体に拒絶はおろかどこか期待してるような感覚に困惑する

竜咬蟲の生殖器も普通の女性なら裂けてもおかしく大きさと太さを持った極悪な代物だが、竜核の力で常人から離れた頑強さと液体の効果で身体が発情しほぐれた呪霊者の秘部はその極悪なモノを真っ向から受け止める


ーズヂュ♥ズヂュ♥

「っ…♥お願い抜いて…あ゛っ!♥」

麻痺する身体をよじって抵抗するも、却って竜咬蟲を刺激してピストンを早める結果になる

呪霊者の身体はすっかり出来上がり、拒絶の声も弱々しく喘ぎ声の方が大きくなる

そして段々と生殖器に熱が入り膨張するような感覚が腟内で伝わると

「…!やだ…お願い中には…!」

このあと事を察した呪霊者はがっしり掴む竜咬蟲の身体を目一杯にポンポンと叩いたり、身をよじるがそれが決め手となり竜咬蟲は一気に生殖器を最奥までズズッ♥と押し上げ「お゛ぅ…!♥」と鳴かせると

ードプッ♥ドプッ♥

「あぁ…出されてる…♥私の腟内にこんなやつのが…♥」

ありったけの精を放出すると、絶頂で放心する呪霊者の子宮に生暖かい液体が注がれ

ーズポッ

「んぁ♥」

生殖器を引き抜いた竜咬蟲は「私は…まだ竜を…」とぶつぶつ呟きながら放心する呪霊者の身体を

掴むと自らの巣へ向かって羽ばたいて行った



森の奥地にある小高い丘の淵に作られた洞窟

その中にある竜咬蟲の巣へと連れ込まれた呪霊者はその日から事あるごとに竜咬蟲に犯される日々を送った

ーズヂュ♥ズヂュ♥

「ん゙っ♥いつまでっ…私の腟内に挿れてるつもりだ…♥」

呪霊者を巣に連れ込んだ竜咬蟲は番いとなる雌を得たのが嬉しいのか「〜♪」とまるで鼻歌を歌ってるかのように顎をカチカチを鳴らして呪霊者に夢中になっていた

もちろん連れ込まれた呪霊者は竜咬蟲が狩りで洞窟から飛び立ったすきに何度か脱出を試みたが、武器もなく一糸まとわぬ身体で森の奥地から脱出するのは困難であり、なにより

ーズヂュ♥…カプッ♥

「あむ…♥んぐっんぐっ…っは ふんっ相変わらず不味いな…(不味いのに…どこか癖になりそうな味…どうして?)」

呪霊者を犯しながら竜咬蟲は口から管を出すと呪霊者の口に向かって伸ばす、呪霊者も口を開けて管を口内に入れると竜咬蟲が狩った獲物をフェロモン混じりの養分として呪霊者に与える

呪霊者は他に食料を取る手段がなく、なによりこちらを番いとして認識して敵意を向けない竜咬蟲がいるこの洞窟が今ではどこよりも安全であると理解して彼に世話させる対価として交尾を受け入れることにしたのだ


彼から渋々と口を開けて受け取ると、竜咬蟲はそのまま交尾に至ることが多かった

ードプッ♥ドプッ♥

「ーッ♥相変わらずとんでもない量だ…私の子宮がパンパンじゃないか」

射精でポコッと精液で膨らんだお腹を撫でながら竜咬蟲を睨みつけるが

ー…ズヂュ♥ズンッ!♥

「ん゙ぁ♥ま、待てまだ出し終わってな…ンゴォ!♥」

まだ射精が終わらないうちから動き出すと呪霊者は絶頂しながら喘ぎ出すと洞窟からは女の声が絶えることはなかった


そんな日々を続けるうちに呪霊者に変化が訪れる


「んっ、ほら綺麗になったぞ」

毎日世話をしてくれる竜咬蟲にこのままでは気まずいと思ったのか呪霊者は竜咬蟲がたまに持ってくる他の冒険者の遺品とおもしき衣服の残骸から布をいくつか拝借して簡易的な布巾を作ると狩りから戻って来た竜咬蟲の身体を丁寧に拭いて労ったり


「絶対に無事に帰って来るんだぞ、お前がいないと私が困る」

と狩りに向かう竜咬蟲に寄り添って身体を撫でるとそのまま見送るのを日課としたり


「んぐっ…ごちそうさま」

狩りから帰り、身体を拭いてもらった竜咬蟲は管から養分を飲み込むと呪霊者は竜咬蟲の頬にチュッと感謝のキスをしたり


竜咬蟲の尾の先から生殖器が姿を覗き出し、それを見ると

「全く、そんなに見せつけなくても私は逃げないから ほらっ♥どうぞ♥」

ポンポンと竜咬蟲の身体を優しく叩いて安心させると寝床となる彼が外から持ってきて敷き詰められた藁の上に寝転がって秘部を広げて眼の前を雄を誘った

竜咬蟲は早速覆いかぶさると生殖器を秘部目がけて

ーズチュゥゥゥッ!♥

「んっ!♥♥バ、バカ!そんながっつくな♥」

遠慮なく突き立てる甘い声で叱る呪霊者だが、その行為にもはや嫌悪感はなく彼の為ならと率先して腰を振るようになったり

「あ゛♥だ、出すのかっ♥ほらっ遠慮なく出してっ♥♥」

ズチュ♥ズチュ♥と生殖器をピストンする竜咬蟲に限界が近いのを呪霊者は悟ると両手と両脚を使って彼の身体をホールドする

ードビュゥゥッ♥♥

「ーッ!♥♥」

番いの子宮に遠慮なくぶちまけられた精液は呪霊者の下腹部をググッと持ち上げる

「ふわぁ…♥相変わらず熱くて子宮が火傷しそう♥」

蕩けた顔で呪霊者は呟くと生殖器を抜くことなくそのまま竜咬蟲と抱き合って眠りについた



そんな淫靡な日々を続けたある日、呪霊者に決定的な変化が現れる

ードプッ♥ドプッ♥

「んぁぁっ!♥♥」

竜咬蟲からの精を受け止める呪霊者は変わらずに己の子宮に注がれる精液にうっとりしていたが、その時ドクン…!と身体の奥から鼓動を感じる

「えっ…なに…?」

思わず温かい精で満たされた下腹部を抱きしめると再びドクン…と何かの鼓動を感じると呪霊者の眼に涙が零れた

「あっ…私は…私は…!」

その原因は彼女の竜核だった

ほぼ毎日竜咬蟲の精を受ける事で竜核の力は日に日に弱まっていったのだ

そして弱まった竜核は呪霊者の胎内で新たな命が芽生えた時に砕け、彼女は竜核の呪いから解き放たれた

そして解き放たれた彼女は竜核の呪いで竜への妄執が消えて本来の自身を思い出し、そして今までの自身の所業に涙したのだ


元々は疾病に苦しむ故郷の村を助ける為に剣を握り、困難な竜狩り行うことを決意した心優しき女性だった

しかし竜核の妄執で己を忘れて竜を狩り続け、故郷の村はおろか自身の名さえ忘れてた彼女にはもはや何も残って無かった

「どうして…!私は…!」

もはや救いたかった故郷の村はどこにもなく、激しい自己嫌悪に陥り涙を流し慟哭する彼女を竜咬蟲はあわあわと心配そうに寄り添う

竜咬蟲が寄り添うと彼女の胎内で再びドクンと鼓動が伝わると女性は顔をあげて蟲の顔を見つめると彼に抱きつき

「もう…私にはあなたしかいないの…お願い、妻でも奴隷でも苗床でもいい…!私を側に置かせてください…!」

抱きつく彼女を竜咬蟲は優しく抱きしめると「ありがとう…」と呟き呪いが解けた影響か一気に気が抜けてそのまま眠りについた


翌日からの元呪霊者だった女性は今まで面倒を見てくれた竜咬蟲に報いるために献身的に世話をして尽くした

「お帰りなさい旦那様…すぐに身体を拭きますのでこちらに」

異形の蟲を「旦那様」と慕うようになり、狩りで外に出てる時以外は常に寄り添って世話をした

「んぐっ…ぷは…私のためにありがとうございます旦那様…///」

竜核が砕け力も人並みに戻った彼女はもう巣から出るつもりなければ動くつもりもなく、愛しき蟲の妻として尽くした


ーじゅぽ♥じゅぽ♥

「ふぁんなふぁま♥ずぞっ♥ふぃもいいふぇふか?♥♥」

寝転がる竜咬蟲の尾が抜き出した極悪なソレを愛しそうに口を目一杯に開けて咥え込む

彼女は子を孕んで先端が浅黒くなってきた豊満な胸に挟み込んだりしたり、雄を悦ばせる行為なら嬉々として行った

ードクッ♥

「んぐっ!♥ん゙っ…ごきゅ♥」

喉奥に放たれた精を丁寧に飲み込む女性は最後の一滴まで飲み干すと

「ごちそうさまでした旦那様♥次はこっちへ♥」

片手で秘部をグチョグチョとほぐしながら番いに跨ると勢いの衰えない剛直を優しく握り秘部へと誘導し

ーズンッ♥

「お゛っ♥深っ♥赤ちゃん押し上げられる♥」

一気に最奥まで咥え込むと幼虫のいる子宮まで到達して彼女は絶頂と共に仰け反る

「はーっ♥はーっ♥この感覚…好き…♥旦那様も私で気持ちよくなってくださいね♥」

そう言うと元呪霊者は竜咬蟲の下腹部に手をついてパンッ♥パンッ♥と上下に動き出す

大きく太い生殖器が外からでも彼女の下腹部でゴリッ♥ゴリッ♥と腟内を占拠してるのがわかるぐらいにくっきり浮かび上がる

番いの竜咬蟲は気持ちがいいのか顎をギチギチを鳴らして彼女の動きに身を任せ、雌雄はお互いに夢中になっていった

「旦那っ様ぁ!♥私の中にっ♥出してぇ!♥」

淫靡にかつリズミカルにゴチュ♥ゴチュ♥と腰を振る彼女は咥える生殖器に熱が籠もると涎を垂らして一心不乱に懇願する

番いのおねだりに竜咬蟲は応えるように勢いよく突き上げると「ぉ゙っ!♥♥」と唸りよがる雌の新たな命の宿る子宮に向けて

ーブビュゥゥゥッッ♥♥!

「んひぃぃぃっっ!♥♥」

ありったけの精液を放つと彼女は喘ぎ仰け反ってビクッビクッと子宮で受け止める

下腹部が臨月のように膨らみ、あまりの刺激で褐色がかった乳首からピュッ♥と母乳が吹き出る

「旦那様ぁ♥もっと♥気持ちよくなってぇ♥」

蕩けた顔で竜咬蟲にもたれかかる彼女は繫がりながらも全身を番いの身体にこすりつけるように動き出す

その行為に竜咬蟲は手脚で彼女をガシッと掴むと再び動き出す

「ん゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙っっ!♥♥♥」

洞窟からは幸せそうな雌の声が響き続け途絶えるときは無かった



竜核の呪霊者が巣に連れ込まれてある程度の月日が経った

竜咬蟲の巣では今まさに新たな命が誕生する瞬間だが

ーズヂュ!♥ズヂュ!♥

「い゛っ♥旦那様の蟲チ◯ポでゴリゴリされるの好きぃ♥ん゙ぉ゙っ♥赤ちゃんが旦那様に似て胎内で暴れるのも好きぃ♥」

既にはち切れんばかりお腹を膨らませた戻った呪霊者の女性は出産が近がろうがそんなのは関係なくひたすら夫なる番いと貪り合っていた


彼女の中の砕けた竜核は流石に超人的な力や肉体はなくなり一般的な肉体になった元呪霊者だが、その残滓の力は残っておりいつまでも劣化することなく繁殖に理想な肉体でいられた

既に孕んでる身体に常人なら破裂しかねない量の精液を受けても竜核の力の残滓で許容量以外は養分として吸収されていたが、元呪霊者の女性はそんなことを知る由もなく雌の本能に従ってひたすら愛しい雄を悦ばせる為、またその血を繫ぐための行為に耽っていた


ードクッ♥ドクッ♥

「ん゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙っ!♥♥旦那様の精子で子宮が溺れるぅぅっ!♥♥」

臨月以上に膨らんだ胎内にさらなる精が注がれ彼女は絶頂の快楽と番いの精を受ける幸福感に喘ぎ悶える

一回りも大きくなり先端が完全に褐色に染まった胸からはピューピューと母乳が絶え間なくあふれていた

ーズポッ♥

「んひっ♥…ッ!ひっ…!産まれる…旦那様の赤ちゃん…!」

竜咬蟲が生殖器を引き抜くとゴポッと白濁した性が番いの割れ目から溢れると同時に羊水も一緒に流れ、胎内の幼虫が出口を求めて激しく暴れては彼女のお腹を内側から刺激を送る

「お゛ぅ♥いぎっ♥暴れないでっ…ね?♥」

心配そうに抱きかかえる竜咬蟲の身体を分娩台代わりにして彼女は夫にしがみつき安心させながら力を振り絞る

「旦那様…大丈夫…♥ん゙っ!ぎぃぃぃっ!!♥♥」

ーズリュン

快楽でイきながら悶える番いの割れ目を押し広げて新たな命が誕生した


「はぁー♥はぁー♥赤ちゃん…私と旦那様の…♥」

産まれたのは彼女の美しい青い髪の色が遺伝した青色の幼虫だった

へその緒で繋がった幼虫を抱きかかえるすぐに絶え間なく流れる胸に誘うとチロチロとすぐに舐め始めた

「ぅ゙ぅ゙…私に家族ができたんだ…」

腕の幼虫を涙を流して抱きしめる元呪霊者、故郷も何もかもを失い竜核の呪いでいずれは理性なき竜に変貌してたであろう彼女は、こうして新たな命を産み母親として家族に恵まれた幸福に胸を震わす

すると抱きかかえる夫の竜咬蟲が妻の身を案じるように優しく抱きしめると彼女はさらなる幸福感に包まれる

「旦那様…私はあなたの雌になれた事を心から嬉しく思います…願わくばいつまでお側に…」

夫を見つめて呟く彼女はふと臀部に当たる熱いモノに気づく

「ふふ…♥わかりました♥まだ産んだばかりで少し緩いですが…ん゙っ!♥」

ソレは出産する姿に興奮したのか臨戦態勢の夫の生殖器であった

彼女は幼虫を抱きかかえながらへその緒が繋がったままの秘部をこすりつけるとズズッ♥と沈めていく

「いっぱいいっぱい産みますから末永くお慕いしています…旦那様♥」

そして夫の顎にキスをすると1人と1匹は次なる命を宿す行為に没頭していく


元呪霊者の脳内には愛しい番いと多くの異形の家族達に囲まれる未来を想い描きながら…



竜蟲の受胎者


あれから幾ばくかの月日が流れた

とある大森林の一角では竜咬蟲の一大群生地として知られるほどに多くの蟲が生息していた

その群生地の奥深く、かつて竜核の呪霊者と呼ばれた女性と彼女を見初めた竜咬蟲の巣では

ーゴチュ♥ゴチュ♥

「あ゛ーっ♥んおぉぉぉっ♥」

あの日から変わらずに交わる元呪霊者の女性と竜咬蟲が交わり続けていた

お腹は常に臨月状態でありボコボコと胎内の赤子が忙しなく動いては形を変え、片手では持ちきらないほどに更に一回り大きくなった胸からは絶えず甘い香りの母乳が吹き出しては幼虫と時折夫がゴクゴクと喉を潤す

ーゴチュ♥ゴリュッ♥

「あぎぃ♥旦那様ぁ♥旦那様との交尾大好きぃ♥もっと子宮ずぼずぼしてぇ♥赤ちゃん達もお乳を吸ってぇ♥もっともっと赤ちゃん産ませてぇ♥♥」

彼女にはかつて竜の呪いで常に険しい顔をしていた面影はどこにもなく、愛しい家族に囲まれて最愛の番いとの交尾に夢中で幸せ絶頂の蕩けた顔で今を噛み締めていた


そして彼女の周りでも変化はあり、変わった所と言えば

「お母さん、ご飯持ってきたよ♪」

元気な声で痴態に明け暮れる彼女に別の女性の声が伝わる

そこには元呪霊者に瓜二つの裸の少女が立っていた

容姿こそそっくりではあるが、その腕には父親譲りの翼が生えていた


竜咬蟲の幼虫を産み続けた彼女はある日から、人型の赤子も産むようなった

産まれる赤子は全てが女の子で、成長すると元呪霊者に瓜二つの容姿を持った美しい少女へと育った

ただその少女達は全員が何かしら蟲の特徴を備えていた、眼が複眼の者、額から触覚が生えてる者、そして眼の前いる翼の生えた者など様々だ

そして人と蟲を産み続けた母親の元呪霊者はある程度子供達を旅立たせると、ある日から夫と自身の身の回りを子供達が世話するようになり彼女は子供達からの好意に甘えると夫と交わることに専念し呪霊者から受胎者として常に夫と交尾をし続ける生活を送った

子供達の父親であり夫の竜咬蟲も長年妻を抱き続けた結果、竜核の残滓の影響を受けており受胎者の妻と似た体質になっていた

放った精が許容量を超え受胎者に養分として吸収され、それらが母乳として還元されるとそれを啜り飲む夫にまた吸収され精へと変換され終わりない交尾を続けた

唯一止まる行為が止まる時は子が産まれる時だけであり、それ以外は子供達に世話されながら彼女達の前でお構い無く行為に夢中になった


「「あむ…♥んぐっ…♥」」

愛しい番いとの間に産まれた愛娘から口づけで養分を受け取る受胎者

「ぷはぁ、そろそろ産まれそうだね♪」

母親へ養分を分け与えるとボコッボコッと形を変えるお腹を優しく撫でる娘

ーゴツッ!♥ゴツッ!♥

「あ゛っ!♥ぎっ!♥私達の愛しい娘…♥ほらぁ…あなたもお乳飲んでぇ♥」

「ん、それじゃあいただきます♪」

交尾を続けながら片手で夫の翼腕を握り、もう片方で娘の頭を撫でながら母乳のあふれる胸へと誘導させジュル…♥と飲み始めると

ーガプッ♥ ゴリュッ♥

「お゛っほ♥旦那様ぁ♥もっとお乳飲んでぇ♥突いてぇ♥♥」

娘に対抗心を燃やしたのかもう片方の胸をジュルルッ!♥と勢いよく吸いながら激しく生殖器を突き上げる

愛しい番いと愛する娘、そしてお腹を内側から叩く愛し子から快楽という刺激を受け取る受胎者は幸福と絶頂の渦に飲まれてひたすらに喘ぎ続ける

「(あぁ…呪われた私がこんなに多くの家族に囲まれて、今も新しい家族を産める幸せを手に入れるなんて…)」

絶頂の渦に飲まれながら両手で母乳を啜る1人と1匹の頭を撫でながら受胎者は想いを馳せる

そして娘に負けじと啜る夫の竜咬蟲を見つめると

「(旦那様♥あなたをいつまでも愛します…♥)」


すると竜咬蟲はおもむろに生殖器を奥まで突き上げると

ードビュッ!♥ドビュッ!♥

「あぎぃぃぃっっ!!♥♥♥(これからも末永くお願いしますぅぅぅ♥♥♥)」

「んぶっ!もう…お母さんのおっぱい飲み切れなくて身体にかかっちゃった♪ほら交代♪」

精液を妻の腟内に注ぐと胎内の赤子がさらに激しく動き出す、あまりの快楽にプシャー♥と母乳がシャワーのように吹き出して飲み切れなくて口を離した娘の身体に降りかかる

娘は吹き出す母乳に近くで寝ていた弟の幼虫を抱えると受胎者に近づけて代わりに吸わせた

受胎者が快楽で蕩けた顔をしていると一際ドンッとお腹を内側から叩かれ「いぎっ♥」と喘ぎ声が漏れてビクッと震わす

夫も何かを感じとるとズボッと普段は挿れっぱなしの生殖器を引き抜く

「あっ、お父さんが抜いたってことは…!?みんなー!新しい子が産まれるよー!」

「い゛っ♥ひっ♥」

ドボォと一気に白濁とした精液が逆流し、同時に羊水も漏れ出す

娘は他の妹達を呼びトテトテと走り


そして

「お母さん頑張って!」

「雄かなーそれとも雌かなー」

「んーっ♪お乳ぃ♪」

呼ばれた娘達は母親を応援したり、産まれる子を期待したり、絶え間なく流れる胸にありついて啜ったりと様々な態度見せる

そんな愛し子達に見守られながら

「ん゙お゛ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙っっ!♥♥♥」

ーズリュン

「あ、私達と同じ雌だー♪」

「お母さん、おっぱいごちそうさま♪」

「ほらっあなた達も手を動かす」

産まれた赤子をテキパキとへその緒を処理して抱っこすると

「ほらっお母さん、お父さん私達の妹だよ♪」

とだらしなく蕩けた顔をする母親に渡すと受胎者と夫の竜咬蟲は赤子を覗き込むと

「はじめまして…私達の可愛い娘…♥」

新しい家族を祝福した


この日、新たな家族が加わり巣はより賑やかになっていく

そして新たな命を産んだ受胎者は

ードビュュュゥゥ!!♥♥

「んおぉぉぉっ!♥♥旦那様ぁ♥いっぱい家族を作るのぉ♥もっともっと孕ませてぇ♥♥」

腕に産んだ赤子を抱えながら次なる命を宿す行為に勤しんでいた

そしてこの日、彼女の胎内に新たな命が宿り受胎者の幸福は続いていく…もう彼女は1人になることは永遠にないだろう

もう彼女には百を超える愛しい家族と愛する夫がいるのだから……

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