秘湯の情事
・サンゾロ
・時系列はワノ国の合流後
・青姦(温泉エッチ)描写あり
・妄想の詰め合わせ
以上が大丈夫な方、このままどうぞ
静かな竹林の中に温かな湯けむりが上がる
ここはワノ国の片隅にある秘湯
もはやこの国では希少なものとなりつつある何者の手も入っていない自然の風景に、見た者はおもわず神秘的な美しさを感じるだろう
だが今、そんな神秘的な場所では実に淫らな行為がされていた
チュプ、ジュプ
湯船を囲む岩に背を預け、ゾロはサンジと向かい合う
側には乱雑に脱ぎ捨てられた二人の着物と、ゾロの刀が置かれている
二人は互いに褌一丁で半分程湯に浸かり、口を吸い合う
唇が重なり合う度わざとらしいリップ音が上がり、掠れたような呼吸が漏れる
その呼吸が水音に溶ける様に、サンジは満足げに笑みを浮かべた
「まさかワノ国にこんないい場所があったなんてな」
「これで酒でもありゃ、完璧なんだがな」
口端から細い糸を垂らしながらボヤくゾロに、サンジが「こらこら」と声をあげる
「風呂入りながら酒飲むのはあんまよくねェって、この前チョッパーが言ってたぞ。それに、今は酒じゃなくてこっちに集中しろ」
そう言うとサンジは目の前を走る縫い傷を舐め、爪先で乳首を弾いた
サンジはそのまま鍛えられた腹筋を撫で、視線と手を下半身に向かわせる
固く締められた白褌はぐっしょりと濡れ、雄々しく天を仰ぐゾロの中心を透かしている
「おーおー、相変わらず元気なムスコだな。さすが剣豪サマ。まっ、おれの方がもっとすげェがな」
サンジは少し荒い布地の上から裏筋を撫で上げ、亀頭を唇で軽く挟みながら玉袋を揉みしだく
「何言ってやがるこのエロガッパ。てめェよりおれのほうが百倍すげェ」
「言ってろ、このスケベマリモ。おれに突っ込まれて、そのすげェモンから子種無駄打ちしてるのはどこのどいつだよ」
そう言うとサンジは褌の上から自身の中心を撫でる
太く靱やかに反り返り、同じく濡れ透けた褌を押し上げている
その様子にゾロの喉が微かに動いた
「おいコック」
「ん?」
「そんなに言うならよ、そのすげェの、ココにくれるか?」
そう言ってゾロはニヤリと笑い、褌の縦みつをずらす
まだ指も挿れていないにも関わらず、その入口は挑発的にひくついていた
サンジはそんな恋人兼喧嘩相手の姿にガシガシと頭をかきながらため息をつく
「ハァ…久しぶりだからもっとゆっくりしようと思ってたが…」
ザブザブと波を立てながらゾロに近付き、自分の方に尻を突き出させる
「おれもそうだが、やっぱTバックなんだな。ワノ国の野郎はみんなエロいのか?」
そのまま縦みつをさらにずらして尻たぶに引っかけ、自身の前袋もずらす
ぶるんと揺れながら飛び出した中心で、尻の割れ目を撫でてから入口にあてがう
「泣きわめいても止めねェからな」
「ハッ、上等」
ゾロの声を合図に、サンジは一気に腰を入れた
バシャッバシャッ、パンパンッ
恋人の背中にしがみつき、一心不乱に腰を振る
湯が激しく波打ち、竹林に水音が響く
上気した肌を汗が流れ、穏やかな陽の光に照らされる
ゾロの背中は耐えるように弧を描き、食いしばった口から呼吸が漏れる
その掠れた息遣いにサンジの呼吸が重なり、二人にさらなる快感を与えていた
「がっ、うぐっ!うっ!」
「んっ!くぅっ、んんっ!」
「ハァ…どうだ…?この、淫乱マリモが」
背中に張り付くサンジの声が、ゾロの鼓膜を震わせる
「んっ、ハァ…悪くねェな…そういうてめェは、どうなんだ…?まァ、聞かなくても、わかるか」
「あたり、まえだろ…ハァ…今日は、たらふくココに、入れてやるよ…」
そう言うとゾロの腰を掴んでいた手が前に回り、指でゾロの腹筋を軽く押す
「ハァ…そうかよ…しっかし、いいもんだな…褌締めて、ヤるのも…!」
汗を滲ませて笑うゾロの声に、サンジの息が少しあがる
そして少し間を於いてから「てめェとならな」と返した
二人は繋がったままゆっくりと身体を落とし、完全に湯に浸かる
サンジが胡座をかいた膝にゾロを乗せ、後ろから抱きつくように支える
「ゾ、ロ」
「ん」
ゾロが振り向き、どちらからともなく舌を絡める
褌の上から己を扱く手に、サンジの手が重なった
「中、出していいか?」
「言ったろ、うっ、すげェの、くれって」
「チンコ、出さねェのか?んっ、フンドシ汚れるぞ」
「構わねェ。おれがてめェの、褌( コイツ)が、おれの子種を、孕む」
「なんだよ、それ」
そう言って苦笑するサンジの腰はピッタリとゾロに擦り付き、熱い砲身は絶え間なく突き込まれた
荒い呼吸が重なり、全身が震える
二人はもう一度唇を重ね、深く深く吸い合った
そして、
「あっ、がっ、あぁぁっ!!」
「うっ、くっ、んあぁぁっ!!」
身体が大きく痙攣し、二人は勢いよく吐精する
重なり合った低い声が竹林に響き、温かい水面に白濁が浮かんだ