『禁止用語Z/何故この言葉を調べてはならないのか』

『禁止用語Z/何故この言葉を調べてはならないのか』


ギム「という訳で今回は自分達で検索していこうと思う」

「協力ありがとう夏葵」

夏葵「良いですよ〜」

「面白そうだし」ドンッ

英志「ここまできたら気になってしょうがないからなぁ」


ギム「それではお手を拝借」

夏葵「はい」🫴


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地球の本棚


アユム「ほぇ〜紅白で観た図書館みたい」

2人「なんでいるの!?」

アユム「2人が入る瞬間に便乗しました」✌️

ギム「幽体離脱の応用か…?興味深い」


英志「あ、アユム。急に寝たと思ったらそこにいるのか?」


ギム「じゃあ気を取り直して」

「キーワードは『ズンボガンボ』『禁止用語』」

アユム「おお〜宙に文字が」

ギム「…やけに単語が多いな。『くしゃがら』…もしかして他のワードで隠蔽してる…?」


英志「…は?」

ギム「どうした」


英志「…ギム君、口のなか」

ギム「口がんぼどうずんぼ」


ギム(!?!?)

アユム「…ギムパイセン。あの本」


真っ黒な本が一つ

勝手にページが開かれる

そのページには


「『袋とじ』」


アユム「なにかヤバいぞこれ!!」結界をはる

ギム「ズンボガンボズンボガンボ…?」

アユム(…!人より理解力があるから真っ先に侵食されたんだ!)

((案内人)がやられたら外に出られない!)


アユム「しっかりしろギムパイセン!!」

「絶対なっつんパイセンの手を離すな!!」

「…やっぱ変身出来ないか!」

とりあえず2人を連れ走る


英志「みんなしっかりしろ!どうなってるんだ!!」


アユム(アレは『霊』とかそんな沙汰じゃない)「あーあ。真面目に修行しとくんだったな」


この存在を『言語』で説明するのは不可能なので控えさせて頂く



?「盆で帰っててちょうど良かった」


葛葉紘太「お陰でSOSがすぐに届いたぜ」


英志「どうしても『人』の手に余る存在と出会った時に念じろって渡されてた橙色のお守り」

「通じた…?」


紘太「お前さん、少々おいたが過ぎたな」『ソレ』を掴む

「しばらく大人しくしててくれよ…!」

クラックに投げ込む


3人「はっ!!」ガバッ


英志「みんな無事か!?」

紘太「とりあえずはな」

英志「うおぉお!?」

紘太「おっといけね」一般人の姿に

「そう畏まらなくて良いよ」

「大きくなったなぁ英志君」

英志「…貴方が前に父さんが話してた神様…?」

紘太「おう!葛葉紘太。他の星で神をやってる者だ」ニッ


紘太「あれは一種の『現象』のようなものだ」

「それでいて生物的に罠をはる」

「いずれまた戻ってくるだろうな」

「もう関わらないかは運次第かな」

「対処法としてみんなの記憶を一部消しておいた」

「くれぐれも『思い出さない』様にな」


フィリップ「今回はどうお礼を言ったらいいか…」

紘太「子供達をあまり叱らないでやってくれ」

フィリップ「あぁ。既に術中にハマってた事を見抜けなかった我々にも責任がある」

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春奈「なんでその話を夜するの!?!?」ギャン泣き

夏葵「涼しくなる話してって言ったの春ねぇじゃん!」



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